HISASHI(GLAY)の使用ギターと音作り|Tokai TALBO実機の写真と公式MVで解説【アルミボディ・タルボ】
更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。当店の在庫も紹介しています。
- HISASHIの代名詞は、トーカイ(Tokai)のTALBO(タルボ)。「Tokai ALuminum BOdy」の略で、ボディがアルミ合金の鋳造という珍しいギターです。1990年代にHISASHIが使ったことで、人気がふたたび高まったと紹介されています。
- TALBOをもとにした本人のシグネチャーモデルも作られてきましたが、公式の機材リストは見つかりませんでした。モデル名や、アンプ・エフェクターは、この記事では確かめられたことだけを書いています。
- 当店の在庫は、市販のTokai TALBO BLAZING FIRE(日本製・SSH・実測4.015kg)。HISASHIモデルではありませんが、同じTALBOです。
GLAYのギタリスト、HISASHI。
北海道の函館で育ち、高校時代にTAKUROに誘われてGLAYに加わりました。1994年のメジャーデビューから今まで、TAKUROと2本のギターを並べてきたギタリストです。そのHISASHIの名前とセットで語られるのが、銀色の金属のボディのギター、トーカイのTALBOです。
この記事では、中古ギター店を営んでいる私が、HISASHIとGLAYのこと、そしてTALBOというギターを、公式映像と一緒にまとめました。HISASHIモデルは店にありませんが、同じTALBO(BLAZING FIRE)の実機を、当店の写真で紹介します。
- HISASHIがどんなギタリストか(年表・エピソードつき)
- 公式映像で見るGLAYと、HISASHIのギターが聴ける名曲
- hide・布袋寅泰・松本孝弘とGLAYのつながり
- TALBOがどんなギターか(木のギターとの違い)
- 当店のTALBO BLAZING FIREの仕様と、中古のTALBOで見るところ7つ
- いま新品で揃えられる、音作りの代わりの機材
HISASHIってどんな人?
| 名前 | HISASHI(ヒサシ)/本名:外村尚(とのむら ひさし) |
|---|---|
| 生まれ | 1972年2月2日/青森県弘前市生まれ、北海道函館市育ち |
| 担当 | GLAYのギター(ツインギターのリード側) |
| 主なバンド | 蟻(高校時代)、GLAY |
| 代表的なギター | トーカイ(Tokai)TALBO(アルミ合金のボディ) |
HISASHIは1972年2月2日、青森県弘前市の生まれ。子どものころに北海道の函館市へ移り、そこで育ちました。
GLAYは1988年、函館で、TAKUROとTERUを中心に生まれたバンドです。HISASHIは高校時代にTAKUROに誘われてGLAYに加わり、卒業後、2人と一緒に東京へ出ました。
1994年にメジャーデビュー。1997年の「HOWEVER」はGLAY初のミリオンセラーになりました。1999年7月31日には、幕張メッセの駐車場に作った特設ステージで、約20万人を集めたワンマンライブを開いています。単独のアーティストの有料ライブとして最多の観客動員で、ギネス世界記録に認定されたと報じられました。2024年には、デビュー30周年を迎えています。
※黄色の丸はGLAYの大きな出来事、灰色の丸はTALBOの出来事です。
HISASHIを知る7つの話
HISASHIの歩みが分かる話を集めました。この記事では、2つ以上の資料で一致した話と、当サイトのほかの記事で確かめた話だけを選んでいます。
- 弘前で生まれ、函館で育つ
生まれは青森県弘前市。子どものころに北海道の函館市へ移りました。のちにGLAYが生まれる、その函館です。 - 最初のバンドはパンクの「蟻」
高校時代、HISASHIはパンクのバンド「蟻(あり)」で活動していました。蟻は長くは続かず、解散しています。 - ツインギターの相棒を探していたTAKURO
同じころ、GLAYのTAKUROは、ギターを2本並べる「ツインギター」の相棒を探していました。HISASHIはTAKUROに誘われ、蟻が解散したあと、GLAYに加わります。ここから、TAKUROとHISASHIの2本のギターが始まりました。 - 卒業して3人で東京へ
高校を卒業すると、HISASHIはTAKURO・TERUと一緒に東京へ出ました。ここから東京での活動が始まります。 - 見つけたのはhide
X JAPANのhideは、Xのレーベル「エクスタシーレコード」で新しいバンドを探す係をしていました。LUNA SEAやGLAYを見つけてきたのは、hideだったと言われています(hideの記事)。 - 布袋寅泰の影響を公言
BOØWYの布袋寅泰から影響を受けたと公言しているギタリストとして、LUNA SEAのSUGIZOやMIYAVIなどと並んで、HISASHIの名前が挙がっています(布袋寅泰の記事)。 - 金属のギターを、もう一度有名にした
1980年代に生まれたアルミのボディのギターTALBOは、1990年代にHISASHIが使ったことで、ふたたび人気が高まったと紹介されています(くわしくはTALBOの章で)。
公式映像で見るGLAY
GLAYの公式チャンネルのミュージックビデオです。TAKUROとHISASHI、2本のギターの重なりに耳を向けてみてください。
まずはGLAY初のミリオンセラー「HOWEVER」。1997年のシングルで、TBS系のドラマ『略奪愛・アブない女』の主題歌でした。公式チャンネルでは「12th Single」と紹介されています。
GLAY「HOWEVER」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
「HOWEVER」の次のシングルが「誘惑」です(公式チャンネルでは「13th Single」)。続けて聴くと、同じバンドでも、曲によってギターの役目が変わるのが分かります。
GLAY「誘惑」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
少しさかのぼって「BELOVED」。公式チャンネルの説明では、1996年8月7日に出た9枚目のシングルで、TBSのドラマ『ひと夏のプロポーズ』の主題歌と紹介されています。
GLAY「BELOVED」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
「口唇」は、「HOWEVER」の1つ前、11枚目のシングルです。9枚目の「BELOVED」、11枚目の「口唇」、12枚目の「HOWEVER」、13枚目の「誘惑」と並べると、初のミリオンセラーが生まれた前後のGLAYを、続けて見られます。
GLAY「口唇」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
20枚目のシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」は、2曲とも表題曲の両A面。どちらもミュージックビデオが公開されています。
GLAY「とまどい」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
GLAY「SPECIAL THANKS」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)
ほかの公式映像:誘惑(再録)/Winter,again(THE FIRST TAKE)
HISASHIのギターが聴ける名曲7選
GLAYの曲の中から、公式映像や公式の説明で確かめられた曲を7曲選びました。作詞・作曲のクレジットは、この記事では2つ以上の資料で確かめられなかったので書いていません。
GLAY初のミリオンセラー。TBS系ドラマ『略奪愛・アブない女』の主題歌です。2本のギターがどう歌を支えているかに耳を向けてみてください。
「HOWEVER」に続くシングル。ベスト盤『THE GREAT VACATION VOL.1 ~SUPER BEST OF GLAY~』で録り直され、その版のミュージックビデオもあります。2つの版のギターの音を聴き比べてみてください。
ドラマ『ひと夏のプロポーズ』の主題歌。ミリオンセラーの「HOWEVER」の前の年の曲です。
「BELOVED」と「HOWEVER」のあいだのシングル。上の公式映像で、「BELOVED」「口唇」「HOWEVER」「誘惑」を順に聴くと、この時期のGLAYの勢いが分かります。
両A面シングルの1曲目。ミュージックビデオは上でどうぞ。
同じシングルのもう1曲。1枚のシングルで、2曲のギターを聴き比べられます。
一発撮りの動画シリーズ『THE FIRST TAKE』にGLAYが初めて出たときの曲。メンバーの地元・函館の冬を描いた曲と紹介されています。上の「ほかの公式映像」のリンクから見られます。
hide・布袋寅泰・松本孝弘とGLAY
当サイトのほかの記事にも、GLAYの名前が出てきます。それぞれの記事で確かめたつながりを、図にまとめました。
くわしくは、hideの記事(エクスタシーレコードでGLAYを見つけた話)、布袋寅泰の記事(影響を受けたギタリストの話)、松本孝弘の記事(TAKUROのソロ・アルバムをプロデュースした話)に書いています。
HISASHIのギターの特徴3つ
HISASHIの演奏を本人がくわしく語った資料は、この記事では2つ以上で確かめられませんでした。そこで、確かめられた事実から分かる「HISASHIのギターの立ち位置」を3つにまとめます。
① ツインギターの「リード」
GLAYは、TAKUROとHISASHIの2人がギターを弾くツインギターのバンドです。英語版Wikipediaでは、HISASHIは「リードギタリスト」と紹介されています。ツインギターのバンドでは、片方が和音で曲の土台を作り、もう片方がメロディのようなフレーズやソロを受け持つ、という分け方がよく使われます。GLAYの曲を聴くときは、歌の後ろで和音を鳴らしているギターとは別に動いているギターを、追いかけてみてください。
② 金属のボディの音
HISASHIの代名詞のTALBOは、ボディがアルミ合金です。当店の在庫の説明では、その音を「木のギターにはない、シャープで明るく、よく伸びる音」と書いています。同じフレーズでも、木のボディのギターで弾くのとは手ざわりが変わる。それがTALBOならではの楽しさです。
③ 布袋寅泰の影響
HISASHIは、BOØWYの布袋寅泰から影響を受けたと公言しているギタリストの1人です。何を受け継いだのかは本人の言葉で確かめられなかったので、ここでは決めつけません。布袋の音作りは布袋寅泰の記事にまとめています。
TALBO(タルボ)ってどんなギター?
TALBOは、日本のギターメーカー、トーカイ(Tokai・東海楽器)のエレキギターです。名前は「Tokai ALuminum BOdy」の略。その名のとおり、ボディが木ではなくアルミ合金でできています。
発表は1982年です(製造は1983年からとする資料もあります)。ボディは、溶かしたアルミ合金を型に流し込んで固める「鋳造(ちゅうぞう)」という作り方。使われているのは、AC-4Bという種類のアルミ合金と紹介されています。
形もTALBOならでは。2つの雫(しずく)を重ねたような、左右が非対称のボディに、鎌のような形のヘッド。一度見たら忘れない見た目です。

金属のボディと聞くと、重そうに思えるかもしれません。当店のTALBO BLAZING FIREは実測4.015kg。PATAの記事で紹介した当店のレスポール型4本(3.260〜4.045kg)と比べると、重い方のレスポール型と同じくらいです。ずば抜けて重いわけではありませんが、軽いギターでもありません。
TALBOのいま:新幹線のアルミで作ったTALBO
2024年12月、JR東海・東海楽器製造・ジェイアール東海商事の3社が、東海道新幹線の車両に使われていたアルミをリサイクルしたギター「Re:A-700 Talbo」を発表しました。東海道新幹線の開業60周年を記念したもので、ボディには東海道新幹線の再生アルミを100%使い、作るのは60本の予定と発表されています。
この発表資料では、TALBOのオリジナルモデルを愛用したアーティストとして、平沢進さんとGLAYのHISASHIさんの名前が挙がっています。生まれてから40年以上たっても、TALBOとHISASHIはセットで語られているのです。
本人の機材:TALBOとシグネチャーモデル
先に書いておくと、HISASHIの公式の機材リストは見つかりませんでした。ここでは、2つ以上の資料で確かめられたことだけを表にしています。
| 機材 | 分かっていること | 資料 |
|---|---|---|
| Tokai TALBO | アルミ合金のボディのギター。TALBOを愛用したアーティストとして名前が挙がる | JR東海などの発表資料(2024年)、英語版Wikipedia、販売店の解説 |
| TALBOをもとにしたシグネチャーモデル | HISASHIがデザインに関わったシグネチャーモデルが、TALBOをもとにいくつも作られてきたと紹介されている | 英語版Wikipedia、販売店の解説 |
| アンプ・エフェクター | 公式の資料が見つからず | — |
※シグネチャーモデルの名前・年・仕様は、2つ以上の資料で確かめられなかったので、型番を挙げていません。
大事なのは、市販のTALBOと、本人のシグネチャーモデルは別のものだということ。当店の在庫は市販のTALBO BLAZING FIREで、仕様は本人のモデルと違う可能性があります。
当店のTALBO BLAZING FIREを写真でじっくり
ここからは、いま当店にある実機です。写真はすべて当店で撮影したものです。HISASHIモデルではありませんが、HISASHIの代名詞と同じTALBOです。

色はシルバー。ヘッドのロゴ「BLAZING FIRE / THE NEW LEGEND OF THE GUITAR HISTORY」は、80年代初期のオリジナルと同じデザインです。シリアルが見当たらないため、製造年は分かりません。当店の個体は日本製です。
| 項目 | 当店のTALBO BLAZING FIRE |
|---|---|
| ブランド | Tokai(トーカイ) |
| ボディ | アルミ合金(鋳造) |
| ネック | メイプル(ボルトオン) |
| 指板 | ローズウッド |
| ピックアップ | シングルコイル×2+ハムバッカー(SSH) |
| コントロール | ボリューム・トーン・ピックアップ切替スイッチ |
| ブリッジ | シンクロナイズド・トレモロ(アームは付属しません) |
| 色 | シルバー |
| 重さ(実測) | 4.015kg |
| 製造年 | 不明(ヘッドのロゴは80年代初期のオリジナルと同じデザイン) |
| 製造国 | 日本 |
| 付属品 | 古いハードケース(おまけとしてお考えください) |




アルミ合金を型に流し込んで作ったボディに、メイプルのネックとローズウッドの指板。金属のボディに木のネックという組み合わせです。





SSHのピックアップ
ピックアップは、ネック側とセンターにシングルコイル、ブリッジ側にハムバッカーの「SSH」。シングルコイルの歯切れのよさから、ハムバッカーの太い歪みまで、1本でこなせる組み合わせです。和音を鳴らすときはシングルコイル、ソロや激しい曲ではハムバッカー、と使い分けられます。






当店で09-42の弦を張り、ネックをまっすぐに調整しています。ネックとフレットの数字は、下の「見るところ7つ」の⑥に書いています。
※中古品で、年式なりの傷や使用感があります(状態はランクB)。傷の場所は在庫ページの写真と説明にすべて書いています。当店でクリーニング・ロッド調整・オクターブ調整・弦高調整・ピックアップの高さ調整を済ませています。
TALBOの選び方
TALBOは生まれて40年以上たつギターです。中古で探すときに知っておいてほしいことをまとめました。
| 見るところ | ポイント |
|---|---|
| ボディの材料 | TALBOの一番の特徴はアルミ合金のボディ。似た形のギターを見かけたら、ボディがアルミかどうかを販売店の説明で確かめる |
| ピックアップの組み合わせ | 当店の個体はSSH。個体によって組み合わせが違うことがあるので、写真と説明で確かめる |
| トレモロとアーム | 当店の個体はシンクロナイズド・トレモロで、アームは付属しない。アームを使いたい人は、合うアームを別に用意する |
| 年式とロゴ | シリアルが見当たらない個体もある。当店の個体は、ヘッドのロゴが80年代初期のオリジナルと同じデザイン |
| 本人のモデルかどうか | 市販のTALBOとHISASHIのシグネチャーモデルは別物。「HISASHIモデル」とあれば型番を確かめる |
TALBOのいいところは、見た目と音の両方が、ほかのギターとはっきり違うこと。バンドの中で「あのギターの人」と覚えてもらえる1本です。一方で、木のギターと同じ感覚で選ぶと、重さや手ざわりの違いに驚くかもしれません。できれば実測の重さを確かめてから選ぶのがおすすめです。
中古のTALBOを買うときに見るところ7つ
TALBOは、木のギターとは違う作りのギターです。店主として確かめているところを、当店の個体の状態とあわせてまとめました。個人から買うときにも使えます。
長く使われたTALBOは、ボディの塗装に擦れやくすみ、細かい擦り傷が出ていることがあります。当店の個体も、ボディの表・裏の全体に、塗装の擦れ・くすみと細かい擦り傷があります。見た目の好みが分かれるところなので、写真でよく確かめてください。
ボディやヘッドのロゴは、年数がたつとはがれてくることがあります。当店の個体は、ボディ表の右上のツノにあるロゴが、はがれかけています。
ブリッジのサドル、つまみ(ノブ)、ペグなどの金属パーツは、サビやメッキの荒れが出やすいところ。当店の個体は、サドルにサビ・メッキの荒れ、ノブのメッキに点サビ、ペグにサビがあります。どれも演奏には問題ありませんが、気になる人はパーツの交換も考えておきましょう。
TALBOのヘッドは、鎌のようにとがった形。先がとがっているぶん、ぶつけて欠けやすいところです。当店の個体は、ヘッド裏の先端の縁に小さな欠けがあります。
シンクロナイズド・トレモロのギターは、アームが付いているかを確かめます。当店の個体はアームが付属しません。試奏できるなら、アームを使ったあとにチューニングが戻るかも見ておきます。
ボディが金属でも、ネックは木です。ネックが反っていないか、トラスロッドに余裕があるか、フレットがどのくらい残っているかを見ます。当店の個体は、7フレットのすき間0.3mm、12フレットの弦高6弦2.0mm・1弦1.5mm、フレットの残り85〜90%、トラスロッドは両方向に±60°まで確認済みです。
ピックアップの切替スイッチを全部の位置で鳴らし、ボリュームとトーンを回したときにガリ(雑音)が出ないかを確かめます。当店の個体は音出し確認済み。重さは実測4.015kgです。
当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。
いま揃える音作りの道具(代わりの機材)
HISASHIの公式の機材リストは見つからなかったので、ここで紹介するのはHISASHI本人の機材ではありません。TALBOのような明るく伸びる音のギターを、バンドで使いやすくするための代わりの例です。
最初から全部そろえる必要はありません。まずは歪みを1台、次にディレイ、と少しずつ足していくのがおすすめです。
そろえる順番(費用の小さい順)
※商品の値段は日々変わるため、リンク先のサウンドハウスでご確認ください。
家で練習するなら
店主としておすすめする練習は、次の3つです。
- 和音のパートとフレーズのパートを分けて聴く
公式映像をヘッドホンで聴き、歌の後ろで和音を鳴らしているギターと、別のフレーズを弾いているギターを聴き分けます。どちらを弾くか決めると、練習するところがはっきりします。 - ピックアップを切り替えて弾く
SSHのギターなら、同じフレーズをシングルコイルとハムバッカーで弾き比べてみましょう。和音はシングルコイル、ソロはハムバッカー、と自分なりの使い分けを決めておくと、バンドで迷いません。 - ゆっくりのテンポから
メトロノームに合わせて、ゆっくり正確に弾けてから少しずつ速くします。2本のギターが合うのは、2人ともテンポが正確なときです。
用語ミニ辞典
この記事に出てきた言葉を、ギターを始めたばかりの人向けにまとめました。
- TALBO(タルボ)
- トーカイ(東海楽器)のエレキギター。「Tokai ALuminum BOdy」の略で、ボディがアルミ合金。
- 鋳造(ちゅうぞう)
- 溶かした金属を型に流し込んで、固めて形を作る作り方。
- ツインギター
- 1つのバンドでギターを2本並べる形。GLAYはTAKUROとHISASHIのツインギター。
- リードギター
- ツインギターのうち、メロディのようなフレーズやソロを主に受け持つ側。
- SSH
- ピックアップの並び方。ネック側から、シングルコイル・シングルコイル・ハムバッカーの順。
- シングルコイル
- コイルが1つのピックアップ。歯切れがよく、すっきりした音。
- ハムバッカー
- コイルを2つ並べたピックアップ。太くてノイズの少ない音。
- シンクロナイズド・トレモロ
- アームで音の高さを揺らせるブリッジの仕組み。
- ボルトオン
- ネックをネジでボディに留める作り。
- トラスロッド
- ネックの中に入っている金属の棒。回してネックの反りを調整する。
GLAYのメンバー
| メンバー | 担当 | HISASHIとの関係 |
|---|---|---|
| TERU | ボーカル | TAKUROとともにGLAYの中心。高校卒業後、一緒に東京へ |
| TAKURO | ギター | ツインギターの相棒を探していて、HISASHIをGLAYに誘った |
| HISASHI | ギター | この記事。代名詞はTALBO |
| JIRO | ベース | GLAYのベーシスト |
| (ドラム) | サポート | 4人のメンバーにドラマーはおらず、サポートのドラマーが務める |
61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)
ほかの記事:TERU(GLAY)/JIRO(GLAY)/TAKURO(GLAY)/hide(X JAPAN)/布袋寅泰(BOØWY)/松本孝弘(B'z)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/J(LUNA SEA)/PATA(X JAPAN)/HEATH(X JAPAN)/TAIJI(X)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ka-yu(Janne Da Arc)/KAZUMA(SIAM SHADE)/GISHO(PENICILLIN)/Toshiya(DIR EN GREY)/you(Janne Da Arc)/INORAN(LUNA SEA)/DAITA(SIAM SHADE)/青木智仁(ベーシスト)/NATCHIN(SIAM SHADE)/鮎川誠(シーナ&ロケッツ)/亀田誠治(東京事変)/高中正義(ギタリスト)/Char(ギタリスト)/YOSHIKI(X JAPAN)/平沢進(P-MODEL)/千聖(PENICILLIN)/Toshl(X JAPAN)/アッコ(GO!GO!7188)/フルカワミキ(SUPERCAR)/アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/ルーク篁(聖飢魔II)/hyde(L'Arc〜en〜Ciel)/松井常松(BOØWY)/ユウ(GO!GO!7188)/ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/薫(DIR EN GREY)/中村弘二(SUPERCAR)/長岡亮介(東京事変)/Die(DIR EN GREY)/いしわたり淳治(SUPERCAR)/椎名林檎(東京事変)/チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/稲葉浩志(B'z)/I.N.A.(hide with Spread Beaver)/氷室京介(BOØWY)/向井秀徳(NUMBER GIRL・ZAZEN BOYS)/田渕ひさ子(NUMBER GIRL)/RYUICHI(LUNA SEA)/真矢(LUNA SEA)/中尾憲太郎(NUMBER GIRL)/今井寿(BUCK-TICK)/三輪テツヤ(スピッツ)/EMMA(THE YELLOW MONKEY)/生形真一(ELLEGARDEN)/田原健一(Mr.Children)/横山健(Hi-STANDARD)
まとめ
HISASHIは、函館で育ち、パンクのバンドから、TAKUROに誘われてGLAYに加わったギタリストです。ツインギターのリード側として、1994年のデビューから今まで、TAKUROと2本のギターを並べてきました。そして、1980年代に生まれたアルミのボディのギターTALBOを、1990年代にふたたび人気にしたギタリストとして、名前が挙がる人でもあります。
HISASHIのシグネチャーモデルは、型番まで確かめられませんでしたが、同じTALBOなら当店に1本あります。金属のボディの、シャープで明るく、よく伸びる音。木のギターとは違う1本を、ぜひ手に取ってみてください。
TALBOを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったTALBO、ありませんか?
当店はトーカイのギターをはじめ、エレキギター・ベースを買い取っています。ロゴがはがれている、パーツにサビがある、アームが無い、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia(英語版)「Hisashi (musician)」「Glay」「Tōkai Gakki」
- ピクシブ百科事典「HISASHI」「GLAY」、generasia「HISASHI」
- JR東海 プレスリリース「Re:A-700 Talbo」(2024年12月) https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043995.pdf
- ニュースイッチ、現代ビジネス(Re:A-700 Talboの記事)
- リアルサウンド「GLAY、ベルーナドームで堂々飾った30周年のキックオフ」(2024年6月)
- THE FIRST TIMES、ORICON NEWSほか(1999年の幕張のライブの記事)
- GLAY 公式YouTubeチャンネル(各ミュージックビデオの説明)、THE FIRST TAKE
- Vintage Guitar「Tokai Talbo」、販売店の解説(TALBOの成り立ち・材料)
- 当サイトの記事:hide、布袋寅泰、松本孝弘、PATA
- 在庫の仕様・重さ・製造国:当店の実測と確認
よくある質問
HISASHIが使っているギターは何ですか?
代名詞は、トーカイ(Tokai)のTALBO(タルボ)です。ボディがアルミ合金でできたギターで、1990年代にHISASHIが使ったことで、ふたたび人気が高まったと紹介されています。TALBOをもとにした本人のシグネチャーモデルも作られてきました。公式の機材リストは見つかっていません。
TALBOとはどんなギターですか?
トーカイ(東海楽器)のエレキギターで、名前は「Tokai ALuminum BOdy」の略です。1982年に発表され(製造は1983年からとする資料もあります)、溶かしたアルミ合金を型に流し込んで作るボディが特徴です。
シルバーウルフのTALBOはHISASHIモデルですか?
いいえ。市販のTokai TALBO BLAZING FIREで、HISASHIモデルではありません。同じTALBOで、アルミ合金のボディ、SSHのピックアップ、メイプルのネックとローズウッドの指板、実測4.015kg、日本製です。
HISASHIのシグネチャーモデルの型番は?
TALBOをもとにしたシグネチャーモデルがいくつも作られてきたと紹介されていますが、型番・年・仕様は2つ以上の資料で確かめられなかったので、記事では挙げていません。
GLAYのメンバーは?
ボーカルのTERU、ギターのTAKUROとHISASHI、ベースのJIROの4人です。ドラムはサポートのドラマーが務めています。1988年に函館で、TAKUROとTERUを中心に生まれたバンドです。
HISASHIはどうやってGLAYに入ったのですか?
高校時代はパンクのバンド「蟻」で活動していました。ツインギターの相棒を探していたTAKUROに誘われ、蟻が解散したあとにGLAYに加わり、高校を卒業してTAKURO・TERUと一緒に東京へ出ました。
中古のTALBOで気をつけるところは?
ボディの塗装の擦れやくすみ、ロゴのはがれ、サドル・ノブ・ペグなど金属パーツのサビ、とがったヘッドの先の欠け、トレモロのアームが付いているか、ネックとフレットの状態、重さです。
GLAYとhideの関係は?
X JAPANのhideは、Xのレーベル「エクスタシーレコード」で新しいバンドを探す係をしていて、LUNA SEAやGLAYを見つけてきたのはhideだったと言われています。