ユウ(GO!GO!7188)のギターと歌|作曲した名曲10選と公式MV、チリヌルヲワカ・YAYYAYまで解説【中島優美】
更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。
- ユウ(本名:中島優美)はGO!GO!7188のギター・ボーカルで、バンドのほとんどの曲を作曲(作詞はアッコ)。鹿児島の高校の同級生アッコと組んだ3人組で、2000年に「太陽」でデビュー、2012年に解散。
- バンドの活動中からソロ『てんのみかく』(2004年)やチリヌルヲワカ(2005年〜。ここでは作詞・作曲ともユウ)で活動。2020年からは、バイオリンとチェロのいるYAYYAYでも歌っています。
- 本人の使用ギターは、公式の機材リストが見つからず、2つ以上の資料で確かめられませんでした。この記事では、3人編成で歌いながら弾くギターの音を、いま新品で買える機材から「代わりに」紹介します。
GO!GO!7188のギタリスト、ユウ。
ギターを弾きながら歌い、「こいのうた」「浮舟」など、バンドのほとんどの曲のメロディを作ってきた人です。ユウのメロディとギター、アッコの言葉とベース、ターキーのドラム。3人だけの音のバンドでした。
この記事では、中古ギター・ベース店を営んでいる私が、ユウが作曲した曲と、3人編成で歌いながら弾くギター、そして解散のあとも続くユウのバンドを、公式映像と自作の図でまとめました。弾きながら歌うコツと、いま揃えられる機材も紹介します。
- ユウがどんなギタリストか(年表・エピソードつき)
- 公式映像と、ユウが作曲した名曲10選
- 3人編成のバンドで、歌うギタリストが受け持つこと
- GO!GO!7188の音の材料(昭和歌謡・GS・パンク)
- ソロ・チリヌルヲワカ・YAYYAYと、ユウのバンドの流れ
- 歌いながら弾くギターの選び方と、いま揃える機材
ユウってどんな人?
| 名前 | ユウ/本名:中島優美(なかしま ゆみ) |
|---|---|
| 生まれ | 1979年12月1日/鹿児島県 |
| 担当 | GO!GO!7188ではギター・ボーカル・作曲 |
| 主なバンド | GO!GO!7188、チリヌルヲワカ、YAYYAY |
| ソロ | 『てんのみかく』(2004年・「ユウ」の名前で) |
鹿児島県立松陽高校で同級生だったアッコ(浜田亜紀子。いまの名義はノマアキコ)と、1998年6月に前身のバンドを組んだのが始まりです。そのバンドがなくなったあと、1999年にユウとアッコは新しいバンドを組みます。これがGO!GO!7188。ヤマハのコンテストに出たのをきっかけに、ドラムのターキーが加わったとされています。
2000年6月28日、シングル「太陽」でメジャーデビュー。同じ年に「ジェットにんぢん」「こいのうた」を出し、2002年の「浮舟」はオリコン12位で、バンドのシングルでいちばん高い順位になりました。2010年の『Go!!GO!GO!Go!!』まで8枚のオリジナル・アルバムを出し、2012年2月10日に解散を発表しています。
バンドの曲は、基本は作詞がアッコ、作曲がユウ。ユウはGO!GO!7188の「メロディを作る人」でした。
歩みが分かるエピソード8つ
ユウの歩みを、複数の資料で確かめられた話から選びました。
- 始まりは高校の同級生
鹿児島の高校で同じ学年だったユウとアッコ。1998年6月、2人を中心に最初のバンドを組みました。GO!GO!7188は、その次に2人が組んだバンドです。ドラムのターキーは、ヤマハのコンテストのあとに加わったとされています。 - 「音楽業界に異物混入!」
2000年のデビューのときのキャッチコピーは「音楽業界に異物混入! 超天然GSキュートパンクバンド」。GSとパンクを並べた言葉に、このバンドの音の材料が表れています(音の材料)。 - メロディはユウ、言葉はアッコ
2006年のベスト盤『ベスト オブ ゴー!ゴー!』では、17曲のうち16曲が「作詞:浜田亜紀子/作曲:中島優美」。残りの1曲「サンダーガール(感電ヴァージョン)」も、作曲は中島優美と藤井一彦の共作です。 - 「こいのうた」は37週
2000年10月の3枚目のシングル「こいのうた」は、オリコンの最高位こそ45位でしたが、ランキングに37週も入り続けました。ユウのメロディが長く聴かれ続けた代表曲です。 - バンドのさなかにソロ
2004年、GO!GO!7188の活動中に、「ユウ」の名前でソロアルバム『てんのみかく』を出します。のちにYAYYAYで組む田中一志は、このアルバムの2曲の編曲がユウとの仕事の始まりだと話しています。 - 2枚目のソロのはずが、バンドに
2005年に結成したチリヌルヲワカは、もともとユウの2枚目のソロアルバムとして始まり、バンドになったと紹介されています。9月には1作目のアルバム『イロハ』が出ました。 - 2010年、2つのバンドの分かれ道
チリヌルヲワカは約4年の休みのあと、2010年に再始動。同じ年、GO!GO!7188はツアー「Go!!GO!GO!Go!! Tour」の東京公演が事実上のラストライブになり、2012年2月10日に解散が発表されます。 - 25年目の公式チャンネル
2025年6月28日、デビューの日にGO!GO!7188の公式YouTubeチャンネルが開設されました。配信されていなかった曲の配信も始まり、1作目『蛇足歩行』と2作目『魚磔』は、9月24日にLPでも出ています。
公式映像で見るGO!GO!7188
2025年に開設された「GO!GO!7188 Official Channel」から、ユウが作曲した4曲を選びました。
まずは2000年8月の2枚目のシングル「ジェットにんぢん」。作詞はアッコ、作曲はユウです。
GO!GO!7188「ジェットにんぢん」(GO!GO!7188 Official Channel)
同じ年の10月に出た「こいのうた」。オリコンのランキングに37週入った、ユウのメロディの代表曲です。
GO!GO!7188「こいのうた」(GO!GO!7188 Official Channel)
2002年10月の「浮舟」。日本テレビ『AX MUSIC-TV』の「AX POWER PLAY」に選ばれた曲で、オリコン12位はバンドのシングルの最高位です。
GO!GO!7188「浮舟」(GO!GO!7188 Official Channel)
2006年3月15日に出た初めてのベスト盤『ベスト オブ ゴー!ゴー!』に、新しい曲として入った「神様のヒマ潰し」。デビューから6年たったころのユウの曲です。
GO!GO!7188「神様のヒマ潰し」(GO!GO!7188 Official Channel)
※ほかの曲のMVも、公式チャンネルで順に公開されています。最新の公開状況はGO!GO!7188 Official Channelで確認してください。
ユウが作曲した名曲10選
シングルとベスト盤から9曲、ソロから1曲を選びました。作詞・作曲は、シングルとベスト盤のクレジットで確かめられたものだけ書いています。順位はオリコンです。
メジャーデビューの1曲。1作目のアルバム『蛇足歩行』にも入っています。
2枚目のシングル。2010年には、録り直した「ジェットにんぢん 2010」も出ています。2つの版の聴き比べも楽しい曲です。
ランキングに37週入った代表曲。ベスト盤には「SINGLE VERSION」で入っています。
ベスト盤では2曲目に入っています。
バンドのシングルの最高位。3作目のアルバム『鬣(たてがみ)』にも入りました。
アルバムの曲から、メンバー自身がベスト盤に選んだ1曲。ベスト盤には「大人のひみつ」も続けて入っています。
ベスト盤でただ1曲、ほかの人と共作した曲です。
ベスト盤のための新しい曲で、17曲の最後に入っています。上の公式映像でどうぞ。
アルバム『パレード』にも入っています。ベスト盤のあとのシングルです。
ソロアルバムの1曲。のちにYAYYAYでユウと組む田中一志が、編曲にかかわったと話している曲です。GO!GO!7188とは違う、ユウのもう1つの顔が聴けます。
アルバムで聴くなら
当店はCDを扱っていないので、ここはAmazonで探すのが早いです。
| アルバム | 発売 | ひとこと |
|---|---|---|
| 蛇足歩行 | 2000年 | 1作目。2025年にLPでも |
| 魚磔 | 2001年 | 2作目。2025年にLPでも |
| 鬣 | 2003年 | 「浮舟」「大人のくすり」 |
| 竜舌蘭 | 2004年 | 4作目(10月27日) |
| ベスト オブ ゴー!ゴー! | 2006年 | メンバーが選んだ17曲 |
| パレード | 2006年 | 「近距離恋愛」 |
| 569 | 2007年 | BMG JAPANから |
| アンテナ | 2009年 | 7作目 |
| Go!!GO!GO!Go!! | 2010年 | 8作目。最後のオリジナル・アルバム |
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3人編成のギターと、歌うギタリスト
GO!GO!7188は、ギター・ベース・ドラムの3人だけのバンド(スリーピース)。ギターはユウの1本だけです。しかもユウは歌も歌い、曲も作ります。まずは、1曲ができるまでの3人の役割を図にしました。
3人編成のギターは、とても忙しいパートです。ギターが1本しかないので、コードで曲の色を決めるのも、リフ(くり返しのフレーズ)で曲の顔を作るのも、間奏のソロも、全部ひとりで受け持ちます。そのうえユウは歌も歌います。
歌うギタリストが1曲の中でギターをどう鳴らし分けるのか、よくある例を図にしました。
歌が入るところでは、ギターは一歩下がって刻みを小さく。歌が休むイントロや間奏では、リフやソロで前に出る。こうして「引く」と「出る」を切り替えるのが、歌うギタリストの基本です。ギターが前に出ている間は、ベースが曲の厚みを支えます。
GO!GO!7188の音の材料(昭和歌謡・GS・パンク)
GO!GO!7188の音は、タワーレコードの紹介文では『蛇足歩行』が「パンキッシュで昭和歌謡テイスト溢れる荒削りなロック・サウンド」と紹介され、デビューのときには「超天然GSキュートパンクバンド」と呼ばれていました。英語版Wikipediaでも、サーフ・ロックからパンク、演歌まで影響は幅広いと書かれています。
昭和歌謡:歌のメロディ
昭和の歌謡曲のような、どこかなつかしいメロディ。GO!GO!7188でメロディを作っていたのはユウです。ギターは、歌のメロディを引き立てる側に回ります。
GS:60年代の日本のバンドの音
GS(グループサウンズ)は、1960年代後半の日本で人気を集めたバンドの音楽です。ギターの音で言えば、ざらっと歪んだファズや、エコーのかかった響きを思い浮かべる人が多いはず。いまの機材でも、ファズやディレイで近い雰囲気に寄せられます(いま揃える音で紹介します)。
パンク:短く、速く、荒く
パンクは、複雑なことよりも勢いを大事にするロック。ギターは、コードを短く強くかき鳴らす弾き方が中心です。荒削りな音は、歪みを深くしすぎず、ピッキングの強さで出すのがコツです。
※ここで書いたギターの音作りは、ジャンルの一般的な話です。ユウ本人がどの機材でどう弾いているかは、資料で確かめられませんでした。
ソロ・チリヌルヲワカ・YAYYAY
ユウはGO!GO!7188の活動中から、別の形でも音楽を作ってきました。
| 名前 | どんな作品・バンドか |
|---|---|
| ソロ『てんのみかく』 | 2004年、GO!GO!7188の活動中に「ユウ」の名前で出したソロアルバム(発売日は資料で食い違うため年だけ) |
| チリヌルヲワカ | 2005年結成。もとはユウの2枚目のソロとして始まったバンド。1作目は2005年9月28日の『イロハ』。ユウは作詞・作曲も担当 |
| YAYYAY | ユウ(ボーカル・ギター)、須原杏(バイオリン)、林田順平(チェロ)、田中一志(編曲・打ち込み・ミックス)。2020年にミニアルバム『I'm Here』、2023年に『NO EVIL』 |
GO!GO!7188では作曲だけだったユウが、チリヌルヲワカでは作詞も作曲も手がけています。メロディを作る人から、言葉も書く人へ。ここがGO!GO!7188との大きな違いです。
結成のときのチリヌルヲワカは、ベースのイワイエイキチ、ドラムの阿部耕作(ザ・コレクターズ)、ギターの宮下治人とユウの4人。ギターが2本ある編成でした。2010年にギターの坂本夏樹(2016年まで在籍)を迎えて再始動し、いまはユウとイワイエイキチを中心に活動していると紹介されています。
YAYYAYは、さらに変わった編成です。ギター・ボーカルに、バイオリンとチェロ、そして打ち込み。2020年のインタビューでは、田中一志が新しい曲に弦を入れたいと考え、須原杏と林田順平の2人をユウに紹介したのが、この編成になったきっかけだと話しています。2023年の『NO EVIL』の記事では、4人が自由に曲を作るバンドとして紹介されました。
※チリヌルヲワカのメンバーが抜けた年は、資料によって書き方が違うものがあるため、確かめられたもの(坂本夏樹の2010〜2016年)だけを書いています。
ユウの特徴3つ
① メロディを作るギタリスト
GO!GO!7188の曲のほとんどは、ユウの作曲です。ユウは、歌のメロディそのものを作るギタリストです。ユウの曲をコピーするときは、まず歌のメロディを口ずさめるようにしておくと、ギターがどこで歌を引き立てているかが見えてきます。
② 歌いながら弾く
ユウの担当は「ギター・ボーカル」。3人編成でギターが1本なので、歌いながらも曲の骨組みをギターで支え続けなければなりません。歌いながら弾くギタリストには、手元を見なくても弾ける体の覚え方と、歌の邪魔をしない鳴らし方の両方が要ります(練習のしかた)。
③ 編成が変わっても、歌とギター
3人のGO!GO!7188、ギターが2本のチリヌルヲワカ、弦楽器と打ち込みのYAYYAY。まわりの編成は大きく変わっても、ユウの担当はいつも「ボーカル・ギター」です。
ユウのギター(分かったこと・分からなかったこと)
ユウが使うギターについて、メーカーの発表や本人のインタビューのような公式の資料は見つかりませんでした。複数の資料で同じことが書かれていたものだけを載せます。
| 分かったこと | 資料 |
|---|---|
| GO!GO!7188ではギター・ボーカル(3人編成で、ギターはユウの1本) | Wikipedia、音楽ニュースの記事など多数 |
| チリヌルヲワカでもボーカル・ギター(結成のときはギターがもう1人) | Wikipedia(日本語・英語)、Metropolisの記事 |
| YAYYAYではボーカル・ギター(バイオリン・チェロ・打ち込みと一緒に) | Real Soundのインタビュー(2020年・2023年)、ぴあの記事 |
| 確かめられなかったこと | 理由 |
|---|---|
| GO!GO!7188の時代のメインのギターの機種 | 海外の、利用者が書き込む機材データベースに記載が1つあるだけで、ほかの資料で確かめられない |
| チリヌルヲワカ・YAYYAYで使うギター | 資料が1つずつしかない、または見つからない |
| アンプ・エフェクター | 資料が1つしかない、または見つからない |
※資料が1つしかない機種名は、この記事では書いていません。
このため、当店の在庫を「ユウと同じ形」として紹介することはしていません。代わりに、3人編成で歌いながら弾くギターの選び方を紹介します。
歌いながら弾くギターの選び方
ここからは店主としてのおすすめです(ユウ本人のギターの話ではありません)。3人編成で歌いながら弾く1本を選ぶとき、見ておきたいところをまとめました。
| 見るところ | 歌いながら弾く人へのポイント |
|---|---|
| 重さ | 立って歌いながら弾くと、重さがそのまま疲れになります。軽めの1本は長いライブで効きます |
| ネックの太さ | 手に合わないと、押さえ替えに気を取られて歌がおろそかに。握るか、数字で確かめます |
| 弦高 | 弦が高いと押さえる力が要り、歌に回す余裕がなくなります |
| ピックアップ | シングルコイルは輪郭がはっきり、ハムバッカーは太く歪ませやすい。どちらでも音作りしだいです |
| つまみの少なさ | 歌いながら細かく回すのはむずかしいもの。ボリュームとトーン、スイッチくらいが扱いやすいです |
テレキャスター型・ストラト型・レスポール型など、どの形でも3人編成のロックは弾けます。大事なのは、歌いながらでも迷わず扱えるか。当店の在庫ページには、実測の重さ・ネックの数字・弦高を書いています。
中古のギターを買うときに見るところ7つ
歌いながら弾く1本を中古で選ぶとき、店主として毎回確かめているところです。
トラスロッドで調整できる余裕があるか。反ったままだと、音がビリついたり押さえにくかったりします。
コードをよく押さえる1〜5フレットは減りやすいところ。当店では残りを%で書いています。
12フレットで弦と指板のすき間を見ます。当店では弦高を数字で書いています。
歌と合わせると、チューニングのずれはいちばん目立ちます。ペグがなめらかに回るかを見ます。
つまみを回したときの「ガリガリ」という雑音や、切り替えスイッチの接触不良。歌の静かなところほど目立ちます。
歌いながら動くと、ケーブルが引っぱられます。ジャックのゆるみと、ストラップピンがしっかり留まっているかを確かめます。
立って弾くなら実測の重さは大事な数字です。ケースなどの付属品も確かめておきましょう。
当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。
いま揃える「3人編成で歌って弾く音」
ユウ本人のアンプやエフェクターは、公式の資料で確かめられませんでした。そこでここでは、昭和歌謡・GS・パンクの材料を持つロックを、3人編成で歌いながら弾くための機材を、いま新品で買えるものから「代わりに」選びました。
3人編成のギターで大事なのは、歪ませすぎないこと。歪みを深くすると歌とぶつかりやすくなります。オーバードライブは軽めに、ファズは「ここぞ」という曲だけ、ディレイはうすく。これで歌の居場所が残ります。
そろえる順番(費用の小さい順)
最初は①のヘッドホンアンプで十分です。歌うなら③のマイクを早めに。スタジオに入るようになったら④、広がりがほしくなったら⑤。アンプはスタジオのものを使えば、最初に買わなくてもかまいません。
ひとつずつ紹介
※ユウ本人が使っていたという資料のある機材ではありません。同じ役割の機材の「代わり」として選んでいます。
家で練習するなら
歌いながら弾くには、順番が大事です。おすすめの練習は次の4つです。
- まずギターだけを体に覚えさせる
歌わずに、ギターだけを何度も弾きます。コードの押さえ替えを考えなくても手が動くようになるまで続けるのがコツです。 - 口ずさみながら弾く
次に、歌詞ではなく「ラララ」で歌のメロディを口ずさみながら弾きます。ギターのリズムと歌のリズムがずれるところで手が止まったら、そこだけをゆっくり練習します。 - 歌のところは小さく、休むところは大きく
歌が入るところでは刻みを小さく、イントロや間奏ではしっかり鳴らす。上の図のような「引く」と「出る」の切り替えを、体で覚えます。 - マイクの前で弾く
最後に、マイクの前に立って歌詞で歌います。マイクに口を向けたまま弾くので、手元を見ないで弾けるかの確認にもなります。
メトロノームでゆっくりから始めて、少しずつ速さを上げていきます。
用語ミニ辞典
この記事に出てきた言葉を、ギターを始めたばかりの人向けにまとめました。
- ギター・ボーカル
- ギターを弾きながら歌う担当。
- スリーピース
- ギター・ベース・ドラムの3人だけのバンド。
- リフ
- くり返し弾かれる短いフレーズ。曲の顔になる。
- GS(グループサウンズ)
- 1960年代後半の日本で人気を集めたバンドの音楽。
- 昭和歌謡
- 昭和の時代の歌謡曲。どこかなつかしいメロディが特徴。
- オーバードライブ
- アンプを大きく鳴らしたときのような、自然な歪みを作るエフェクター。
- ファズ
- ざらっとした強い歪みを作るエフェクター。古いロックの音によく使われる。
- ディレイ
- やまびこのように音を遅らせて重ねるエフェクター。
- 打ち込み
- パソコンなどで音を並べて作る演奏。YAYYAYの編成の一部。
- カポタスト(カポ)
- ネックにはさんで、全部の弦を同じフレットで押さえる道具。キーを上げられる。
GO!GO!7188のメンバー
| メンバー | 担当 | ひとこと |
|---|---|---|
| ユウ(中島優美) | ギター・ボーカル・作曲 | この記事。解散後はチリヌルヲワカ、YAYYAY |
| アッコ(浜田亜紀子/野間亜紀子) | ベース・ボーカル・作詞 | 高校の同級生。解散後はトーキョーキラー、PIGGY BANKS |
| ターキー(細川央行) | ドラム | 2人のバンドに加わり、3人のGO!GO!7188に |
鹿児島の高校の同級生2人に、ドラムのターキー。3人で2000年にデビューし、8枚のオリジナル・アルバムを残して2012年に解散しました。
61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)
ほかの記事:アッコ(GO!GO!7188)/hide(X JAPAN)/布袋寅泰(BOØWY)/松本孝弘(B'z)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/PATA(X JAPAN)/KAZUMA(SIAM SHADE)/J(LUNA SEA)/GISHO(PENICILLIN)/HEATH(X JAPAN)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ka-yu(Janne Da Arc)/TAIJI(X)/Toshiya(DIR EN GREY)/フルカワミキ(SUPERCAR)/アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/Char(ギタリスト)/鮎川誠(シーナ&ロケッツ)/高中正義(ギタリスト)/平沢進(P-MODEL)/ルーク篁(聖飢魔II)/HISASHI(GLAY)/TAKURO(GLAY)/JIRO(GLAY)/INORAN(LUNA SEA)/you(Janne Da Arc)/DAITA(SIAM SHADE)/NATCHIN(SIAM SHADE)/千聖(PENICILLIN)/YOSHIKI(X JAPAN)/Toshl(X JAPAN)/hyde(L'Arc〜en〜Ciel)/松井常松(BOØWY)/青木智仁(ベーシスト)/亀田誠治(東京事変)/ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/薫(DIR EN GREY)/中村弘二(SUPERCAR)/長岡亮介(東京事変)/Die(DIR EN GREY)/いしわたり淳治(SUPERCAR)/椎名林檎(東京事変)/チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/稲葉浩志(B'z)/TERU(GLAY)/I.N.A.(hide with Spread Beaver)/氷室京介(BOØWY)/向井秀徳(NUMBER GIRL・ZAZEN BOYS)/田渕ひさ子(NUMBER GIRL)/RYUICHI(LUNA SEA)/真矢(LUNA SEA)/中尾憲太郎(NUMBER GIRL)/今井寿(BUCK-TICK)/三輪テツヤ(スピッツ)/EMMA(THE YELLOW MONKEY)/生形真一(ELLEGARDEN)/田原健一(Mr.Children)/横山健(Hi-STANDARD)
まとめ
ユウは、ギターを弾きながら歌い、GO!GO!7188のほとんどの曲のメロディを作ったギタリストです。3人だけの音で「こいのうた」「浮舟」などを残し、バンドの活動中からソロやチリヌルヲワカでも歌い、いまはYAYYAYでも、ギターと歌でメロディを届けています。
本人のギターは、公式の資料では確かめられませんでした。それでも、歌のところは一歩下がり、歌が休むところで前に出る、という歌うギタリストの考え方は、ユウの曲から学べます。まずはヘッドホンアンプとマイクから始めてみてください。
歌いながら弾くギターを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったギター、ありませんか?
当店はエレキギター・ベースを買い取っています。ネックが反っている、つまみにガリがある、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- 当ブログのアッコの記事(GO!GO!7188の事実・メンバー・曲のクレジット)
- Wikipedia「中島優美」「GO!GO!7188」「チリヌルヲワカ」「ベスト オブ ゴー!ゴー!」「こいのうた」「近距離恋愛 (GO!GO!7188の曲)」「パレード (GO!GO!7188のアルバム)」「鬣 (アルバム)」
- Wikipedia(英語版)「Yumi Nakashima」「GO!GO!7188」「Chirinuruwowaka」「Iroha (album)」「Ryūzetsuran」「Dasoku Hokō」
- generasia「Nakashima Yumi」「Sakamoto Natsuki」
- Real Sound:YAYYAYのインタビュー(2020年10月)・記事(2023年2月)、GO!GO!7188の公式YouTube開設の記事(2025年6月)、ぴあ:YAYYAYの記事
- THE FIRST TIMES:GO!GO!7188の音源配信の記事(2025年)
- RAG MUSIC:2000年代のガールズバンドの記事(デビュー時のキャッチコピー)
- KAI-YOU:GO!GO!7188の25周年の記事
- タワーレコード:『蛇足歩行』『魚磔』のLPの特集(2025年6月)、ラストライブ作品の特集(2012年5月)
- Billboard JAPAN:『竜舌蘭』の商品ページ
- Metropolis:チリヌルヲワカの記事(2011年3月)、TuneCore Japan:チリヌルヲワカのリリース情報
- ORICON「GO!GO!7188」の作品ページ(ジェットにんぢん・こいのうた・浮舟)
- GO!GO!7188 Official Channel(YouTube)
よくある質問
ユウが使っていたギターは何ですか?
メーカーや雑誌の公式な機材リストは見つかっていません。海外の、利用者が書き込む機材データベースに記載が1つあるだけで、ほかの資料では確かめられなかったため、この記事では機種名を書いていません。
ユウの本名とプロフィールは?
本名は中島優美(なかしま ゆみ)。1979年12月1日生まれ、鹿児島県出身です。GO!GO!7188ではギター・ボーカル・作曲を担当しました。
GO!GO!7188の曲は誰が作っていましたか?
基本は作詞がアッコ(浜田亜紀子)、作曲がユウ(中島優美)、編曲が3人です。2006年のベスト盤『ベスト オブ ゴー!ゴー!』では、17曲のうち16曲がこのクレジットです。
GO!GO!7188はどんなバンドですか?
鹿児島の高校の同級生ユウとアッコに、ドラムのターキーが加わった3人組です。2000年に「太陽」でデビューし、「こいのうた」「浮舟」などを出し、8枚のオリジナル・アルバムを残して2012年に解散しました。
チリヌルヲワカとはどんなバンドですか?
2005年にユウを中心に結成したバンドです。もとはユウの2枚目のソロアルバムとして始まりました。1作目のアルバムは『イロハ』。ユウは作詞・作曲も担当しています。約4年の休みのあと、2010年に再始動しました。
YAYYAYとはどんなバンドですか?
ユウ(ボーカル・ギター)、須原杏(バイオリン)、林田順平(チェロ)、田中一志(編曲・打ち込み・ミックス)のバンドです。2020年にミニアルバム『I'm Here』、2023年にアルバム『NO EVIL』を出しています。
3人編成で歌いながらギターを弾くコツは?
まず歌わずにギターだけを体に覚えさせ、次に「ラララ」で口ずさみながら弾き、最後にマイクの前で歌詞で歌います。歌が入るところは刻みを小さく、歌が休むところでリフやソロで前に出るのが基本です。
ユウっぽい音を出すには何を買えばいいですか?
本人の機材は分かっていないので、代わりに、軽めのオーバードライブ(BOSS OD-1X)を土台に、曲によってファズ(BIG MUFF PI)、うすいディレイ(BOSS DD-8)を足すのがおすすめです。練習はヘッドホンアンプとマイクから始めると無駄がありません。