NATCHIN(SIAM SHADE)のベースと音作り|スペクターの試奏特集・公式映像と当店のG&L L-2000で解説【リズム隊・アクティブベース】
更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。当店の在庫も紹介しています。
- NATCHINはSIAM SHADEのベーシスト(解散前の表記は「NATIN」)。1989年、栄喜と組んだバンドでコンテスト「HOT WAVE」に優勝し、その大会でKAZUMAと出会った。LUNA SEAのJに影響を受けたベーシストの一人に挙げられている。
- 本人が使ってきたベースやアンプは、公式の機材リストが見つからない。確かめられたのは、2021〜2022年にベース・マガジンとデジマートの特集で、スペクター(Spector)のNSシリーズを試奏していること。
- 当店の在庫は、NATCHINモデルではなく、G&Lの看板モデル「L-2000」の日本製Premium Series。レオ・フェンダーが作った会社のベースで、大きなハムバッカー2つ、アクティブとパッシブの切り替え付き。実測4.235kg。
SIAM SHADEのベーシスト、NATCHIN。
栄喜とKAZUMAのツインボーカル、DAITAとKAZUMAの2本のギター。前に出る音が多いSIAM SHADEで、ドラムの淳士と一緒に曲の土台を支えてきたのがNATCHINです。
この記事では、中古ギター・ベース店を営んでいる私が、NATCHINの歩みとSIAM SHADEの曲、確かめられた機材の話を、公式映像と自作の図でまとめました。NATCHINモデルは店にありませんが、当店にある日本製のG&L L-2000 Premiumを写真で紹介し、ロックのベースの選び方もお話しします。
- NATCHINがどんなベーシストか(年表・つながりの図つき)
- 公式映像と、SIAM SHADEの名曲10選
- 本人の機材について、分かっていること・分からないこと
- スペクターのNSシリーズと、マルチスケールのしくみ
- 当店のG&L L-2000と、中古のアクティブベースで見るところ7つ
NATCHINってどんな人?
| 名前 | NATCHIN(ナッチン)/本名:中川泰(なかがわ やすし) |
|---|---|
| 生まれ | 1971年10月15日/東京都出身 |
| 担当 | SIAM SHADEのベース |
| 名前の表記 | 解散前は「NATIN」、のちに「NATCHIN」 |
| 主な活動 | SIAM SHADE、自身のバンド21g、ほかのアーティストのサポート |
1989年、のちにSIAM SHADEのボーカルになる栄喜と組んでいたバンドで、コンテスト「HOT WAVE」に優勝。この大会で2位だった静岡のバンドにいたのが、のちのギター&ボーカル、KAZUMAでした。
1992年、栄喜がKAZUMAを前身のバンドに誘い、1993年にSIAM SHADEと名前を変えます。1995年に「RAIN」でメジャーデビュー。1997年の「1/3の純情な感情」は累計80万枚のバンド最大のヒットになりました。2002年3月10日の日本武道館公演で解散し、そのあとも再結成ライブを重ねて、2016年10月20日の武道館公演が最終公演になりました。
解散後は、自身のバンド「21g」を組んだほか、いろいろなアーティストのサポートでベースを弾いています。
NATCHINのことが分かる話7つ
NATCHINは、本人について書かれた公式の資料が多くない人です。2つ以上の資料で確かめられた話だけを集めました。
- 「NATIN」から「NATCHIN」へ
解散前は「NATIN」と書いていて、のちに「NATCHIN」に。古いCDで「NATIN」の名前を見かけたら、同じ人です。 - コンテストで優勝したのは、NATCHINのバンド
1989年のHOT WAVEで優勝したのは、栄喜とNATCHINのバンド。KAZUMAが静岡県代表で出たバンドは2位でした。KAZUMAはこの大会で、栄喜とNATCHINに出会っています。 - 大ヒット曲のアレンジに違和感
「1/3の純情な感情」は、アレンジが大きく変えられた曲。メンバーは一度断っていて、KAZUMAとNATCHINは、変わったアレンジで曲が奇妙に感じられた、と伝えられています。 - LUNA SEAのJに影響を受けた一人
Jに影響を受けたベーシストとして、the GazettEのReitaなどと並んで、NATCHINの名前が挙げられています。 - スペクターを試奏する特集に
2021〜2022年、ベース・マガジンとデジマートで、スペクターのNSシリーズをNATCHINが試奏する特集が組まれました(メーカーのPRの特集)。スペクターを扱うKCのサイトでも紹介されています。 - KAZUMAのセルフカバーでベース
2025年元日、KAZUMAが公式YouTubeでSIAM SHADEの「Why not?」をセルフカバー。ベースを弾いたのはNATCHINです。 - アカウント名に誕生日の数字
X(@NATCHIN1015)やツイキャスで発信しています。「1015」は、誕生日の10月15日と同じ数字です。
公式映像で見るSIAM SHADE
NATCHINのベースを聴くつもりで選びました。ベースを聴くならイヤホンかヘッドホンで。スマホのスピーカーでは、ベースの低い音はほとんど聞こえません。
まずは「PASSION」。ドラムのバスドラム(足で踏む大きな太鼓)と同じタイミングで鳴る低い音を探してみてください。
SIAM SHADE「PASSION」MUSIC VIDEO(Sony Music 公式)
「Dreams」。2人の歌と2本のギターの下で、いちばん低い音を受け持つのがベースです。
SIAM SHADE「Dreams」MUSIC VIDEO(Sony Music 公式)
「Still We Go」。静かなところと盛り上がるところで、ベースの動きがどう変わるかも聴きどころです。
SIAM SHADE「Still We Go」(SIAM SHADE official TV)
KAZUMAの公式チャンネルの動画
2025年元日の「Why not?」のセルフカバー。ベースはNATCHINです。この記事でいちばん見てほしい1本です。
「Why not?」セルフカバー(KAZUMA ENDO 公式)。ベースはNATCHIN
次の2本は、KAZUMAの公式チャンネルのギターリフの解説。ギターの動画ですが、リフのリズムが分かれば、ベースで合わせる練習ができます。「PRIDE」はKAZUMAが原曲を作ったライブの定番曲です。
SIAM SHADE『PRIDE』ギターリフ解説(KAZUMA ENDO 公式)
「CRIME」は初級編。KAZUMAは「ダウンピッキングで頑張ろう!」と話しています。ベースをピックで弾く人も、ダウンピッキングで合わせてみてください。
SIAM SHADE『CRIME』ギターリフ解説(KAZUMA ENDO 公式)
ほかの公式の動画・音源:『知りたがり症候群』リフ解説(上級編)/「1/3の純情な感情」(音源)/「1999」(音源)
SIAM SHADEの名曲10選
SIAM SHADEのクレジットはバンド名義ですが、原曲を作ったメンバーは分かっています。主な作曲者は栄喜・DAITA・KAZUMAの3人。NATCHINのベースが入った曲を、発売の順に選びました。原曲を確かめられた曲だけ、作った人を書いています。
SIAM SHADEのメジャーデビュー曲です。
ライブの定番曲。KAZUMAの公式のリフ解説を見て、ベースでも合わせてみてください。
『III』の1曲目を、歌を録り直してシングルにした曲。2025年のセルフカバーでもNATCHINがベースです。
アニメ『るろうに剣心』のエンディングテーマで、累計80万枚。2本のギターがストロークとアルペジオで違うことを弾くぶん、ベースが曲の下をどう支えているかを聴いてみてください。
アルバムで初めてオリコンのトップ10に入った『IV・Zero』の曲です。
ダウンピッキングで刻むリフ。ピックで弾くベースの練習にも向いています。
リフ解説の上級編がある曲。『V』は累計22万枚のヒットです。
Bメロのカタカナを1文字ずつ交代で歌う、ツインボーカルの見せ場です。
ゲーム『パーフェクトダーク』の日本版CMソング。『VI』は最後のオリジナルアルバムです。
カップリングは、KAZUMAがリードボーカルの「Over the rainbow」です。
アルバムで聴くなら
| アルバム | 発売 | ひとこと |
|---|---|---|
| SIAM SHADE III | 1996年 | 「Why not?」「PRIDE」 |
| SIAM SHADE IV・Zero | 1998年 | 初のトップ10。「Love Vampire」 |
| SIAM SHADE V | 1998年 | 累計22万枚。「知りたがり症候群」 |
| SIAM SHADE VI | 2000年 | 最後のオリジナルアルバム |
SIAM SHADEの5人と、ベースを聴くコツ
SIAM SHADEの音の特徴は、栄喜とKAZUMAのツインボーカルと、DAITAとKAZUMAの2本のギター。その下で、ドラムの淳士とベースのNATCHINが土台を作っていました。
前に出る音が多いバンドほど、リズム隊の仕事は大事になります。SIAM SHADEの曲がテクニカルなのに聴きやすいのは、この土台があるからこそだと、私は思っています。
① イヤホンで、いちばん低い音を追う
歌やギターの下で「ブーン」「ゴンゴン」と鳴っている音だけを追いかけます。歌のないイントロや間奏が聴き取りやすいところです。慣れるまでは、低い音だけを口ずさんでみるのも手です。
② バスドラムと一緒に聴く
ロックでは、ベースはバスドラムと同じタイミングで鳴ることが多い楽器です。「ドン」に低い音が重なるところを探すと、ベースが見つかります。ベースとドラムがぴったり合っていると、曲がぐっと前に進むように聞こえます。
③ ギターと同じ動きか、違う動きか
ギターのリフと同じリズムのところと、違う動きで支えるところがあります。バンドスコアがあれば、楽譜で確かめられます。KAZUMAのリフ解説を見ながら、ギターとベースの関係を確かめるのもおすすめです。
NATCHINとつながる人たち
LUNA SEAのJは、ベース・マガジン2025年1月号の「偉大なベーシスト100人」(プロのベーシストの投票)で10位。そのJに影響を受けたベーシストとして、NATCHINの名前が挙げられています。偶然ですが、Jもレコーディングでスペクターを使ってきたベーシストです。
ドラムの淳士は、Janne Da Arcのベーシストka-yuと昔のバンドの先輩後輩。ka-yuについて「ベースの音をずっと聞いていなくても、安心してリズムを任せられる」と話していて、ドラマーがベーシストに何を求めるかが分かる言葉です。淳士とKAZUMAは、2017年から和風ロックバンド「戦国時代-The age of civil wars-」でも一緒に活動していて、KAZUMAは2010年から、ka-yuのソロプロジェクトのサポートも務めました。KAZUMAの話はKAZUMAの記事にまとめています。
本人の機材:分かっていること・分からないこと
先に正直に書きます。NATCHINがSIAM SHADEで使ってきたベースやアンプは、公式の機材リストが見つかりませんでした。ネットにはいろいろなメーカーの名前が出てきますが、2つ以上の資料で確かめられなかったものは書いていません。
| 機材 | 分かっていること |
|---|---|
| スペクター NSシリーズ | 2021〜2022年、メーカーのPRの特集で試奏(ベース・マガジン、デジマート、KC) |
| SIAM SHADE時代のメインのベース | 公式の資料が見つからず |
| アンプ・エフェクター | 公式の資料が見つからず |
| シグネチャーモデル | 公式の資料が見つからず |
ベース・マガジンの特集では、NATCHINは元SIAM SHADEのベーシストで、いまは多くのアーティストのサポートをしている人として紹介されています。サポートの仕事では、そのつど違う曲・違う音を求められます。
※分からないところを推測で埋めることはしていません。公式の資料が見つかったら書き足します。
スペクターのNSシリーズとマルチスケール
スペクター(Spector)はアメリカのベースのブランドです。特集では、NSシリーズの次の3つのモデルが紹介されています。
| モデル | ポイント |
|---|---|
| NS DIMENSION | 弦ごとに長さが違う「マルチスケール」。スペクターで初めてのマルチスケール(2021年) |
| NS PULSE | 木材と塗装に力を入れたモデル |
| NS ETHOS | アギュラー(Aguilar)の電装を積んだモデル |
NS DIMENSIONは、ネックがボディの端まで通るスルーネックで、ボディはスワンプアッシュにポプラ・バールのトップ。電装はフィッシュマン(Fishman)のFluenceです。
マルチスケールとは
ふつうのベースは、弦がすべて同じ長さです。マルチスケールは低い弦ほど長く張る作りで、フレットが斜めに並びます。低い弦の張りが強くなり、低い音がぼやけにくくなると言われます。
棒で見ると差は小さく見えますが、1〜3インチ(約2.5〜7.6cm)の違いで、弦の張りと手の届き方は変わります。マルチスケールを選ぶときは、ふつうのベースと持ち替えて、違和感がないかを試してみるのがおすすめです。
※NSシリーズの仕様は、特集とスペクターの資料で確かめた内容です。試奏したモデルが、ライブで使う本人のベースとは限りません。
当店のG&L L-2000 Premiumを写真でじっくり
ここからは、いま当店にある実機です。写真はすべて当店で撮影したものです。NATCHINモデルではありません。G&Lの看板モデル「L-2000」を、ロックを太い音で弾きたい人に向けた1本として紹介します。

G&Lは、レオ・フェンダーがフェンダー、ミュージックマンのあとに立ち上げた「第3のブランド」。ジャズベース、プレシジョンベース、スティングレイを生んだ本人が、1980年に発表したのがL-2000です。当店の個体は、フジゲンが作っていた日本製のPremium Seriesで、日本製のラインの最上位。いまは生産を終えています。
| 項目 | 当店のL-2000 Premium |
|---|---|
| 色・ボディ | ブラック・アルダー |
| 指板 | メイプル、21フレット |
| スケール | 34インチ |
| ナット幅 | 39mm(ブリッジの弦の間隔は19mm) |
| ピックアップ | 大きなハムバッカー×2 |
| つまみ | ボリューム・トレブル・ベース |
| スイッチ | ピックアップ・配線・プリアンプの切り替え(くわしくは次の章) |
| 重さ(実測) | 4.235kg |
| 付属品 | SELVA製のギグケース |
| 製造国 | 日本(フジゲン製造) |




いちばんの特徴は、大きなハムバッカー2つと、2バンドEQのプリアンプの組み合わせ。どの音域でも力強く、太い音が出ます。黒いボディは、どんなステージ衣装にも合わせやすい色です。




シリーズ/タップ/パラレルの3通りを選べるのは、G&LのUSA製と、この日本製のPremiumのモデルだけ。G&Lを中古で探すときは、「Premium」の名前が付いているかどうかを確かめてください。




※中古品で、傷や弾き傷、使用感があります(演奏に支障はありません)。傷の場所は在庫ページの写真と説明に書いています。当店で調整済みです。ka-yuの記事でも、ka-yuの使ったベースの中にG&Lの名前があります。
アクティブとパッシブ:ロックのベースの選び方
ベース選びで最初に出てくる言葉が「アクティブ」と「パッシブ」。L-2000は両方を切り替えられるので、例にしてまとめました。
| アクティブ | パッシブ | |
|---|---|---|
| しくみ | 電池で動くプリアンプが、音を持ち上げたり、低音・高音を足したりする | 電池を使わず、ピックアップの音をそのまま出す |
| 音 | 大きく、くっきり | 自然で温かい |
| 注意 | 電池が切れると音が出ないモデルも | 電池の心配がない |
L-2000のトレブルとベースのつまみは、いっぱいまで回した位置でフラット、戻すと削れるタイプ。しかもパッシブにしても効きます。ふつうのパッシブのベースは「ボリューム」と「トーン」だけなので、音作りの幅がずっと広いベースです。電池が切れても、パッシブに切り替えれば音は出せます。トレブルブーストは、もともと出力の大きいG&Lのアクティブの回路を、さらに硬く押し出す設定です。
はじめは「両方」「シリーズ」「アクティブ」から始めて、1つずつ切り替えてみるのがおすすめ。歪ませるならシリーズ、輪郭を出すならタップ、すっきりさせるならパラレルです。


サイズも見ておきましょう。L-2000はいちばん多い34インチのロングスケールで、ナット幅39mm。ベースは4kgを超えるものも珍しくなく、L-2000は実測4.235kgです。長く立って弾くなら、幅の広いストラップと組み合わせると楽になります。


中古のアクティブベースを買うときに見るところ7つ
アクティブのベースは電気の部品が多いぶん、見るところも増えます。店主として毎回確かめているところです。
電池を入れっぱなしにしていたベースは、端子が錆びていることがあります。電池のふたを開けて、端子と配線を見せてもらいましょう。
切り替えのできるベースは、アクティブとパッシブの両方で音が出るかを確かめます。電池が切れたときの保険です。
切り替えたときに音が途切れたり、「バチッ」と雑音が出たりしないか。L-2000なら3つのスイッチを、すべての位置で試します。
つまみを回したときの「ガリガリ」という雑音は、古いベースでよく起きます。当店のL-2000は音出し確認済みで、電装に問題はありません。
ネックがまっすぐに調整できるかが、いちばん大事です。当店のL-2000はロッドの余裕が十分で、締める・ゆるめる両方向に±60°まで動くことを確かめています。
当店のL-2000はフレットの残りが80〜90%。45-105の弦で、12フレットの弦高を4弦2.5mm・1弦2.0mmに調整しています。メイプルの指板は、よく弾くところの塗装の減りや汚れも見ておきましょう。
同じ型番でも、木の重さで数百グラム違うことがあります。当店のL-2000は実測4.235kgで、SELVA製のギグケースが付きます。
当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。
いま揃える「SIAM SHADEを弾くベースの音」
NATCHIN本人の機材ははっきりしないので、ここで紹介するのは「SIAM SHADEのようなロックを、太く押し出しのある音で弾く」ための一例です。
最初の一歩はプリアンプ。スタジオのアンプの前に1台置くだけで、音に太さと押し出しが出ます。歪みは、ギターのリフと一緒に刻む曲で少し足すくらいが、歌を邪魔しません。
そろえる順番(費用の小さい順)
※商品の値段は日々変わるため、リンク先のサウンドハウスでご確認ください。
家で練習するなら
速さも展開もある曲が多いので、ゆっくりから確実に、が近道です。
- ルート音を8分音符でそろえる
コードのいちばん下の音を、メトロノームに合わせて8分音符で弾き続けます。音の大きさと長さがそろうまで、ゆっくりから。 - KAZUMAのリフ解説に合わせる
初級編の「CRIME」から。ギターのリフを聴きながら、ベースで同じリズムを刻んでみます。 - 「Why not?」のセルフカバーで通して弾く
NATCHINがベースを弾いたセルフカバーに合わせて、1曲通して。スマホで録音して聴き返すと、ずれが分かります。
用語ミニ辞典
- リズム隊
- ベースとドラムのこと。曲の速さと低い音の土台を作る。
- ルート音
- コードのいちばん下になる音。ベースが弾くことが多い。
- アクティブ/パッシブ
- 電池で動くプリアンプがあるのがアクティブ、ないのがパッシブ。
- プリアンプ
- アンプの前で音を整え、太さや歪みを足す機材。
- 2バンドEQ
- トレブル(高い音)とベース(低い音)を調整するつまみ。
- ハムバッカー
- コイルを2つ並べたピックアップ。太くてノイズの少ない音。
- シリーズ/パラレル/タップ
- ハムバッカーのコイルのつなぎ方。力強い/すっきり/シングルコイルの音。
- マルチスケール
- 弦ごとに長さが違うベース。低い弦ほど長い。
- スルーネック
- ネックがボディの端まで1本で通る作り。
SIAM SHADEのメンバー
このブログでは、SIAM SHADEのメンバーを1人ずつ取り上げていきます。記事ができたら、ここからリンクします。
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61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)
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まとめ
NATCHINは、栄喜と組んだバンドでコンテストに優勝し、そこでKAZUMAと出会い、SIAM SHADEの低音を支えてきたベーシストです。解散から20年以上たった今も、KAZUMAのセルフカバーでベースを弾いています。
本人の機材は公式の資料では分かりませんが、ロックを太い音で弾くベースは選べます。まずは公式映像とリフ解説で曲に慣れ、プリアンプ1台から音作りを始めてみてください。
ロックを太い音で弾けるベースを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったベース、ありませんか?
当店はG&Lやスペクターをはじめ、エレキベース・ギターを買い取っています。つまみやスイッチの調子が悪い、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia「NATCHIN」「SIAM SHADE」「1971年の日本」、英語版Wikipedia「Siam Shade」
- Wikipedia「遠藤一馬」「1/3の純情な感情」「Why not?」「1999 (SIAM SHADEの曲)」「NEVER END」「SIAM SHADE IV・Zero」「SIAM SHADE V」「SIAM SHADE VI」「LOVE (SIAM SHADEの曲)」(当店のKAZUMAの記事で確かめた内容)
- Wikipedia「J (ミュージシャン)」、ベース・マガジン2025年1月号「偉大なベーシスト100人」(当店のJの記事で確かめた内容)
- ベース・マガジン「Spector NSシリーズ × NATCHIN」(2022年1月) https://bassmagazine.jp/gear/202201-spector/
- デジマート・マガジン「Spector NSシリーズ × NATCHIN」(2021年) https://www.digimart.net/magazine/article/2021102204509.html
- KC「Spector NS シリーズ x NATCHIN デジマートマガジン特集ページがアップされました!」 https://kcmusic.jp/spector/news/2416/
- Spector公式サイト「NS Dimension Series」 https://spectorbass.com/series/dimension-series/No Treble「Spector Introduces NS Dimension and NS Ethos Basses」
- Discogs「Natchin」
- KAZUMA ENDO 公式YouTubeチャンネル(リフ解説・セルフカバーの動画)
- 在庫の仕様・重さ・製造国:当店の実測と確認、当店の商品説明
よくある質問
NATCHINが使っているベースは何ですか?
公式の機材リストは見つかっていません。確かめられたのは、2021〜2022年にベース・マガジンとデジマートの特集で、スペクター(Spector)のNSシリーズを試奏していることです。SIAM SHADE時代の機材は分かっていません。
NATCHINとNATINは同じ人ですか?
はい。SIAM SHADEの解散前は「NATIN」と書いていて、のちに「NATCHIN」になりました。読み方はナッチン、本名は中川泰です。
NATCHINとKAZUMAはどこで出会いましたか?
1989年のコンテスト「HOT WAVE」です。優勝したのは栄喜とNATCHINのバンドで、KAZUMAが静岡県代表で出たバンドは2位でした。その後、1992年に栄喜がKAZUMAを前身のバンドに誘いました。
SIAM SHADEのメンバーは?
ボーカルの栄喜、ボーカル&ギターのKAZUMA、ギターのDAITA、ベースのNATCHIN、ドラムの淳士の5人です。2002年3月10日の日本武道館公演で解散し、2016年10月20日の武道館公演が最終公演になりました。
NATCHINが影響を受けたベーシストは?
LUNA SEAのJに影響を受けたベーシストの一人として、名前が挙げられています。Jはベース・マガジン2025年1月号の「偉大なベーシスト100人」で10位に選ばれています。
NATCHINのベースが聴ける公式の動画は?
KAZUMAの公式YouTubeの「Why not?」のセルフカバー(2025年元日)で、NATCHINがベースを弾いています。SIAM SHADEの公式MV「PASSION」「Dreams」も記事で紹介しています。
G&L L-2000はどんなベースですか?
レオ・フェンダーがフェンダー、ミュージックマンのあとに立ち上げたG&Lが、1980年に発表したベースです。大きなハムバッカー2つと2バンドEQのプリアンプを積み、アクティブとパッシブを切り替えられます。当店の在庫は日本製のPremium Seriesで、NATCHINモデルではありません。
中古のアクティブベースで気をつけるところは?
電池の端子の錆、パッシブに切り替えたときに音が出るか、スイッチとつまみのガリ(雑音)、ネックの反りとフレットの残りです。当店の在庫ページには、弦高やフレットの残りを数字で書いています。