hideの使用ギターと音作り|モッキンバード実機2本の写真と公式MVで解説【X JAPAN】
更新日:2026-10-02 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。当店の在庫も紹介しています。
- hideの代名詞は、FERNANDES/Burnyのモッキンバード型「MGシリーズ」。X JAPAN時代は自分で絵を描いたMG-X(通称サイケ)、1990年代後半は黄色に赤いハートの「イエローハート」がメイン。
- 製造元のフェルナンデスは2024年に事業を停止し、hideモデルの新品はほぼ手に入らない。これからは中古が中心。
- hideっぽい音は、太い歪み(オーバードライブ)に、ワーミー・フランジャー・ワウの「飛び道具」を足して作る。まずはBOSS OD-1Xなどのオーバードライブ1台から。
X JAPANのギタリスト、hide。
ピンクの髪に、派手なモッキンバード型のギター。ソロでは「ROCKET DIVE」や「ピンク スパイダー」を大ヒットさせ、亡くなって四半世紀以上たった今も、コピーする人が後を絶ちません。
この記事では、中古ギター店を営んでいる私が、店にあるhideモデルの実機2本を写真で見せながら、hideのギター・アンプ・エフェクターと、「いまhideっぽい音を出すなら何を買えばいいか」をまとめました。公式MVも一緒に貼っているので、聴きながら読んでみてください。
- hideがどんなギタリストだったか(年表・エピソードつき)
- 公式MV・ライブ映像と、hideのギターが聴ける名曲10選
- 代名詞のモッキンバード(MGシリーズ)と、当店にある実機2本
- 中古のhideモデルを買うときに見るところ7つ
- 使ったアンプ・エフェクターと、いま新品で揃えられる代わりの機材(予算別)
hideってどんな人?
| 本名 | 松本 秀人(まつもと ひでと) |
|---|---|
| 生まれ | 1964年12月13日/神奈川県横須賀市 |
| 担当 | ギター(X JAPAN)、ボーカルとギター(ソロ) |
| 主なバンド | X JAPAN、hide with Spread Beaver、zilch |
| 亡くなった日 | 1998年5月2日(33歳) |
中学生のころ、友達に借りたKISSのレコードでロックに目覚めました。最初のギターは、おばあさんが買ってくれたギブソンのレスポール。もともと付いていた小さなピックアップを普通サイズのハムバッカーに替えるため、自分で彫刻刀を使って本体を彫り広げた、という話が残っています。最初から「いじって自分の音にする」人だったわけです。
地元・横須賀でサーベルタイガーというバンドを組んで活動しますが、解散。美容師の免許を持っていたhideは、音楽をやめて美容師になるつもりでした。それを電話で伝えた相手がYOSHIKIで、「Xでもう一度やってみない?」と誘われたのが、X加入のきっかけです。
人柄が分かるエピソード7つ
hideの音は、hideの人柄と切り離せません。ギターの話に入る前に、よく知られたエピソードをいくつか紹介します。
- 「Xジャンプ」はhideから始まった
1988年7月19日、仙台のライブ。「X」のサビでhideが突然ジャンプし、客席にも「跳べ」と身ぶりで煽ったのが始まりです。そのとき一緒に跳んだお客さんは数人だったそうですが、今ではXのライブの名物になっています。 - 「ヴィジュアル系」という言葉
「渋谷系」「原宿系」と、何でも「○○系」と呼ぶのがはやっていたころ、hideが「じゃあ俺たちはヴィジュアル系じゃない?」と冗談まじりに言ったのがきっかけ、という話が知られています。Xのキャッチコピー「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」を考えたのもhideです。 - LUNA SEAやGLAYを見つけた
Xのレーベル「エクスタシーレコード」では、新しいバンドを探す係を担当。LUNA SEAやGLAYなどを見つけてきたのはhideでした。 - メンバーの髪を作っていた
美容師の免許を持っていたhideは、Xではギターだけでなく見た目全般を担当し、メンバーの髪のセットもしていました。 - ネットの使い方が早すぎた
インターネットがまだほとんど普及していない1995年に、自分でウェブサイトとメールボックスを作り、届いたメールにはすべてお礼を返していたそうです。1997年には、いくつもの会場をネットでつないで同時に中継するイベント「MIX LEMONed JELLY」を開きました。今でいうライブ配信の先がけです。 - 「LEMONed」は「不良品だった」
1996年に作ったレーベルの名前は、英語の俗語で「不良品」を意味するLEMONに、過去形の「ed」を付けたもの。「僕たちもかつては不良品だった」と笑えるように、という意味が込められています。 - 解散ライブは「けじめ」
1997年にX JAPANの解散が決まったとき、「ファンへのけじめとしてライブをやろう」とYOSHIKIを説得したのはhideでした。それが12月31日の「THE LAST LIVE」です。
X JAPANのhide ── 公式映像で見る
Xの曲は、とにかく速い刻みが土台です。実はhideは、X加入までこうした速い曲をほとんど弾いたことがなく、必死に練習したと言われています。練習のしすぎで腱鞘炎になったという話もあるほどです。
まずはメジャーデビューの年、1989年の日比谷野外音楽堂での「紅」。若いころのXの勢いがそのまま映っています。
X JAPAN「紅」1989年 日比谷野外音楽堂(X Japan Official)
続いて、1997年12月31日の解散ライブ「THE LAST LIVE」から「Rusty Nail」。90年代後半のhideの姿が見られます。
X JAPAN「Rusty Nail」THE LAST LIVE(Yoshiki 公式チャンネル)
ソロのhide ── 公式MVで聴く
1993年、hideはXと並行してソロデビューします。ソロではギターだけでなくボーカルも担当。さらに、レコーディング・エンジニアのI.N.Aと組んで、コンピュータの音とギターを混ぜた、当時としてはかなり新しい音を作っていきました。
hide「EYES LOVE YOU」1993年・ソロデビュー曲(hide 公式チャンネル)
そして1998年、hide with Spread Beaver名義の「ROCKET DIVE」。ギターのリフ、打ち込み、歌がひとつにまとまった、ソロ後期の代表曲です。
hide with Spread Beaver「ROCKET DIVE」1998年(hide 公式チャンネル)
亡くなった直後の1998年5月に発売された「ピンク スパイダー」は、オリコン1位、100万枚を超える大ヒットになりました。
hide with Spread Beaver「ピンク スパイダー」1998年(hide 公式チャンネル)
ほかの公式MV:ever free/MISERY/TELL ME
hideのギターが聴ける名曲10選
X JAPANの曲はほとんどがYOSHIKIの作曲ですが、hideが作った曲もあります。hideのギターや音作りがよく分かる10曲を、エピソードと一緒に選びました。
静かに始まって、一気に速くなるXの代表曲。2本のギターが同じ刻みをそろえて弾く迫力は、まさに「壁」。上の公式映像で、まず聴いてほしい1曲です。
ライブでT・レックスをカバーしたらしっくりきて、「KISSみたいなロックンロールが欲しい」とhideが作った曲。『BLUE BLOOD』の録音で一番最初に録られました。hideのルーツがいちばん素直に出ています。
ギターはすべてhide。録音には、当時フェルナンデスのスタッフが持っていた古いギブソンSGを借りています。ライブではhideが歌うこともあり、hideが歌うバージョンは、亡くなった後にコンピレーション『Cafe Le PSYENCE』で世に出ました。
「ハンマーで叩くようなビートが欲しい」と、スタジオの外にあった大きなゴミ箱を持ち込み、パイプで叩いた音をリズムに使った曲。全編にフランス語のナレーションが入ります。ギタリストの枠を超えた「音を作る人」ぶりがよく分かります。同じアルバムの「Joker」もhideの作詞・作曲です。
Xでいちばん速い曲。hideはこの曲を「YOSHIKI殺し」と呼んでいました。ライブでは途中にhideのアドリブのスキャット(通称「HIDE語」)が入るのがお決まりでした。
30分近い大曲。ソロのギターはhideの担当で、hideが作ったフレーズをYOSHIKIが譜面にして、オーケストラと絡めました。hideがレコーディングで初めてサスティナー付きのギターを使ったのがこの曲です。
YOSHIKI以外のメンバーが作った曲がシングルの1曲目になったのは、この曲だけ(「Standing Sex/Joker」の両A面を除く)。ライブでは冒頭でhide自身が歌詞を語るパートがありました。
YOSHIKIの「悲しくて激しい曲が欲しい」という注文から生まれた曲。リズムは打ち込みで、ギターはすべてhideが弾いています。のちにhideはzilchで「WHAT'S UP MR.JONES?」としてカバーしました。
hideがミュージックステーションに初めて出たときに演奏した曲。ソロ初期の、激しいほうのhideが聴けます。
生前に録っていた仮歌をもとに、いっしょに音を作ってきたI.N.Aが仕上げた曲。亡くなった年の秋に出たシングルで、オリコン2位になりました。
アルバムで聴くなら
当店はCDを扱っていないので、ここはAmazonで探すのが早いです。
| アルバム | 発売 | ひとこと |
|---|---|---|
| BLUE BLOOD(X) | 1989年 | メジャーデビュー作。紅・CELEBRATION |
| Jealousy(X) | 1991年 | hide作のMiscast・Love Replica・Joker |
| DAHLIA(X JAPAN) | 1996年 | hide作のSCARS・DRAIN |
| HIDE YOUR FACE(hide) | 1994年 | ソロ1作目・オリコン1位。ジャケットの仮面はH・R・ギーガーのデザイン |
| PSYENCE(hide) | 1996年 | ソロ2作目・オリコン1位 |
| Ja,Zoo(hide with Spread Beaver) | 1998年 | 生前は未完成。バンドの仲間たちが仕上げた |
X JAPANのCDをAmazonで見る hideのCDをAmazonで見る
hideのギターの特徴3つ
①「音をデザインする」ギタリスト
hideは、速弾きで聴かせる超絶技巧タイプではありませんでした。曲全体の音をどう組み立てるかを考える、プロデューサー型のギタリストです。ギターは「曲の中でどう鳴らすか」を決める道具のひとつで、打ち込みの音や歌と同じ目線で扱っていました。
② 太い歪みと「飛び道具」
土台はハムバッカーの太い歪み。そこに、音程をぐにゃっと上下させるワーミー、ジェット機のようにうねるフランジャー、ワウなどを重ねて、ギターで効果音のような音を出します。「普通のギターの音」で終わらせないのがhide流です。
③ 見た目まで含めて「hideの音」
自分で絵を描いたギター、黄色に赤いハートのギター。hideにとってギターは、音を出す道具であると同時に、ステージの「絵」の一部でした。モッキンバードという派手な形を選んだのも、その延長線上にあります。
代名詞「モッキンバード」とhideモデル
hideといえば、左右非対称に鋭く張り出したモッキンバード型のギター。もともとはアメリカのB.C.リッチが作った形です。hide本人は、BOWWOWの斉藤光浩さんが使っていたのが気になったのがきっかけだと語っています。
日本ではFERNANDES(フェルナンデス)と、その姉妹ブランドBurny(バーニー)が、hideのシグネチャーモデル「MGシリーズ」を長年作ってきました。
本人が使った代表的なギター
| 呼び名 | ざっくり時期 | どんなギター |
|---|---|---|
| MG-X「サイケ」 | X JAPAN時代 | 黒いボディに、hide自身が絵を描いたペイントモデル |
| レモンドロップ | 1990年代半ば | 黄色系のモッキンバード。イエローハートの前身にあたる |
| イエローハート(Burny) | 1996年ごろ〜後期 | 黄色に赤いハート。「hideといえばこれ」の一本 |
| ギブソン レスポール | レコーディング | 録音ではレスポールも使っていた |
※本人機の年代や細かい仕様は、資料によって書き方が違うものがあります。ここでは多くの資料で一致している範囲にとどめました。
中古でよく見かけるhideモデルは?
当店では、ヤフオク!で落札されたhideモデルを型番ごとに集計しています。10年間で落札された件数を並べると、こうなります。
いちばん多く出回っているのはMG-145S。逆にMG-105XやMG-165Sは、10年で120件前後しか出てこない、見かける機会の少ない型番です。YH-JRはイエローハートを小さくした、アンプ内蔵のミニギターです。
hideモデルは型番がたくさんあって、見た目が似ていても相場が何倍も違います。型番ごとの違いは、当店でまとめたhideモデルの型番ガイド(MG-145S・165S・85X・105Xなど)をどうぞ。
当店のhideモデル2本を写真でじっくり
ここからは、いま当店にある実機です。写真はすべて当店で撮影したものです。まずは2本の違いを表にしました。
| MG-70X | MG-105X | |
|---|---|---|
| ブランド | FERNANDES(ヘッドに「F」) | Burny(ヘッドに筆記体) |
| 位置づけ | MGシリーズ最初期 | 中位〜上位 |
| 色 | 黒 | チェリーサンバースト |
| 金属パーツ | 銀色(クローム) | 金色(ゴールド) |
| 重さ(実測) | 3.190kg | 2.930kg |
| いちばんの特徴 | ブースター2基を内蔵 | 軽さとトラ目の見た目 |
| こんな人に | 手元で音を切り替えたい人・初期型が欲しい人 | 長時間弾く人・見た目重視の人 |
FERNANDES MG-70X(MGシリーズ初期)

1990年代の初め、hideのシグネチャーとして始まったMGシリーズ。その最初期のラインナップにあった一本です。30年以上続くhideモデルの「原点」にあたります。
いちばんの特徴は、ブースターが2つ、ギターの中に入っていること。9V電池で動く回路で、スイッチを1つ入れると音量と歪みが一段上がり、2つ入れると重ね掛けになります。足元に置くブースターを、ギター本体に組み込んだような作りです。
MG-70Xのコントロール。小さなスイッチ2つがブースターです(当店撮影)





当店で音を出して撮った動画です。ブースターの効き方も分かります。
FERNANDES MG-70X(当店のYouTube)
Burny MG-105X(チェリーサンバースト)

こちらはBurnyブランドのMG-105X。MGシリーズの中では中位〜上位のモデルです。
手に取って驚くのが軽さで、実測2.930kg。この形は見た目のわりにバランスがよく、座って弾いても崩れにくいのも意外な長所です。24フレットまであるので、ハイポジションまで手が届きます。ピックアップはハムバッカー2つで、歪ませたときの太さは十分です。






当店撮影の動画は10月8日に公開予定です。
※2本とも中古品で、年式なりの傷や使用感があります。傷の場所は在庫ページの写真と説明にすべて書いています。どちらも当店でネック・弦高・オクターブを調整済みです。
中古のhideモデルを買うときに見るところ7つ
hideモデルはどれも年式が古く、新品はもう出てきません。中古で買うときに、店主として毎回確かめているところをまとめました。ヤフオク!やフリマで個人から買うときにも使えます。
モッキンバードは角(ホーン)が長く尖っているので、先端をぶつけやすい形です。先端の塗装の欠けは、hideモデルでいちばんよく見る傷です。写真で先端までしっかり写っているか確かめましょう。

サスティナー(音を伸ばし続ける装置)やブースター付きの型番は、9V電池で回路を動かします。出品によっては「音出し確認済み」だけで、サスティナーやブースターの動作までは書いていないこともあります。回路まで動作確認されているか、電池の端子が錆びていないかを確かめてください。
ゴールドパーツは年数がたつと、メッキがくすんだり、はがれたりします。音には影響しませんが、見た目の好みは分かれるところです。

見た目より大事なのがここ。ネックがまっすぐに調整できるか(トラスロッドに余裕があるか)、フレットがどのくらい残っているかで、弾きやすさと今後の修理代が変わります。当店では、7フレットのすき間(0.3mm)、12フレットの弦高(6弦2.0mm・1弦1.5mm)、フレットの残り(%)を数字で書いています。
同じモッキンバードでも、型番で相場が何倍も違います。ヘッドのロゴ(FERNANDESの「F」かBurnyの筆記体か)と型番を必ず確認しましょう。型番ごとの違いはhideモデルの型番ガイドにまとめています。
同じhideモデルでも、当店の2本で約260g違います(2.93kgと3.19kg)。ライブで長く弾くなら軽いほうが楽です。実測の重さが書いてあるかも見ておきましょう。
モッキンバードは形が特殊なので、普通のギターケースには入らないことがあります。専用ケースが付いているかどうかで、買ったあとの出費が変わります。
当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。
hideが使ったアンプ・エフェクター
hideの機材は時期によってかなり変わります。公開されている資料や機材まとめでよく名前が挙がるものを、種類ごとに整理しました。
| 種類 | 機材 | 役割 |
|---|---|---|
| アンプ(歪み) | Marshall JMP(初期)、VHT、ENGL SAVAGE(後期) | メインの歪み |
| アンプ(クリーン) | Roland JC-120、HIWATT CUSTOM 100 | きれいな音・空間系と合わせる |
| プリアンプ | Tech21 SansAmp | アンプらしい音を作る |
| オーバードライブ | BOSS OD-1 | 歪みに芯を足すブースター |
| ピッチ | DigiTech WHAMMY | 音程を上下させる飛び道具 |
| ワウ | VOX | ソロで「ワウワウ」 |
| フランジャー | Guyatone、MXR | ジェット機のようなうねり |
| ディレイ | t.c.electronic 2290 | 音を遅らせて重ねる |
※ライブとレコーディング、時期によって使い分けています。資料によって記述が違うものもあるので、目安としてご覧ください。
いま揃える「hideっぽい音」── 予算別
hideが使ったラック機材や古いアンプを、そのまま揃えるのは現実的ではありません。そこで、いま新品で買えて、同じ役割を果たす機材に置き換えてみました。つなぎ方の例はこうです。
予算別のおすすめセット
最初の一歩は①のオーバードライブ1台で十分です。スタジオのマーシャルの前に置くだけで、歪みが太く、前に出てくるようになります。ワーミーやワウは、コピーしたい曲で必要になってから足せば無駄がありません。
ひとつずつ紹介
家で練習するなら
アンプを鳴らせない家でも、hideの曲は練習できます。最初にそろえると便利なものです。
2026年のhide
亡くなって28年がたった今も、hideの活動は続いています。2026年10月1日時点の公式発表から。
hide with Spread Beaver「Zepp Tour 2026 "REPSYCLE THE REPSYCLED"」
hide with Spread BeaverがZeppを回るツアーを開催中です。
『hide Birthday Party 2026』
hideの誕生日、2026年12月13日(日)に川崎のCLUB CITTA'で開催が決まりました。出演者は近日発表です。
LEMONeD SHOP 名古屋店
hideのレーベル名を冠したショップが、10月1日から期間限定で名古屋・サカエチカに出店しています。
最新情報はhide公式サイト(hide-city)で確認してください。
用語ミニ辞典
この記事に出てきた言葉を、ギターを始めたばかりの人向けにまとめました。
- モッキンバード
- アメリカのB.C.リッチが作った、左右非対称で角の長いギターの形。hideの代名詞。
- シグネチャーモデル
- アーティスト本人の名前を冠したモデル。hideモデルならMGシリーズ。
- ハムバッカー
- コイルを2つ並べたピックアップ。太くてノイズの少ない音で、歪ませる音楽に向く。
- サスティナー
- 弦の振動を電気の力で保ち、音を伸ばし続ける装置。フェルナンデスの得意技術。
- ブースター/オーバードライブ
- 音量や歪みを持ち上げるエフェクター。アンプの前に置いて、歪みを太くするのに使う。
- ワーミー
- ペダルを踏むと音程が上下するエフェクター。DigiTechの製品名がそのまま呼び名になっている。
- フランジャー
- 音を少しずらして重ね、ジェット機のような「シュワーン」といううねりを作るエフェクター。
- ワウ
- ペダルで音色を変え、「ワウワウ」としゃべるような音にするエフェクター。
- ディレイ
- 音を遅らせて重ね、やまびこのような響きを作るエフェクター。
- ツインギター
- ギター2人の編成。XではhideとPATAの2本。
- 打ち込み
- コンピュータで作った演奏。hideはソロでI.N.Aと組み、ギターと打ち込みを混ぜた。
- トラスロッド
- ネックの中に入っている金属の棒。締めたり緩めたりして、ネックの反りを直す。
- 弦高
- 弦と指板のすき間の高さ。低いほど押さえやすいが、低すぎると音がビリつく。
X JAPANのメンバー
このブログでは、X JAPANのメンバーを1人ずつ取り上げていきます。記事ができたら、ここからリンクします。
近日公開
近日公開
この記事
近日公開
近日公開
近日公開
記事を読む
ほかのバンドの記事:SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/松本孝弘(B'z)
まとめ
hideは、速弾きの技術ではなく「どんな音で、どう見せるか」まで含めてギターを鳴らした人でした。太い歪みに、ワーミーやフランジャーの飛び道具。そして、自分で絵を描いたモッキンバード。
ギターそのもの(hideモデル)は新品がほぼ無くなり、これからは中古で探す時代です。一方、エフェクターやアンプは、いまの製品で同じ役割のものがちゃんと手に入ります。まずはオーバードライブ1台から、hideの音に近づいてみてください。
hideモデルを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったhideモデル、ありませんか?
当店はhideモデルをはじめ、エレキギター・ベースを買い取っています。サスティナーが動かない、塗装が欠けている、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia「hide」 https://ja.wikipedia.org/wiki/Hide
- Wikipedia「X JAPAN」「BLUE BLOOD (Xのアルバム)」「Jealousy (Xのアルバム)」「DAHLIA (アルバム)」「ART OF LIFE」「SCARS (X JAPANの曲)」
- hide official web site(hide-city)ニュース(2026年9月30日・10月1日) https://www.hide-city.com/
- 型番別の落札件数:当店集計(ヤフオク!の落札実績、2016年7月〜2026年7月)
- ITmedia NEWS「『フェルナンデス』破産へ」(2024年7月)/「国産エレキギターの『フェルナンデス』破産開始」(2025年7月)
- やわろっく「X JAPAN hideの使用ギター、エフェクター、アンプ、機材」 https://www.yawarakai.com/5413
- ギター機材・虎の巻「hide風サウンドの作り方」 https://guitarkizaihikaku.com/hideotodukuri/
- 価格:サウンドハウス各商品ページ(2026年10月1日に確認)
よくある質問
hideが使っていたギターは何ですか?
FERNANDES/Burnyのモッキンバード型「MGシリーズ」が代名詞です。X JAPAN時代には自分で絵を描いたMG-X(通称サイケ)、1990年代後半には黄色に赤いハートの「イエローハート」をメインにしていました。
hideモデルは新品で買えますか?
製造元のフェルナンデスが2024年に事業を停止したため、新品はほぼ手に入りません。中古で探すのが現実的です。
hideっぽい音を安く出すには?
まずはオーバードライブ1台(BOSS OD-1X など)をアンプの前に置き、歪みを太くするところから始めるのがおすすめです。飛び道具が欲しくなったらワーミーを足します。
hideがX JAPANで作った曲は?
作詞・作曲を手がけた代表曲に、CELEBRATION(BLUE BLOOD)、Miscast・Love Replica・Joker(Jealousy)、SCARS(DAHLIA)があります。DRAIN(DAHLIA)も作曲はhideです。
中古のhideモデルで気をつけるところは?
長く尖ったホーンの先端の欠け、電池を使う回路(サスティナーやブースター)の動作、ネックの反りとフレットの残り、型番です。型番で相場が大きく違います。
モッキンバードは座って弾きにくいですか?
見た目ほど弾きにくくありません。ロングホーンのおかげでバランスが取りやすく、座っても安定します。