中尾憲太郎(NUMBER GIRL)の使用ベースと音作り|プレシジョンベースとシグネチャー・プリアンプ「Scrolls」を図で解説【SPIRAL CHORD・Crypt City】
更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
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- 中尾憲太郎は、NUMBER GIRL(ナンバーガール)のベーシスト。1995年に福岡で結成されたNUMBER GIRLで、2002年の解散まで、そして2019〜2022年の再結成でもベースを弾きました。解散のあとはSPIRAL CHORD、Crypt City、勃殺戒洞などで活動しています。
- いまのベースはプレシジョンベース(型)。ジャズベースは好まないと紹介され、NUMBER GIRLの後期にはモズライトのベンチャーズ・モデルも使っていました。2026年5月16日には、EarthQuaker Devicesからシグネチャーのベース用プリアンプ「Scrolls(スクロールス)」ベースオデッセイが出ています。ベースのメーカーや年式まで分かる公式の機材リストは見つかりませんでした。
- 当店にはいまプレシジョンベース型の在庫がないため、写真の代わりに図で、機材の移り変わり、Scrollsのしくみ、中古で見るところ、代わりの機材をまとめました。買取も受け付けています。
NUMBER GIRL(ナンバーガール)のベーシスト、中尾憲太郎。
向井秀徳の歌とギター、田渕ひさ子のギター、アヒト・イナザワのドラム。2本のギターが鳴り続ける音の下で、低い音を受け持っていたのが中尾憲太郎です。解散のあともいくつものバンドで弾き、2026年には自分の名前の付いたエフェクターも出しました。
この記事では、中古ギター店を営んでいる私が、中尾憲太郎とNUMBER GIRLの歩み、本人のベースと機材、プレシジョンベースの音をいまそろえる方法を、映像と自作の図でまとめました。プレシジョンベース型の在庫がいまないため、写真は載せていません。
- 中尾憲太郎がどんなベーシストか(年表・エピソードつき)
- NUMBER GIRLの映像と、中尾憲太郎のベースが聴ける名曲10選
- 解散のあとのバンド(SPIRAL CHORD・Crypt Cityなど)
- 本人のベースと機材、シグネチャーのプリアンプ「Scrolls」のしくみ
- プレシジョンベースのしくみと、中古で見るところ7つ
- いま新品でそろえる「中尾憲太郎っぽい音」
中尾憲太郎ってどんな人?
| 名前 | 中尾憲太郎(なかお けんたろう) |
|---|---|
| 担当 | ベース(NUMBER GIRL、1995〜2002年・2019〜2022年) |
| NUMBER GIRLでの名義 | 名前のあとに年齢を付けた「中尾憲太郎○歳」 |
| 解散のあとの活動 | SPIRAL CHORD(2004年に加入)、Crypt City、勃殺戒洞、ART-SCHOOLのサポート、浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS など |
| 主なベース | プレシジョンベース(型)。NUMBER GIRLの後期はモズライトのベンチャーズ・モデル |
| シグネチャー | EarthQuaker Devices「Scrolls」ベースオデッセイ(2026年5月16日発売のベース用プリアンプ) |
NUMBER GIRLは、1995年8月に福岡で結成された4人組のロックバンドです。メンバーは向井秀徳(ボーカル・ギター)、田渕ひさ子(ギター)、中尾憲太郎(ベース)、アヒト・イナザワ(ドラム)。1999年5月、シングル「透明少女」で東芝EMIからメジャーデビューしました。
2002年11月30日、札幌でのライブを最後に解散。17年たった2019年2月15日に再結成を発表し、2022年12月11日、横浜のぴあアリーナMMでの『NUMBER GIRL 無常の日』で、ふたたび解散しました。解散していたあいだも、中尾憲太郎はSPIRAL CHORDなどでベースを弾き続けています。
歩みが分かるエピソード8つ
資料で確かめられた話から集めました。
- 「中尾憲太郎○歳」という名前
NUMBER GIRLのころ、中尾憲太郎は、名前のあとに年齢を付けた「中尾憲太郎○歳」という名義で活動していました。 - 1995年、福岡で4人がそろう
NUMBER GIRLの結成は1995年8月、福岡。向井秀徳、田渕ひさ子、中尾憲太郎、アヒト・イナザワの4人でした。1997年には、インディーズで1枚目のアルバム『SCHOOL GIRL BYE BYE』を出しています。 - 1999年、「透明少女」でメジャーへ
1999年5月、東芝EMIからシングル「透明少女」でメジャーデビュー。同じ年の7月23日に、メジャーで1枚目のアルバム『SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT』を出しました。 - アメリカのプロデューサーと組む
2枚目のシングル「DESTRUCTION BABY」からは、ウィーザーやフレーミング・リップスの仕事で知られるデイヴ・フリッドマンがプロデューサーに。2000年の『SAPPUKEI』、2002年の『NUM-HEAVYMETALLIC』も、彼のプロデュースです。 - 2002年11月30日、札幌で最後のライブ
2002年11月30日、札幌でのライブを最後に、NUMBER GIRLは解散します。この日の演奏は、ライブ盤『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』に収められました。メジャーデビューから、3年半ほどの活動でした。 - 2004年、SPIRAL CHORDに加わる
SPIRAL CHORDは、元COWPERSのゲンドウと、200MPHのHERAを中心に、2003年に生まれたバンドです。2004年1月、中尾憲太郎がベースで加わり、ゲンドウ(ボーカル・ギター)、HERA(ドラム)との3人組になりました。 - 2019年の再結成と「昔のモズライト」
2019年2月15日、NUMBER GIRLは再結成を発表します。2019年7月27日の新宿LOFTのライブを伝えたrockinon.comの記事には、最近はもっぱらプレシジョンベースの中尾憲太郎が、この日は昔のモズライトを持ってきた、と書かれています。 - 2026年、自分の名前のエフェクター
2026年5月16日、アメリカのEarthQuaker Devices(アースクエイカー・デバイセス)から、中尾憲太郎のシグネチャーモデル、ベース用プリアンプ「Scrolls」ベースオデッセイが出ました。構想は2017年から。2024年に開発が本格的に動き出したと紹介されています。
映像で見るNUMBER GIRL
同じ「透明少女」を、1999年と2022年で聴きくらべられるように並べました。
まずはデビュー曲「透明少女」。
NUMBER GIRL「透明少女」
ライブ盤やベスト盤の題名にもなった「OMOIDE IN MY HEAD」。題名に『THE MATSURI SESSION』と付いた映像です。
NUMBER GIRL「OMOIDE IN MY HEAD」(『THE MATSURI SESSION』より)
最後は2022年12月11日、ぴあアリーナMMでの『NUMBER GIRL 無常の日』から「透明少女」。最初に見たデビュー曲のミュージックビデオと、23年あとの音を聴きくらべてみてください。
NUMBER GIRL「透明少女」(『NUMBER GIRL 無常の日』2022年12月11日・ぴあアリーナMM)
中尾憲太郎のベースが聴ける名曲10選
中尾憲太郎がベースを弾いた、NUMBER GIRLの曲から10曲。作詞・作曲のクレジットは、今回の調べで曲ごとに確かめられなかったため、書いていません。
メジャーデビュー曲。中尾憲太郎のベースを最初に聴くならこの曲です。
メジャーで1枚目のアルバムの、いちばん最初の曲です。
2分29秒の短い曲です。
5分を超える、アルバムの中では長めの曲です。
デイヴ・フリッドマンが関わるようになった、最初のシングルです。
デイヴ・フリッドマンと作った、3枚目のアルバムから。
同じく『SAPPUKEI』から。全11曲のアルバムです。
2001年のFUJI ROCK FESTIVAL、2002年のROCK IN JAPAN FESTIVAL、2002年11月30日の札幌の最後のライブと、演奏の映像が多く残っています。
最後のスタジオ・アルバム『NUM-HEAVYMETALLIC』につながる曲です。
映像は上の『THE MATSURI SESSION』でどうぞ。
NUMBER GIRLの中のベース
NUMBER GIRLは、ギターが2本のバンドです。向井秀徳が歌いながらギターを弾き、田渕ひさ子がもう1本のギターを弾きます。高い音はギター2本が埋め、低い音を受け持つのはベース1本だけ。2本のギターに負けない太さが、この編成のベースには要ります。
| アルバム | 発売 | ひとこと |
|---|---|---|
| SCHOOL GIRL BYE BYE | 1997年 | インディーズでの1枚目 |
| SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT | 1999年7月23日 | メジャー1枚目。「透明少女」入り |
| SAPPUKEI | 2000年7月19日 | デイヴ・フリッドマンのプロデュース。全11曲 |
| NUM-HEAVYMETALLIC | 2002年4月 | 最後のスタジオ・アルバム |
| サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態 | (ライブ盤) | 2002年11月30日、札幌での最後のライブ |
2019〜2022年、再結成から「無常の日」まで
2019年2月15日、NUMBER GIRLは再結成を発表しました。メンバーは、結成のときと同じ4人です。
2022年には、その年のうちに解散することを発表。12月11日、横浜のぴあアリーナMMでの『NUMBER GIRL 無常の日』を最後に、ふたたび解散しました。この日の「透明少女」は、上の映像で見られます。
解散のあとのバンド
中尾憲太郎が弾いてきたバンドのうち、資料で確かめられたものを図にまとめます。
SPIRAL CHORDは、90年代のオルタナティブ・ロックを引っぱってきた3人がそろったバンドと紹介されています。
浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSは、浅井健一(ボーカル・ギター)のバンド。ベース・マガジンの2020年の記事に、中尾憲太郎がこのバンドで弾いていることが書かれています。2021年春からは2代目のベーシストに替わりました。
Crypt Cityと勃殺戒洞は、音楽ニュースの記事などで、いまの活動として名前が挙がるバンドです。ギター2本の4人組でも、3人組でも、ベースの太さで曲を支えるのが中尾憲太郎の居場所です。
SPIRAL CHORDのCD 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSのCD
中尾憲太郎のベースの特徴3つ
① プレシジョンベース派
フェンダーのサイトの対談「B×B」では、ジャズベースを使うSCOOBIE DOのナガイケジョーと、プレシジョンベースを使う中尾憲太郎が向き合いました。中尾憲太郎は、プレシジョンのほうがバンドの音のまとまり(一体感)を生みやすい、と話しています。
Wikipediaには、「アタックが強すぎて音にならない」という理由で、ジャズベースは好まないと書かれています。音の立ち上がりより、バンドに溶ける太さを取る人だと言えます。
② 時期ごとにベースを持ち替えてきた
NUMBER GIRLのころは、ベースを何度か持ち替えたと紹介されています。後期に使っていたのが、モズライトのベンチャーズ・モデル。2019年の再結成のころは「最近はもっぱらプレシジョンベース」と書かれながら、新宿LOFTには昔のモズライトを持ってきています。
③ 足元の音作りにこだわる
中尾憲太郎の足元(エフェクターを並べたボード)は、デジマート・マガジン(2016年)、ベース・マガジン(2020年)、SPICEの連載「人の足下見やがって」など、何度も取り上げられてきました。その経験から生まれたのが「Scrolls」です。
本人のベースと機材
メーカーや年式まで分かる公式の機材リストは見つかりませんでした。2つ以上の資料で確かめられたことだけを書きます。
| 項目 | 分かっていること |
|---|---|
| いまのベース | プレシジョンベース(型)。フェンダーのサイトの対談、2019年のライブレポート |
| メーカー・年式 | 確かめられませんでした |
| NUMBER GIRLの後期 | モズライトのベンチャーズ・モデル(機材のまとめサイト、2019年のライブレポート) |
| ジャズベース | 好まないと紹介されている(Wikipedia) |
| アンプ | Gallien-Krueger(ギャリエン・クルーガー)。NUMBER GIRLのころの機材のまとめと、ベース・マガジンの人物紹介の両方に名前がある。型番は資料ごとに違う |
| プリアンプ | NUMBER GIRLのころの機材として、SansAmp BASS DRIVER DIの名前が2つの資料に。2026年からは自分のシグネチャー「Scrolls」 |
| ペダル | ボグナーの「HARLOW」の名前が2つの資料に。ほかは時期で変わっている |
| 弦 | 確かめられませんでした |
| シグネチャーモデル | EarthQuaker Devices「Scrolls」ベースオデッセイ(2026年5月16日) |
NUMBER GIRLのころから名前が出るのはGallien-KruegerのアンプとSansAmp BASS DRIVER DI。いまの中心はプレシジョンベースとScrollsです。
シグネチャーのプリアンプ「Scrolls」
「Scrolls(スクロールス)」ベースオデッセイは、アメリカのEarthQuaker Devicesが作る、ベース用のプリアンプです。日本ではヤマハミュージックジャパンが輸入して、2026年5月16日に発売しました。
構想は2017年に始まり、2024年に開発が本格的に動き出しました。中尾憲太郎の「マルチエフェクターにしたくない」という思いから、EQ(音の高さごとの量の調整)とOverdrive(歪み)の2つに絞って作られています。
歪みの部分は、真空管アンプのような歪みで、本人が持っている珍しいペダルがヒントになったと紹介されています。Blendは、元の音と歪んだ音を混ぜる量のつまみです。EQは20Hz〜10kHzの広い範囲で調整でき、Vari-Freqで効かせる音の高さを動かせます。3つのボタンは、Deep(80Hzの低音を足す)、Process(中域を削る)、Bright(5kHzの高音を足す)。
出力は、アンプへの標準の出力、卓(ミキサー)へのXLR出力、元の音を分けるパラレル出力の3つ。アンプと卓の両方に、自分の音を届けられる作りです。
プレシジョンベースってどんなベース?
プレシジョンベース(略して「プレベ」)は、フェンダーが1951年に出したエレキベースです。エレキベースの元祖とされます。中古でいちばん多く並ぶのは、プレシジョンベース型とジャズベース型。違いを図にしました。
プレシジョンベースは、ピックアップが1つで、つまみも音量と音色の2つだけ。音を細かく変えられないぶん、迷わないベースです。ジャズベースは2つのピックアップを混ぜて、輪郭を変えられるのが持ち味。中尾憲太郎がジャズベースを「アタックが強すぎて」と好まないのは、この輪郭の強さのことだと読めます。
モズライトのベースとは
モズライトは、アメリカのギターメーカー。ベンチャーズ・モデルは、ザ・ベンチャーズの名前が付いたシリーズです。中古では数が少なく状態の差も大きいので、まずはプレシジョンベース型から始めるのが近道です。
プレシジョンベース型の選び方
いま当店に、プレシジョンベース型の在庫はありません。そのかわり、これから探す人のために、店主として見ておきたいところをまとめました。
| 見るところ | ポイント |
|---|---|
| ピックアップ | 真ん中で2つに分かれた形が基本。ブリッジ側にもう1つ足した「PJ」は、プレシジョンとジャズを混ぜた別の形 |
| ネックの太さ | モデルで太さが違う。手の小さい人は、細めのネックのプレシジョン型を探すとよい |
| 重さ | 立って長く弾くなら大事。木の重さで、同じ形でもかなり違う |
| パッシブかアクティブか | ふつうのプレシジョン型は電池のいらない「パッシブ」。電池で動く「アクティブ」とは音の出方が違う |
中尾憲太郎っぽさを目指すなら、まずはパッシブのプレシジョンベース型を1本。そこに歪みとEQのペダルを足せば、音の骨組みはできます。
中古のプレシジョンベース型を買うときに見るところ7つ
店主として毎回確かめているところです。個人から買うときにも使えます。
ネックがまっすぐに調整できるか。トラスロッド(ネックの中の金属の棒)が、締める・ゆるめるの両方に回るかを確かめます。当店では、7フレットのすき間と12フレットの弦高を在庫ページに書いています。
2つに分かれたピックアップは、片方が太い2本、もう片方が細い2本の弦を受け持ちます。4本を順に鳴らして、1本だけ音が小さくないかを確かめます。
2つのつまみを回し、シールドを挿したジャックを軽く動かして、「ガリッ」という雑音が出ないかを見ます。
低いポジションのフレットは減りやすいところ。当店では、フレットの残りを%で書いています。
ブリッジのサドルにさびや固着がないか、弦高を下げられる余裕があるかを確かめます。
ピックアップやつまみが替えられているベースもあります。元の部品か、配線が丁寧かを見ておきます。
プレシジョンベース型は、木によって重さがかなり違います。当店では、すべての在庫の重さを実測して書いています。ケースなどの付属品も見ておきましょう。
いま揃える「中尾憲太郎っぽい音」
プレシジョンベース型+歪みとEQを土台にした一例です。本人のシグネチャーのScrolls以外は、どれも本人の機材ではなく、代わりに選んだ定番です。
いちばん大事なのは、まずベースをアンプに直接つないで鳴らすこと。太さが出ているかを確かめてから、歪みを少しずつ足していきます。歪ませすぎると、低い音がぼやけることがあります。
そろえる順番(費用の小さい順)
ひとつずつ紹介
※商品の値段は日々変わるため、リンク先でご確認ください。
家で練習するなら
NUMBER GIRLの曲をコピーするなら、まずはドラムと合わせることから。
- ルートを8分音符で
コード(和音)のいちばん下の音「ルート」を、8分音符で弾き続けます。メトロノームは遅めから。音の長さと強さをそろえることだけ考えます。 - バスドラムと合わせる
曲を流して、ドラムのバスドラム(足で踏む太鼓)が鳴るところで、ベースの音も一緒に鳴るように弾いてみます。ベースとドラムがそろうと、音が急に太く聞こえます。 - ギターに負けない音量を探す
曲に合わせて弾き、ベースが聞こえなくなるところで、弾く強さとアンプの音量を見直します。 - 映像に合わせて弾く
最初は「透明少女」のサビだけ、次は1曲通して、と少しずつ伸ばします。
用語ミニ辞典
この記事に出てきた言葉を、ベースを始めたばかりの人向けにまとめました。
- プレシジョンベース(プレベ)
- フェンダーが1951年に出した、エレキベースの元祖とされる形。太い低音が持ち味。
- ジャズベース(ジャズベ)
- フェンダーのもう1つの定番のベース。ピックアップが2つで、輪郭のはっきりした音。
- モズライト
- アメリカのギターメーカー。ザ・ベンチャーズの名前が付いたモデルで知られる。
- プリアンプ
- ベースの音を整えたり、太くしたりしてから、アンプや卓へ送る機材。
- オーバードライブ(歪み)
- 音をわざと割れさせて、荒さや迫力を足すこと。またはそのためのペダル。
- EQ(イコライザー)
- 低い音・中くらいの音・高い音の量を、それぞれ上げ下げするしくみ。
- XLR出力・DI
- ライブハウスの卓(ミキサー)へ、雑音に強い形で音を送る出力と、そのための機材。
- エフェクト・ループ
- 機材の途中に、ほかのペダルをはさめるようにした差し込み口。
NUMBER GIRLのメンバー
1995年の結成から2002年の解散まで、そして2019〜2022年の再結成も、この4人です。
61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)
ほかの記事:田渕ひさ子(NUMBER GIRL)/向井秀徳(NUMBER GIRL・ZAZEN BOYS)/J(LUNA SEA)/HEATH(X JAPAN)/TAIJI(X)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/Toshiya(DIR EN GREY)/GISHO(PENICILLIN)/ka-yu(Janne Da Arc)/hide(X JAPAN)/PATA(X JAPAN)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/布袋寅泰(BOØWY)/松本孝弘(B'z)/KAZUMA(SIAM SHADE)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)/you(Janne Da Arc)/INORAN(LUNA SEA)/DAITA(SIAM SHADE)/HISASHI(GLAY)/TAKURO(GLAY)/JIRO(GLAY)/青木智仁(ベーシスト)/NATCHIN(SIAM SHADE)/鮎川誠(シーナ&ロケッツ)/亀田誠治(東京事変)/高中正義(ギタリスト)/Char(ギタリスト)/YOSHIKI(X JAPAN)/平沢進(P-MODEL)/千聖(PENICILLIN)/Toshl(X JAPAN)/アッコ(GO!GO!7188)/フルカワミキ(SUPERCAR)/アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/ルーク篁(聖飢魔II)/hyde(L'Arc〜en〜Ciel)/松井常松(BOØWY)/ユウ(GO!GO!7188)/ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/薫(DIR EN GREY)/中村弘二(SUPERCAR)/長岡亮介(東京事変)/Die(DIR EN GREY)/いしわたり淳治(SUPERCAR)/椎名林檎(東京事変)/チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/稲葉浩志(B'z)/TERU(GLAY)/I.N.A.(hide with Spread Beaver)/氷室京介(BOØWY)/RYUICHI(LUNA SEA)/真矢(LUNA SEA)/今井寿(BUCK-TICK)/三輪テツヤ(スピッツ)/EMMA(THE YELLOW MONKEY)/生形真一(ELLEGARDEN)/田原健一(Mr.Children)/横山健(Hi-STANDARD)
まとめ
中尾憲太郎は、1995年の結成から2002年の解散まで、そして2019〜2022年の再結成でもNUMBER GIRLでベースを弾いたベーシストです。解散のあいだもSPIRAL CHORDなどで弾き続け、2026年には自分の名前の付いたプリアンプ「Scrolls」を出しました。
本人と同じベースは分からなくても、パッシブのプレシジョンベース型と、歪みとEQのペダルがあれば、中尾憲太郎の音の骨組みはできます。まずはベースをアンプに直接つなぎ、「透明少女」に合わせて、ドラムとそろえてルートを弾くところから始めてみてください。
プレシジョンベース型のベースを探している方へ
いま当店にプレシジョンベース型はありませんが、ネック・弦高・オクターブを調整したベースを在庫一覧に並べています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったプレシジョンベース型、ありませんか?
当店は、プレシジョンベース型をはじめ、エレキベース・ギターを買い取っています。フレットが減っている、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia「中尾憲太郎」「ナンバーガール」「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」「SAPPUKEI」「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」(写しのwikid・Weblio・Wikiwandをふくむ)、英語版「Number Girl」
- KAI-YOU、ぴあ、モデルプレス、デイリースポーツ、livedoorニュース、PHILE WEB、renote
- rockinon.com:NUMBER GIRL/新宿LOFT 2019.07.27 ライブレポート
- Fender News:対談「B×B」(中尾憲太郎×ナガイケジョー)
- デジマート・マガジン(2016年)、ベース・マガジン:BASSIST FILE 中尾憲太郎・ペダルトレインの記事(2020年)、SPICE:連載「人の足下見やがって」
- Vitro sound:中尾憲太郎(NUMBER GIRL時代)の機材まとめ、effector press、wiki3
- PR TIMES(ヤマハミュージックジャパン)・マイナビニュース:「Scrolls」ベースオデッセイ発売のお知らせ、EarthQuaker Devices:Meet Kentaro Nakao、Bass Magazine(米国)
- SPIRAL CHORD:CDJournal、indiesmusic.com、ニコニコ大百科
- 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS:Real Sound、Billboard JAPAN/Crypt City・勃殺戒洞:音楽ナタリー、SPICE
- Apple Music、Billboard JAPAN(アルバム・ライブ盤の情報)
よくある質問
中尾憲太郎が使っているベースは何ですか?
いまはプレシジョンベース(型)が中心です。フェンダーのサイトの対談にプレシジョン派として登場し、2019年のライブレポートでも「最近はもっぱらプレシジョンベース」と書かれています。メーカーや年式まで分かる公式の機材リストは見つかりませんでした。
NUMBER GIRLのころは、どんなベースを使っていましたか?
ベースを何度か持ち替えたと紹介されています。後期に使ったのは、モズライトのベンチャーズ・モデルです。2019年の新宿LOFTのライブにも、昔のモズライトを持ってきたと伝えられています。
ジャズベースは使わないのですか?
Wikipediaでは「アタックが強すぎて音にならない」という理由で、ジャズベースは好まないと紹介されています。フェンダーのサイトの対談でも、プレシジョンのほうがバンドの一体感を生みやすいと話しています。
中尾憲太郎モデルはありますか?
2026年5月16日に、EarthQuaker Devicesからベース用プリアンプ「Scrolls」ベースオデッセイがシグネチャーモデルとして出ています。ベース本体のシグネチャーモデルは、今回の調べでは確かめられませんでした。
Scrollsはどんなエフェクターですか?
本人の「マルチエフェクターにしたくない」という思いから、EQ(音の高さごとの量の調整)と歪みの2つに絞ったプリアンプです。真空管アンプのような歪み、3つのボタン、卓へ送るXLR出力などを備えています。
NUMBER GIRLの解散後はどんなバンドで活動していますか?
2004年1月に加わったSPIRAL CHORD、Crypt City、勃殺戒洞などで活動しています。ART-SCHOOLのサポートや、浅井健一&THE INTERCHANGE KILLSでもベースを弾きました。
NUMBER GIRLはいつからいつまで活動していましたか?
1995年8月に福岡で結成し、1999年5月に「透明少女」でメジャーデビュー。2002年11月30日の札幌のライブで解散しました。2019年に再結成し、2022年12月11日の『NUMBER GIRL 無常の日』でふたたび解散しています。
プレシジョンベース型は当店にありますか?
いまはありません。在庫一覧には整備したベースを並べています。プレシジョンベース型を売りたい方の買取は受け付けています。