DIRECTこのサイトで買うと全品 3%OFF購入手続きで自動値引き・クーポン不要
SILVER WOLF GUITARSエレキギター・ベース専門店
読みもの

TERU(GLAY)の歌とギターの弾き語り・伴奏|歌が聴ける名曲10選と、キー合わせのコツを公式映像で解説

更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大

※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。

先に結論
  • TERUはGLAYのボーカル。1971年に北海道函館市で生まれ、1988年に函館でTAKUROとGLAYを始めた中心の1人。はじめはドラムで、TAKUROに歌声を買われてボーカルに移ったと紹介されている。
  • GLAYの曲の多くはTAKUROが書き、TERUの歌の下で、TAKUROとHISASHIのギター2本、JIROのベースが土台を作る。アニメ『ダイヤのA』のオープニング「HEROES」「空が青空であるために」などは、TERUの書き下ろし。
  • 本人のマイクなどの機材は、公式の資料が見つからなかった。当店はギター・ベースの店なので、GLAYの曲をギターで弾き語り・伴奏するコツ(キーの合わせ方など)と、いま揃える機材を紹介する。

GLAYのボーカル、TERU。

「HOWEVER」「Winter,again」のようなバラードでも、「誘惑」のような速いロックでも、GLAYの曲のいちばん前にあるのはTERUの歌です。1988年に地元の函館でTAKUROとGLAYを始めてから、ずっとバンドの真ん中で歌ってきました。

この記事では、中古ギター・ベース店を営んでいる私が、TERUの歌と、それを支えるTAKURO・HISASHIのギター、JIROのベースを、公式映像と自作の図でまとめました。ギターでGLAYの曲を弾き語り・伴奏するときのポイントも紹介します。

この記事で分かること
  • TERUがどんな人か(年表・エピソードつき)
  • 公式映像と、TERUの歌が聴ける名曲10選
  • TERUが書き下ろした『ダイヤのA』の曲
  • TERUの歌を支えるギター・ベースと、音の高さの住み分け
  • ギターで弾き語り・伴奏するポイントと、キーの合わせ方
  • いま揃える「歌の伴奏の音」の機材
森
この記事を書いた人:森
中古エレキギター・ベースを整備して販売しているシルバーウルフの店主(古物商)。ネックや弦高を調整してから送り出しています。歌の機材は専門外ですが、弾き語りに使うギター・ベースの相談と買取はおまかせください。

TERUってどんな人?

名前TERU(テル)/本名:小橋照彦(こばし てるひこ)
生まれ1971年6月8日/北海道函館市
担当GLAYのボーカル(はじめはドラム)
主な活動GLAY(1988年〜)
書き下ろした曲アニメ『ダイヤのA』のオープニング「HEROES」「空が青空であるために」など

TERUは1971年6月8日、北海道函館市の生まれです。高校時代にバンドに加わったとき、担当はドラムでした。

GLAYは1988年、函館で、TAKUROとTERUを中心に生まれたバンドです。最初のTERUはドラム。GLAYを組んだあと、TAKUROに歌声を高く買われたことがきっかけで、ボーカルに移ったと紹介されています。

高校を卒業すると、TAKURO・HISASHIと一緒に東京へ出ました。1992年にベースのJIROが加わって4人がそろい、1994年、X JAPANのYOSHIKIがプロデュースした「RAIN」でメジャーデビューします。

1997年の「HOWEVER」が初のミリオンセラーになり、1999年には「Winter,again」で第41回日本レコード大賞。同じ年の7月31日には、幕張で約20万人を集めた「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」を開いています。2024年、GLAYはデビュー30周年を迎えました。

TERU・GLAY 年表 1971函館市に生まれる(6月8日) 1988函館でGLAYが生まれるTAKUROとTERUが中心 結成後ドラムからボーカルへ 卒業後TAKURO・HISASHIと東京へ 1992JIROが加わり、4人がそろう 1994「RAIN」でメジャーデビュープロデュースはYOSHIKI 1997「口唇」が初のオリコン1位「HOWEVER」が初のミリオン 1999「Winter,again」でレコード大賞7月 幕張で約20万人のライブ 2013函館・緑の島で凱旋ライブ 2014GLAY EXPO 2014 TOHOKU 2015「HEROES」(TERUの書き下ろし) 2021THE FIRST TAKE「Winter,again」 2024デビュー30周年

※黄色の丸はGLAYの大きな出来事、赤の丸はTERUと地元・函館にかかわる出来事です。

TERUを知るエピソード8つ

TERUの歩みが分かる話を集めました。2つ以上の資料で一致した話と、当ブログのほかの記事で確かめた話だけを選んでいます。

  1. 函館で生まれ、函館でGLAYを始めた
    生まれは北海道函館市。GLAYも1988年に函館で、TAKUROとTERUを中心に生まれました。
  2. はじめはドラム
    高校時代にバンドに加わったときの担当はドラム。GLAYを組んだあと、TAKUROに歌声を高く買われ、ボーカルに移ったと紹介されています。リズムを刻む側にいたボーカルです。
  3. 3人で東京へ
    TAKUROがツインギターの相棒にHISASHIを誘い、高校を卒業すると3人で東京へ。1992年には、TAKUROに誘われたJIROが加わります。
  4. 見つけたのはhide、デビュー曲はYOSHIKI
    X JAPANのhideは、Xのレーベル「エクスタシーレコード」で新しいバンドを探す係をしていて、GLAYを見つけてきました(hideの記事)。1994年のデビュー曲「RAIN」のプロデュースは、X JAPANのYOSHIKIです。
  5. 20万人の前で歌った
    1999年7月31日の「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」は、幕張メッセの駐車場に作った特設ステージでのライブ。約20万人が集まり、単独のアーティストの有料ライブとして最多の観客動員と報じられました。
  6. 地元・函館で初の凱旋野外ライブ
    2013年7月27・28日、函館港の埋め立て地「緑の島」で、地元では初めての凱旋野外ライブを開きました。2018年8月にも、同じ緑の島で野外ライブを開いています。
  7. アニメの主題歌を書き下ろす
    野球のアニメ『ダイヤのA』のオープニングを、GLAYは何度も担当。「HEROES」「空が青空であるために」などは、TERUの書き下ろしと紹介されています。
  8. 一発撮りの「Winter,again」
    2021年11月、一発撮りの動画シリーズ『THE FIRST TAKE』にGLAYが初めて登場(第168回)。メンバーの地元・函館の冬を描いたと紹介される「Winter,again」を、この場だけのアコースティックな形で歌いました。

公式映像で聴くTERUの歌

GLAYの公式チャンネルと、THE FIRST TAKEの公式の映像です。TERUの歌と一緒に、その下でギター2本とベースが何をしているかにも耳を向けてみてください。まずは「BELOVED」。公式チャンネルの説明では、1996年8月7日に出た9枚目のシングルで、TBSのドラマ『ひと夏のプロポーズ』の主題歌です。

GLAY「BELOVED」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

聴きどころ:歌い出しの声と、サビで声が開くところの差。伴奏する側は、歌が静かなところで音を詰め込みすぎないことが、サビを大きく聴かせるこつです。

11枚目のシングル「口唇」。GLAYのシングルで初めてオリコン1位になった曲です。

GLAY「口唇」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

12枚目のシングル「HOWEVER」。1997年8月6日に出て、GLAY初のミリオンセラーになりました。TBS系のドラマ『略奪愛・アブない女』の主題歌です。ゆったりした曲ほど、歌の伸ばす音が目立ちます。

GLAY「HOWEVER」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

13枚目のシングル「誘惑」は、1998年4月29日の発売。その年にいちばん売れたシングルになりました。速い曲の上でも、言葉がはっきり聞こえるかに耳を向けてみてください。

GLAY「誘惑」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

20枚目のシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」は、2曲とも表題曲の両A面。1枚のシングルで、TERUの歌の2つの顔を聴き比べられます。

GLAY「とまどい」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

GLAY「SPECIAL THANKS」ミュージックビデオ(GLAY 公式チャンネル)

最後は2021年、『THE FIRST TAKE』の「Winter,again」。トオミヨウのピアノと編曲で、4人が一発撮りで演奏しています。音の数が少ないぶん、歌と伴奏の関係がよく見える映像です。弾き語りをする人には、まずこれをおすすめします。

GLAY「Winter,again」THE FIRST TAKE(THE FIRST TAKE 公式チャンネル)

ほかの公式映像:誘惑(再録)

TERUの歌が聴ける名曲10選

公式映像や、2つ以上の資料で確かめられた曲から10曲を選びました。作詞・作曲は、確かめられた曲だけ書いています。

1RAIN
1994年/メジャーデビューのシングル/プロデュース:YOSHIKI

GLAYの始まりの1曲。伴奏するなら:まずコードの流れを覚えて、歌の後ろで長く鳴らすところから。

2BELOVED
1996年8月7日/9枚目のシングル(公式チャンネルの説明より)

ドラマ『ひと夏のプロポーズ』の主題歌。伴奏するなら:歌い出しは弾く音を少なく、サビで広げる。強弱の差をつけるだけで、ぐっと曲らしくなります。

3口唇
1997年/11枚目のシングル

GLAYのシングルで初めてのオリコン1位。伴奏するなら:2本のギターの役目を分けて、和音の刻みとフレーズをぶつけないこと。

4HOWEVER
1997年8月6日/12枚目のシングル/作詞・作曲:TAKURO

GLAY初のミリオンセラー。伴奏するなら:アルペジオか、1小節に1回の長いストロークで。ベースはルート音を長く伸ばします。

5誘惑
1998年4月29日/13枚目のシングル/作詞・作曲:TAKURO

1998年にいちばん売れたシングル。伴奏するなら:速い刻みを、歌のじゃまをしない大きさでそろえること。

6Winter,again
1999年2月3日/16枚目のシングル/作詞・作曲:TAKURO/第41回日本レコード大賞

函館の冬を描いたと紹介される曲。伴奏するなら:THE FIRST TAKEの形を手本に、ピアノの代わりにギターのアルペジオで。

7とまどい
20枚目のシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」

両A面シングルの1曲目。伴奏するなら:歌の言葉の切れ目で、ギターの音もいっしょに切ってみてください。

8SPECIAL THANKS
20枚目のシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」

同じシングルのもう1曲。伴奏するなら:「とまどい」と続けて弾いて、ストロークの強さの違いを体で覚えます。

9HEROES
2015年5月25日のシングル/TERUの書き下ろし/アニメ『ダイヤのA』オープニング

デビュー20周年の記念シングルの1曲。伴奏するなら:歌う本人が書いたメロディを、まず「ラララ」で歌えるように。

10空が青空であるために
2016年1月27日のシングル『G4・Ⅳ』に収録/TERUの書き下ろし/アニメ『ダイヤのA』オープニング

『ダイヤのA』でGLAYが担当した3曲目のオープニング。伴奏するなら:「HEROES」と続けて弾いて、TERUの曲のコードの流れに慣れること。

CDは当店では扱っていないので、Amazonで探すのが早いです。

GLAYのCDをAmazonで見る Winter,again

TERUが書き下ろした曲

GLAYの曲の多くはTAKUROが書いていますが、TERUが書いた曲もあります。いちばん分かりやすいのが、野球のアニメ『ダイヤのA』のオープニング。資料で確かめられたことを図にしました。

TERUが書き下ろした『ダイヤのA』の曲 オープニング疾走れ!ミライTERUの書き下ろしと紹介(年は確かめられず) 2015年4月〜9月のオープニングHEROES2015年5月25日のシングル(デビュー20周年の記念) オープニング(GLAYで3曲目)空が青空であるために2016年1月27日のシングル『G4・Ⅳ』に収録 2019年『ダイヤのA actⅡ』(4回目)TERUの書き下ろしの新曲曲名はこの記事では確かめられず ※報道・商品情報で確かめられたことだけを載せています

どれも、ボーカルのTERUが曲を書き下ろしたと紹介されています。2019年の『ダイヤのA actⅡ』でも、TERUの書き下ろしの新曲が選ばれ、GLAYの担当は4回目と報じられました。

ギターの店主として面白いのは、歌う人が自分で書いた曲だということ。弾き語りの練習なら、TAKUROの曲とTERUの曲を1曲ずつ選んで、コードの流れの違いを弾き比べてみるのもおすすめです。

※曲ごとの作詞・作曲のクレジットは、CDの表記や公式の情報で確認してください。

TERUの歌を支えるギター・ベース

TERUの歌の下を弾いているのは、ギターのTAKUROとHISASHI、ベースのJIRO。ドラムはメンバーではなく、サポートのドラマーが務めます。ライブや録音を長く支えてきたのは、永井利光です。

TAKURO(ギター)リーダー。曲の多くを書くレスポール・カスタムほか HISASHI(ギター)リード側のギターアルミのボディのTALBO TERU歌 JIRO(ベース)1992年に加入ジャズベース型 ドラム(サポート)永井利光ライブと録音を長く支える ギター2本+ベース+ドラムの上に、TERUの歌
メンバー本人の主な楽器(各記事で確かめたこと)くわしくは
TAKURO(ギター・リーダー)1968年製のギブソン・レスポール・カスタム(1996年ごろからのメインと紹介)、1959年製のレスポール・スタンダード、1958年製のES-335などTAKUROの記事
HISASHI(ギター)トーカイのTALBO(ボディがアルミ合金のギター)。TALBOをもとにしたシグネチャーモデルもHISASHIの記事
JIRO(ベース・1992年〜)資料に出てくるのはどれもジャズベース型(Bacchus BJB-98、TopDogのJRO-01・JRO-03など)JIROの記事

3人は、当ブログのギタリストともつながっています。TAKUROのソロ・アルバムはB'zの松本孝弘がプロデュース(松本孝弘の記事)。HISASHIは、BOØWYの布袋寅泰から影響を受けたと公言しています(布袋寅泰の記事)。

歌とギター2本・ベースの「音の高さ」の住み分け

ボーカルとツインギターのバンドで大事なのは、同じ高さの音でぶつからないこと。ざっくり図にすると、こうなります。

音の高さの住み分け(目安) 低い音高い音 歌(TERU)主役。いちばん前 ギター②:フレーズ・ソロ歌の合い間に入る ギター①:和音・刻み歌と重なる。音量は控えめ ベースいちばん下の土台 ツインギターのよくある分け方の模式図です ※曲ごとのGLAYの分担や、音の高さを測ったものではありません

ツインギターのバンドでは、片方が和音で土台を作り、もう片方がフレーズやソロを受け持つ分け方がよく使われます(英語版Wikipediaでは、HISASHIは「リードギタリスト」と紹介)。家で伴奏するときも、歌と同じ高さの音を鳴らしすぎないことを意識すると、ぐっとまとまります。

TERUの歌の聴きどころ3つ

①②は店主が公式映像やCDを聴いて感じたこと、③は本人がインタビューで話したことです。

① バラードで、長く伸ばす声

「HOWEVER」「Winter,again」。ゆったりした曲では、伸ばす声が曲の中心です。ギターは長いコードやアルペジオ、ベースは長い音で、声のじゃまをしません。伴奏の練習にいちばん向いています。

② 速い曲でも、言葉が前に出る

「誘惑」のような速い曲でも、ギター2本の刻みの中からTERUの言葉が聞こえてきます。刻みがそろっていることが、歌を前に出す助けになっています。

③ 聴いた人を笑顔にしたい

2023年9月のReal Soundのインタビューで、TERUは、歌詞がどんな内容でも、聴いた人に幸せになってほしいこと、ライブに来たら笑顔になって、明日もがんばろうと思ってほしいことを話しています。

店主から:歌の伴奏が上手に聞こえる人は、たいてい「弾かないところ」を知っています。GLAYの映像で、ギター2本とベースがどこで音を減らしているかを探してみてください。

本人のマイクと、歌の機材

TERUがステージや録音で使っているマイクなどの機材は、公式の資料を確かめられませんでした。TERUがギターを弾く場面やそのギターも、2つ以上の資料では確かめられなかったので書いていません。

代わりに、ギター・ベースの人が自分で歌う、または歌の人と合わせるときの歌の機材をまとめます。

機材ひとこと
マイクスタジオや家なら、丈夫なダイナミックマイクが扱いやすい。定番はSHURE SM58
マイクケーブルギターのシールドとは端子が違う(XLR)
マイクスタンド弾き語りなら、角度を変えられるブーム型が便利
ミキサー・スピーカーリハーサルスタジオには、たいてい置いてある
ギター・ベースの人へ:歌のマイクを、アンプのスピーカーの真ん前に向けないこと。アンプの音まで拾って歌が聞こえにくくなったり、「キーン」というハウリングが起きたりします。

ギターでGLAYの曲を弾き語り・伴奏するポイント

店主としてよくお伝えしていることです(GLAYのメンバーの弾き方の記録ではありません)。

ギターで弾き語りするなら

ギター2本のパートを1本にまとめる

1人で弾き語りするときは、2本のギターを全部弾こうとしないこと。歌の間は和音の土台を優先し、もう1本のフレーズは、イントロや間奏など歌が休んでいるところだけに入れます。これだけで、ギター1本でもGLAYの曲らしくなります。

ベースで伴奏するなら

歌いやすいキーに合わせる(カポと移調)

原曲のキーが高くて苦しいときは、キーを変えてかまいません。半音ずつ上げ下げして、歌いやすい高さを探します。

カポの位置と、上がる半音の数 なし原曲 1フレット+1 2フレット+2 3フレット+3 4フレット+4 5フレット+5 +1=半音1つ分高くなる(フレット1つ=半音) 例 Gの形で押さえて、カポを2フレットに付けると 鳴る音はA(半音2つ分高い) キーを下げたいとき カポは上げることしかできない → コードの形を変えるか、チューニングを下げる ベース カポは使わず、押さえる場所を同じだけずらす ※キーを変えたら、ギターとベースで必ず合わせてから

バンドで合わせるときは、何個上げたか・下げたかを最初に全員で決めておくこと。カポを付けたギターと付けないベースでは押さえる場所の考え方が違うので、「全体で半音2つ上げ」のように音の高さで言い合うと間違いません。

アコースティックな伴奏の手本

THE FIRST TAKEの「Winter,again」は、ピアノを中心にしたアコースティックな形。音の数を減らしても曲が成り立つことが分かるので、ギター1本の弾き語りの手本になります。ピアノの和音を、ギターのアルペジオに置きかえるつもりで聴いてみてください。

弾き語りのコツ:歌と手がバラバラになるときは、メロディを「ラララ」で口ずさみながら、コードの変わり目だけを合わせる練習から。言葉を乗せるのはそのあとで十分です。

どのギター・ベースで弾く?

「どのパートを弾きたいか」で選ぶのが近道です。メンバーの記事では、当店にある同じ形のギター・ベースも紹介しています(売れている場合もあります)。

弾きたいもの向いている楽器くわしくは
歌の伴奏・弾き語り手持ちのエレキでOK。クリーン(歪ませない音)がきれいに出るものこの記事の「いま揃える」へ
TAKUROのパートレスポール型(ハムバッカーが2つ)。本人のメインと同じ形TAKUROの記事
HISASHIのパートTALBO。金属のボディの、明るくよく伸びる音HISASHIの記事
JIROのパートジャズベース型。2つのピックアップの音量で音を作るJIROの記事

歌の伴奏だけなら、特別な楽器は要りません。クリーンがきれいに出て、チューニングが安定していることがいちばん大事です。バンドでやるなら、3人の記事で楽器の形と音作りを確かめてから選びましょう。

中古のギター・ベースを買うときに見るところ7つ

弾き語りや歌の伴奏に使う1本を中古で選ぶとき、店主として毎回確かめているところです。

① ネックの反り

まっすぐに調整できるか(トラスロッドに余裕があるか)。反ったままだと、音がビリついたり、コードが押さえにくかったりします。

② フレットの減り

コードをよく押さえる1〜5フレットは減りやすいところ。当店では残りを%で書いています。

③ 弦高

高すぎると、弾き語りで指が疲れて歌に気が回りません。当店では12フレットの弦高を数字で書いています。

④ ペグとチューニングの安定

歌に合わせるとき、チューニングのずれはいちばん目立ちます。ペグの回り方と、置いておいても狂わないかを見ます。

⑤ オクターブ

ハイポジションで和音が濁るなら、オクターブの調整がずれています。カポを付けると、ずれがさらに目立ちます。

⑥ つまみのガリとジャック

つまみを回したときの「ガリガリ」という雑音や、ジャックの接触不良。静かなバラードほど目立ちます。

⑦ 重さ

立って長く弾くなら、実測の重さを見ておきましょう。ベースは4kgを超えるものも珍しくありません。

当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。

いま揃える「歌の伴奏の音」

歌の伴奏で大事なのは、歪みよりもきれいなクリーンと、少しの広がりです。つなぎ方の例はこうです。

ギター ベース ギタークリーンがきれいな1本→ 手持ちのエレキでOK 歪み(速い曲だけ)刻みに芯を足す→ 例:BOSS OD-1X コーラス・ディレイバラードを広げる→ 例:BOSS CE-2W・DD-8 アンプクリーンの定番→ 例:Roland JC-120 ベース長い音で歌を支える→ ジャズベース型など プリアンプ太さと輪郭を足す→ 例:SansAmp BDDI V2 アンプスタジオのベースアンププリアンプでも音を作れる 歌(マイク)SHURE SM58→ スタジオのミキサーへ ※音作りの一例です。GLAYのメンバー本人の配線ではありません TERUのマイクは公式の資料が見つかりませんでした まずは「ギター → アンプ」の2つから

そろえる順番(費用の小さい順)

① まずヘッドホンアンプVOX amPlug3 High Gain/Bass ② 歌うならマイクSHURE SM58 ③ バラードの広がりBOSS CE-2W + DD-8 ④ 家で鳴らすアンプRoland JC-120(まずはスタジオで試す) ※棒の長さは費用の大小の目安。値段はリンク先で確認を

最初は①のヘッドホンアンプで十分です。歌うようになったら②のマイク、バラードを広げたくなったら③。JC-120は多くのリハーサルスタジオにあるので、まずスタジオで鳴らしてみましょう。

※商品の値段は日々変わるため、リンク先のサウンドハウスでご確認ください。

SHURE SM58(ボーカルマイク)
歌のマイクの定番のダイナミックマイク。丈夫で、スタジオでもよく見かけます。※TERU本人の機材として確かめたものではありません。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

BOSS CE-2W(コーラス)
クリーンの音をゆらして広げるコーラス。バラードのアルペジオにかけると、歌の後ろでふわっと鳴ります。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

BOSS DD-8(ディレイ)
やまびこのような余韻を足すディレイ。バラードでは薄くかけっぱなしに。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

BOSS OD-1X(オーバードライブ)
速い曲だけ踏む歪み。歌の伴奏では歪ませすぎず、刻みの芯を少し太くするくらいがちょうどいい。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

Roland JC-120(ギターアンプ)
きれいなクリーンで定評のあるアンプ。多くのスタジオやライブハウスに置いてあります。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI V2/BOSS BB-1X(ベース用プリアンプ)
ベースの音に太さと輪郭を足すプリアンプ。JIROの記事でも、ジャズベース型に1台足すところからをおすすめしています。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

SansAmpを見る BB-1Xを見る

家で練習するなら

VOX amPlug3 High Gain/amPlug3 Bass(ヘッドホンアンプ)
楽器に直接挿して、ヘッドホンで聴く小さなアンプ。High Gainはギター用、Bassはベース用。夜でも伴奏の練習ができます。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

High Gainを見る Bassを見る

ZOOM G1X FOUR/B1X FOUR(マルチエフェクター)
歪み・コーラス・ディレイなどが1台に。リズムマシン入りで、ドラムに合わせて練習できます。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

G1X FOURを見る B1X FOURを見る

練習する曲の順番の例

  1. Winter,again:THE FIRST TAKEの形を手本に、アルペジオで歌の下を支える練習に。
  2. HOWEVER:コードを長く鳴らし、歌に合わせて変える練習に。
  3. BELOVED:歌い出しは小さく、サビで広げる強弱の練習に。
  4. とまどい/SPECIAL THANKS:2曲続けて、ストロークの強さを弾き分ける練習に。
  5. 誘惑:速い刻みで、歌から遅れないように。
カポタスト・メトロノーム・バンドスコア・弦
キーを変えるならカポは必需品。GLAYの曲は、バンドスコアで2本のギターとベースのパートを確かめるのが近道です。

カポタスト メトロノーム GLAYのスコア ギター弦 ベース弦

用語ミニ辞典

キー
曲の音の高さの基準。キーを上げると曲全体が高く、下げると低くなる。
半音
いちばん小さな音の高さの差。ギター・ベースではフレット1つ分。
移調
曲のキーを変えること。歌いやすい高さに合わせるときに使う。
カポタスト(カポ)
ネックにはさんで、全部の弦を同じフレットで押さえる道具。キーを上げられる。
弾き語り
自分で楽器を弾きながら歌うこと。
書き下ろし
その作品やテーマのために、新しく曲を書くこと。
ツインギター
1つのバンドでギターを2本並べる形。GLAYはTAKUROとHISASHIのツインギター。
アルペジオ
コードの音を1本ずつ順番に鳴らす弾き方。バラードの伴奏の定番。
ストローク
ピックや指で、何本かの弦をまとめて「ジャーン」と鳴らす弾き方。
ルート音
コードのいちばん下の基準の音。ベースはまずここを弾く。
コーラス(エフェクター)
音をわずかにゆらして重ね、広がりを出すエフェクター。歌のコーラスとは別のもの。
ダイナミックマイク
丈夫で扱いやすいマイクの種類。SM58が代表。

GLAYのメンバー

このブログでは、GLAYのメンバーを1人ずつ取り上げています。

TERUボーカル。1988年にTAKUROとGLAYを始めた
この記事
TAKUROギター・リーダー。GLAYの曲の多くを書く
記事を読む
HISASHIギター。代名詞はTALBO
記事を読む
JIROベース(1992年〜)
記事を読む

※ドラムはメンバーではなく、サポートのドラマーが務めています(長く支えてきたのは永井利光)。

61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)

ほかの記事:JIRO(GLAY)/TAKURO(GLAY)/HISASHI(GLAY)/hide(X JAPAN)/松本孝弘(B'z)/布袋寅泰(BOØWY)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/J(LUNA SEA)/PATA(X JAPAN)/HEATH(X JAPAN)/TAIJI(X)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ka-yu(Janne Da Arc)/KAZUMA(SIAM SHADE)/GISHO(PENICILLIN)/Toshiya(DIR EN GREY)/you(Janne Da Arc)/INORAN(LUNA SEA)/DAITA(SIAM SHADE)/青木智仁(ベーシスト)/NATCHIN(SIAM SHADE)/鮎川誠(シーナ&ロケッツ)/亀田誠治(東京事変)/高中正義(ギタリスト)/Char(ギタリスト)/YOSHIKI(X JAPAN)/平沢進(P-MODEL)/千聖(PENICILLIN)/Toshl(X JAPAN)/アッコ(GO!GO!7188)/フルカワミキ(SUPERCAR)/アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/ルーク篁(聖飢魔II)/hyde(L'Arc〜en〜Ciel)/松井常松(BOØWY)/ユウ(GO!GO!7188)/ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/薫(DIR EN GREY)/中村弘二(SUPERCAR)/長岡亮介(東京事変)/Die(DIR EN GREY)/いしわたり淳治(SUPERCAR)/椎名林檎(東京事変)/チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/稲葉浩志(B'z)/I.N.A.(hide with Spread Beaver)/氷室京介(BOØWY)/向井秀徳(NUMBER GIRL・ZAZEN BOYS)/田渕ひさ子(NUMBER GIRL)/RYUICHI(LUNA SEA)/真矢(LUNA SEA)/中尾憲太郎(NUMBER GIRL)/今井寿(BUCK-TICK)/三輪テツヤ(スピッツ)/EMMA(THE YELLOW MONKEY)/生形真一(ELLEGARDEN)/田原健一(Mr.Children)/横山健(Hi-STANDARD)

まとめ

TERUは、函館でTAKUROとGLAYを始め、ドラムからボーカルに移って、ずっとバンドのいちばん前で歌ってきた人です。その歌の下には、TAKUROとHISASHIのギター2本と、JIROのベース。『ダイヤのA』のオープニングのように、自分で書き下ろした曲もあります。

歌の伴奏で大事なのは、上手に弾くことより歌のじゃまをしないこと。まずはヘッドホンアンプとカポで、THE FIRST TAKEの「Winter,again」をゆっくり弾くところから始めてみてください。

GLAYの曲を弾くギター・ベースを探している方へ

当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。メンバーごとの楽器と当店の在庫は、TAKURO・HISASHI・JIROの各記事で紹介しています。

在庫一覧を見る

弾かなくなったギター・ベース、ありませんか?

当店はレスポール型やTALBO、ジャズベース型をはじめ、エレキギター・ベースを買い取っています。ネックの反りやつまみのガリがあってもご相談ください。

買取について見る

参考にした資料

よくある質問

TERUはGLAYで何を担当していますか?

ボーカルです。1988年に函館で、TAKUROとGLAYを始めた中心の1人です。はじめはドラムを担当していて、TAKUROに歌声を高く買われたことがきっかけでボーカルに移ったと紹介されています。

TERUの本名と出身は?

本名は小橋照彦(こばし てるひこ)です。1971年6月8日、北海道函館市の生まれです。GLAYも1988年に函館で生まれたバンドです。

TERUが作った曲はありますか?

アニメ『ダイヤのA』のオープニングの「HEROES」「空が青空であるために」「疾走れ!ミライ」などが、TERUの書き下ろしと紹介されています。GLAYの曲の多くはTAKUROが書いています。

GLAYの代表曲は?

初のミリオンセラーの「HOWEVER」(1997年)、1998年にいちばん売れたシングルの「誘惑」、第41回日本レコード大賞の「Winter,again」(1999年)などです。3曲とも作詞・作曲はTAKUROです。

TERUが使っているマイクは何ですか?

公式の資料は見つかりませんでした。スタジオや家で歌うマイクなら、ダイナミックマイクの定番SHURE SM58から始めるのがおすすめです(TERU本人の機材として確かめたものではありません)。

GLAYの曲をギターで弾き語りするコツは?

まず歌わずに弾けるようにして、歌の間は2本のギターのうち和音の土台を優先します。原曲のキーが高くて歌いにくいときは、カポや移調で歌いやすい高さに変えてかまいません。

GLAYの曲をベースで伴奏するコツは?

バラードでは弾く音を減らし、ルート音を長く伸ばして歌の下を支えます。音の始まりをバスドラムに合わせ、フレーズは歌が休むところに入れます。JIROのベースは、資料に出てくるものがどれもジャズベース型です。

シルバーウルフでGLAYのメンバーに近い楽器は買えますか?

当店はギター・ベースの店で、マイクなどの歌の機材は扱っていません。TAKUROの記事でレスポール型、HISASHIの記事でTALBO、JIROの記事でジャズベース型の当店の在庫を紹介しています(売れている場合もあります)。買取もしています。

在庫一覧をすべて見る →