tetsuyaの使用ベースと音作り|エドワーズ製tetsuyaモデル実機3本と公式MVで解説【L'Arc〜en〜Ciel】
更新日:2026-10-02 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウス・Amazonへの広告リンク)が含まれます。当店の在庫も紹介しています。
- tetsuyaはESP・LAKLAND・ZONの3ブランドと契約。録音ではZONのLegacy Eliteが多く、ESPからはBardic・Bandit・ELTなど多くのシグネチャーモデルが出ている。
- エドワーズ版のtetsuyaモデルは、ELT型・ジャズベース型・フォレスト型など形がさまざま。新品は2023年に始まったSTELLA GEARで受注、すぐ手ごろに欲しいなら中古。
- 音作りの土台はSANSAMP、近年はDarkglass、歪みはビッグマフ系。まずはBass Big Muff PiかSANSAMP Bass Driver DIから。
L'Arc〜en〜Cielのリーダーで、ベーシストのtetsuya。
歌に寄りそいながら、ときには歌と同じくらい前に出てくるベース。「snow drop」「Driver's High」「READY STEADY GO」と、誰もが知るヒット曲を書いた作曲家でもあります。2025年には音楽雑誌『ベース・マガジン』の「偉大なるベーシスト100人」で15位に選ばれました。
この記事では、中古ギター店を営んでいる私が、店にあるtetsuyaモデルの実機3本を写真で見せながら、tetsuyaのベースと音作りを、公式MVと一緒にまとめました。
- tetsuyaがどんなベーシストか(年表・エピソードつき)
- 公式MVで見るtetsuyaのベースと、ベースが聴ける名曲10選
- ZON・ESPのベースと、120本を超えるコレクションの中身
- 当店にあるエドワーズ製tetsuyaモデル3本(形がぜんぶ違います)
- 中古のベースを買うときに見るところ7つ
- tetsuyaっぽい音を、いま新品で揃えるなら
tetsuyaってどんな人?
| 生まれ | 1969年10月3日/滋賀県(現在の米原市) |
|---|---|
| 担当 | ベース(L'Arc〜en〜Cielのリーダー)、ソロではボーカル |
| 主なバンド | L'Arc〜en〜Ciel、ソロ(TETSUYA)、Like〜an〜Angel |
| 名前 | 2009年11月までは「tetsu」名義 |
小学生のころはラジオの深夜放送やMTVで洋楽を聴き、デュラン・デュランやカジャグーグーが好きだったそうです。楽器を始めたのは中学1年生。近所に住む1つ年上の幼なじみが、のちにL'Arc〜en〜Cielのギタリストになるkenでした。
1991年、大阪でhyde・hiro・peroとL'Arc〜en〜Cielを結成。1992年にkenが加わり、1994年にメジャーデビューします。メンバー全員が曲を書くバンドの中で、シングルの表題曲をいちばん多く書いているのがtetsuyaです。
人柄が分かるエピソード8つ
- 「ベースは4本だから楽やな」
中学1年生のとき、先にギターを始めていたkenに「tetsu、ベースでもやれば」「ギターの弦は6本でベースは4本」と勧められ、「4本か、じゃあ楽やな」とベースを買ってもらったのが始まり。ところが届いたベースはギターより大きく、「何でkenちゃんより小さい俺がやらなアカンの?」と思ったそうです。 - 最初のベースはアリア
初めて買ったベースは、アリアの「Aria Pro II ZZB」。中学の文化祭では、マイケル・シェンカーのコピーでステージに立ちました。 - プロになる気はなかった
高校時代のバンドでは、ほかのメンバーが「プロになる」と言う中、tetsuyaは「バンドなんかで食っていけるわけがない」と思っていたそうです。卒業後は地元のレコード店でアルバイトを続けていました。 - 大阪に出たのは「内金がもったいなかったから」
仲間に「ついでに部屋の相場を見てきてくれ」と頼んだら、勝手に2人分の部屋の内金を入れられてしまい、それがもったいなくて大阪へ。本人も「そのアクシデントがなければ、僕は今ここにいない」と振り返っています。 - hydeを口説き続けた
セッションで出会ったhydeとperoを「すごいバンドになる」と直感し、断られても2人のバンドのライブに通い続けました。hydeは「"バンド、調子ええ?"って聞くから"うん、調子ええよ"って言うと、残念そうにしてた」と笑っています。 - 最初から「売れているように見せる」
デモテープを売らない、ライブの予定を先まで出さない、メンバーが自分で機材を運ぶ姿を見せない。結成当初からスタッフを雇い、ブランドとしての見せ方を徹底したのはtetsuyaの考えでした。リーダーになったのはhydeの推薦です。 - アニメ好き
高校時代のバンド名「Byston-Well」は、アニメ『聖戦士ダンバイン』に出てくる異世界の名前から。機材ケースは、シャア・アズナブルにちなんで長年赤を使っていました(今はピンク)。 - 120本を超えるコレクター
ベースを中心に、集めた楽器は120本以上。共同プロデューサーの岡野ハジメも「ただのビンテージじゃなくてレア・カラーで、しかも音がいい、みたいなのを持っています」と話しています。
tetsuyaとken、2人の幼なじみ
L'Arc〜en〜Cielのギタリスト・kenは、tetsuyaの1つ年上の幼なじみです。中学生のころ、2人は近所の先輩の家に放課後集まって、ほぼ毎日レコードを聴いていました。tetsuyaにベースを勧めたのもkenです。
高校時代、tetsuyaのバンドByston-Wellからギターとドラムが抜けたとき、声をかけたのがken。新しい編成で出たバンド大会では、審査員特別賞を受けています。tetsuyaは「kenちゃんが入って、むちゃくちゃうまくなりましたね」と振り返っています。その後kenは学業のために抜けますが、1992年、L'Arc〜en〜Cielのギタリストが抜けたときに加入しました。
初期の代表曲「Blurry Eyes」は、この2人が学生時代に組んでいたバンドの音源がもとになっています。kenはtetsuyaの曲を「メジャー・キーを愛す男」「十代の持つ気持ちを忘れてない」と評しています。
公式MVで見るtetsuyaのベース
まずは1994年の「Blurry Eyes」。tetsuyaが学生時代、kenと組んでいたバンドで作った音源がもとになっている曲です。
L'Arc〜en〜Ciel「Blurry Eyes」1994年(L'Arc-en-Ciel 公式)
1999年の「Driver's High」。疾走感のある、tetsuya作曲の代表曲のひとつです。
L'Arc〜en〜Ciel「Driver's High」1999年(L'Arc-en-Ciel 公式)
2000年の「STAY AWAY」。歪んだベースの音が印象的な曲です。ベースを弾く人なら、まずこの音を聴いてほしい1曲。
L'Arc〜en〜Ciel「STAY AWAY」2000年(L'Arc-en-Ciel 公式)
「finale」のMVでtetsuyaが弾いている透明なネックのベースは、世界で50本ほどしか作られていない「BORN TO ROCK F4b 1993」です。
L'Arc〜en〜Ciel「finale」2000年(L'Arc-en-Ciel 公式)
最後はライブ。2012年、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの「READY STEADY GO」。ステージでのtetsuyaの動きもよく分かります。
L'Arc〜en〜Ciel「READY STEADY GO」2012年 マディソン・スクエア・ガーデン(L'Arc-en-Ciel 公式)
ほかの公式MV:snow drop/DIVE TO BLUE/READY STEADY GO(MV)/TETSU69「蜃気楼」
tetsuyaのベースが聴ける名曲10選
tetsuyaが作曲した曲と、使ったベースが分かっている曲から10曲を選びました。
学生時代にkenと組んでいたバンドで、tetsuyaが作った音源がもとになった曲。メジャーデビュー後の初期の代表曲です。
tetsuyaがレコーディングで1人でコーラスを担当した最初の曲。この曲から、作曲者が伴奏だけでなく歌のメロディまで作るやり方に変わりました。
1980年代のニュー・ウェイヴを思わせるシンセの音が入った曲。2週続けて1位になりました。
疾走感のあるポップス。ドラムのyukihiroがロートタムを多く使っているのは、作曲者のtetsuyaが「タムを使ったフレーズが欲しい」と頼んだからです。
アニメ『GTO』のオープニングにもなった、tetsuyaの疾走系の代表曲。上の公式MVで聴けます。
この2曲では、1958年製のフェンダー・プレシジョンベースで録音しています。『ark』『ray』の制作では、合わせて9本のベースを使い分けました。
録音では6弦のベース(フェンダー・ベースVI)を使っています。ライブ用にESPでジャガー型の6弦(JUGGLER)を作ってもらったものの「ギターを弾いているように見えちゃった」ので、どう見てもベースに見えるBandit Sixを作ってもらったそうです。
映画『リング0 バースデイ』の主題歌。tetsuyaは音について「ポーティスヘッドみたいにしたい」と考えていたそうで、イギリス・ブリストルの暗い音を取り入れたバラードになりました。
歪んだベースが前に出た、解放感のあるロック。シンプルなコード進行なので、ベースの音作りを試すのにもぴったりです。
L'Arc〜en〜Cielを代表する曲のひとつ。シングルには、メンバーそれぞれの楽器を抜いたバージョンが入っていて、その中の「tetsuless version」はベースだけが抜けています。これに合わせて弾けば、自分がtetsuyaの代わりになれる練習用の音源です。
アルバムで聴くなら
| アルバム | 発売 | ひとこと |
|---|---|---|
| HEART | 1998年 | オリコン1位。初めて3人同時にリズムを録音した作品 |
| ark/ray | 1999年 | 2枚同時発売。9本のベースを使い分けた |
| SMILE | 2004年 | READY STEADY GO入り |
tetsuyaのベースの特徴3つ
① 歌うベース
歌のメロディと別のメロディ(対旋律)やハーモニーを、ベースで前に出して弾く。スライドやグリスで指板の上を動き回り、うねりのある音を作る。こうしたスタイルから、tetsuyaのベースは「歌うベース」と呼ばれます。共同プロデューサーの岡野ハジメは、歌を支えながら低い音域でメロディを歌いまくるこのスタイルが、その後のベーシストに計り知れない影響を与えたと話しています。
② わざわざ横に動く、「魅せる」弾き方
同じ高さの音は、弦を変えれば指をあまり動かさずに弾けます。それをあえて同じ弦の上で左手を大きく横に動かして弾く(異弦同音)。tetsuyaは高校時代、大学生のギタリストの先輩が「魅せるギターを弾くんだ」とそうしていたのを見て影響を受けたそうです。音が太くうねり、見た目にも映えます。
③ 曲を書くベーシスト
tetsuyaの書く曲は、覚えやすいメロディが特徴。岡野ハジメはそれを「テツポップ」と呼び、kenは「メジャー・キーを愛す男」と評しています。メロディから曲を作るからこそ、ベースのラインも歌うように動くのです。
ソロとLike〜an〜Angel
2001年、tetsuyaは自分のレーベル「SPROUSE」を立ち上げ、TETSU69名義でソロ活動を始めました(今はTETSUYA名義)。ソロではボーカルを担当し、ほぼすべての曲の作詞・作曲とプロデュースを自分で行っています。
面白いのは、ソロを始めたころ、本職のベースを弾くつもりはなく、シンセベースを使ったデジタルなロックを作ろうとしていたこと。最初のアルバム『Suite November』では、ベースよりギターを弾いている曲のほうが多く、本人も「ベーシストというよりギタリストですね」と話しています。このころのトレードマークは、グレッチのギター「Silver Jet」でした。
2023年には、L'Arc〜en〜Cielの曲を演奏するバンド「Like〜an〜Angel」を始めます。コピーされる側のメンバーが自分でコピーバンドを組むという、前代未聞の企画です。きっかけは「ベースを弾きたい」という思い。ソロではボーカルが中心で、ライブでベースを弾く機会がなかったからです。2025年6月には、オリジナル曲「Angel beside yoU」でデビューしました。
tetsuyaのベースと機材
tetsuyaはESP・LAKLAND・ZONの3つのブランドと契約していて、録音・ライブ・テレビで使い分けています。
| ブランド | どんなベース |
|---|---|
| ZON | アメリカのブランド。Legacy Eliteシリーズを愛用。録音ではZONが多く、1996年の『True』までは、ほとんどの曲をZONで録っている |
| ESP | Bardic、Bandit、BUGSY、ELT、JUGGLERなど、シグネチャーモデルが多数。ヘッドの筆記体の「ESP」ロゴは、tetsuyaとメタリカのカーク・ハメットしか使えない特別なもの |
| LAKLAND | アメリカのブランド。シグネチャーモデルも |
| ビンテージ | 1958年製プレシジョン(Sell my Soul・trick)、1965年製ジャズベース(Shout at the Devil)、リッケンバッカーのクリス・スクワイア・モデル(milky way)など |
L'Arc〜en〜Cielの1作目『DUNE』のときは、ワーウィックのベースを借りて録音しました。そこから少しずつ集めて、今では120本を超えるコレクションです。
MVで弾いている楽器
tetsuyaはMVの撮影で、集めたけれど普段は使っていない楽器を持ち出すことが多いそうです。MVを見るときの楽しみのひとつです。
| MV | 弾いている楽器 |
|---|---|
| finale/TETSU69「蜃気楼」 | 透明なアクリルネックのベース「BORN TO ROCK F4b 1993」(世界で50本ほど) |
| 叙情詩 | ヘフナーのバイオリン・ベース「Hofner G500/1」 |
| TETSU69「wonderful world」ほか | グレッチのギター「Silver Jet」 |
アンプとエフェクター
| 種類 | 機材 |
|---|---|
| プリアンプ | Tech 21 SANSAMP PSA-1(ラックに4台) |
| コンプレッサー | t.c.electronic Triple C(2台)、Empress Compressor MKII |
| アンプ | Darkglass Electronics Alpha Omega 900(近年) |
| キャビネット | BASSONの8×10・4×10(青・白・赤のトリコロールに塗装) |
| 歪み | Electro-Harmonix 初期型Big Muff π、Graphic Fuzz(ビンテージ) |
| そのほか | t.c.electronic Helix Phaser、Free The Tone FLIGHT TIMEなど |
※公開されている資料にもとづく一例です。時期によって変わります。
当店のtetsuyaモデル3本を写真でじっくり
ここからは、いま当店にある実機です。写真はすべて当店で撮影したものです。3本とも同じtetsuyaモデルですが、形も回路もぜんぶ違います。
| E-T-98EL | E-T-125BZ | E-T-98FR | |
|---|---|---|---|
| 形 | ELT(ZON Legacy Elite系) | ジャズベース型 | フォレスト型 |
| ボディ | メイプル+アルダー | メイプル+アッシュ | キルテッドメイプル+アルダー |
| 指板・フレット | ローズ・24F | メイプル・21F | ローズ・24F |
| ピックアップ | ソープバー×2 | ジャズベース配列 | ハムバッカー×2 |
| 回路 | パッシブ | アクティブ(2バンドEQ) | パッシブ |
| 重さ(実測) | 3.760kg | 4.840kg | 3.605kg |
| 色 | ナチュラル | シースルー・レッド | シースルー・ホワイト |
EDWARDS E-T-98EL(ELT型・ナチュラル)

tetsuyaがデビュー当時から愛用していたZONの「Legacy Elite」。それをもとにESPが作ったシグネチャーが「ELT」で、このE-T-98ELはそのエドワーズ版です。エドワーズの中では上位にあたるモデルですが、出ていた期間が短く、出回っている数は多くありません。ナチュラルのトップは、ELTで長くメインだった色です。
E-T-98ELのピックアップとつまみ。電池のいらないパッシブ回路です(当店撮影)


EDWARDS E-T-98EL(当店のYouTube)
EDWARDS E-T-125BZ(ジャズベース型・レッド)

キルテッドメイプルの杢に、透け感のあるフィエスタ・レッド。ステージでひと目で分かる華やかな1本です。ネックには鳥の目のような杢(バーズアイ)が出ています。
回路は2バンドのアクティブEQ。手元で低音と高音を足したり削ったりできるので、細かい音作りが得意です。3本の中ではいちばん重い4.840kgで、そのぶん音にどっしりした芯があります。




EDWARDS E-T-125BZ(当店のYouTube)
EDWARDS E-T-98FR(フォレスト型・ホワイト)

ESPの人気モデル「フォレスト」の形を、tetsuyaモデルとして手直ししたもの。キルテッドメイプルのトップにアルダーのバック、シースルー・ホワイトで杢がうっすら透けて見えます。
音は、いい意味でとてもニュートラル。弦ごとの音量のバランスがよく、音の芯がはっきりしているので、音程がしっかり伝わります。24フレットで、ボディとネックのつなぎ目を深くしてあるので、高いポジションも弾きやすい作りです。3本の中ではいちばん軽く、値段も手ごろなので、最初のtetsuyaモデルにも向いています。




EDWARDS E-T-98FR(当店のYouTube)
※3本とも中古品で、年式なりの傷や使用感があります。傷の場所は在庫ページの写真と説明にすべて書いています。どれも当店でネック・弦高・オクターブを調整済みです。
中古のベースを買うときに見るところ7つ
ベースはギターよりネックが長く、弦も太いぶん、中古で見ておきたいところがあります。店主として毎回確かめているところをまとめました。
ネックが長いベースは、ギター以上に反りが出やすい楽器です。トラスロッドで直せる余裕があるかが大事。当店では12フレットの弦高(例:4弦2.5mm・1弦2.0mm)とフレットの残りを数字で書いています。
E-T-125BZのようなアクティブ回路のベースは、電池で回路を動かします。電池が弱ると音が小さくなったり歪んだりします。音が出るかだけでなく、EQのつまみが効くかも確かめましょう。
つまみを回したときに「ガリガリ」と雑音が出ないか。バランサーやトレブルなど、つまみが多いベースほど確かめるところが増えます。
ボディの角は、立てかけたときや移動のときにぶつけやすいところ。シースルーの塗装は、塗装の割れ(クラック)が光の当たり方で見えることもあります。


金色のペグは、年数がたつとメッキがはがれてきます。チューニングに問題がなければ音には関係ありませんが、見た目の好みは分かれます。

同じtetsuyaモデルでも、当店の3本で1.2kg以上違います。ベースは肩にかかる重さがギター以上なので、長く立って弾く人は実測の重さを見ておきましょう。
弦の太さを変えると、ネックの反りや弦高のバランスも変わります。当店の3本は、45-105のセットで調整しています。
当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。
いま揃える「tetsuyaっぽい音」
tetsuyaのラックの中心はサンズアンプ、近年のアンプはDarkglass、歪みはビッグマフ。この3つの系統を、いま新品で買える機材でそろえると、こうつながります。
予算の目安
家で練習するなら
用語ミニ辞典
- ソープバー
- 石けんのような四角い形のピックアップ。E-T-98ELに付いている。
- バランサー
- 2つのピックアップの音量の割合を、1つのつまみで調整する仕組み。
- アクティブ/パッシブ
- 電池で動く回路(アクティブ)か、電池のいらない回路(パッシブ)か。アクティブは手元で音を大きく変えられる。
- 2バンドEQ
- 低音と高音の2つを、足したり削ったりできる回路。
- プリアンプ
- アンプの前で音の太さや歪みを作る機材。SANSAMPやDarkglassが有名。
- DI
- 楽器の音を、ミキサーにつなげる形に変える機材。プリアンプと一体になったものも多い。
- ファズ
- 音を強く歪ませるエフェクター。ビッグマフが代表。
- 対旋律
- 歌のメロディとは別に、同時に流れるもう1本のメロディ。
- スライド/グリス
- 弦を押さえたまま指を滑らせて、音程をなめらかに動かす弾き方。
- 異弦同音
- 同じ高さの音を、違う弦で弾くこと。tetsuyaはあえて横に大きく動いて弾く。
- 6弦ベース
- ギターと同じ6本弦で、1オクターブ低い音が出るベース。フェンダーのベースVIが有名。
L'Arc〜en〜Cielのメンバー
このブログでは、有名バンドのギタリスト・ベーシストを1人ずつ取り上げていきます。記事ができたら、ここからリンクします。
ほかの記事:ken(L'Arc〜en〜Ciel)/hide(X JAPAN)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/松本孝弘(B'z)
まとめ
tetsuyaは、「4本なら楽やな」と始めたベースで、歌うように動くラインを弾き、ヒット曲を書き、バンドのリーダーとして見せ方まで考えてきた人です。その音は、ZONやESPのベースと、SANSAMP・Darkglass・ビッグマフといった機材で作られています。
新品のtetsuyaモデルはSTELLA GEARで受注が始まっていますが、エドワーズ版のtetsuyaモデルなら、中古で手ごろに手にできます。形の違う3本から、好きな1本を探してみてください。
tetsuyaモデルを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったtetsuyaモデル、ありませんか?
当店はtetsuyaモデルをはじめ、エレキギター・ベースを買い取っています。電池ボックスが壊れている、塗装が欠けている、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia「tetsuya」「Blurry Eyes」「風にきえないで」「DIVE TO BLUE」「snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)」「Driver's High」「NEO UNIVERSE/finale」「STAY AWAY」「READY STEADY GO (L'Arc〜en〜Cielの曲)」「HEART (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)」
- 価格:サウンドハウス各商品ページ(2026年10月1日・2日に確認)
- 在庫の仕様・重さ:当店の実測
よくある質問
tetsuyaが使っているベースは何ですか?
ESP・LAKLAND・ZONの3ブランドと契約していて、録音ではZONのLegacy Eliteを使うことが多いです。ESPからはBardic、Bandit、ELTなど多くのシグネチャーモデルが出ています。
tetsuyaモデルのベースは今でも買えますか?
2023年に始まったtetsuyaのブランド「STELLA GEAR」で、これまでESPやエドワーズから出ていたモデルの受注が始まっています。エドワーズ版は中古でも多く出回っています。
tetsuyaのベースの特徴は?
歌のメロディとは別のメロディやハーモニーを前に出して弾く「歌うベース」です。スライドやグリス、同じ音をあえて横に動いて弾く異弦同音で、うねりのある音を作ります。
tetsuyaが作曲した曲は?
snow drop、Blurry Eyes、風にきえないで、DIVE TO BLUE、Driver's High、finale、STAY AWAY、READY STEADY GOなどです。L'Arc〜en〜Cielのシングル表題曲を、メンバーの中でいちばん多く作曲しています。
tetsuyaっぽい音を出すには何を買えばいいですか?
まずは歪み(Bass Big Muff Pi)、音作りの土台にはSANSAMP Bass Driver DIがおすすめです。tetsuyaは近年Darkglassのアンプも使っています。
READY STEADY GOのtetsuless versionとは?
シングル「READY STEADY GO」に入っている、ベースの音だけを抜いたバージョンです。これに合わせて弾けば、ベースの練習用の音源として使えます。
中古のベースで気をつけるところは?
ネックの反りと弦高、アクティブ回路の電池、つまみのガリ、塗装の欠けや割れ、ペグのメッキ、重さ、弦の太さです。