J(LUNA SEA)の使用ベースと音作り|EDWARDS E-J-78TV実機と公式映像で解説【J-TVB・J Precision Bass】
更新日:2026-10-03 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大
※この記事にはプロモーション(サウンドハウス・Amazonへの広告リンク)が含まれます。当店の在庫も紹介しています。
- Jのベースは、LUNA SEAの結成初期から2019年までESP。メインの「J-TVB」シリーズは、本家と普及版を合わせて「世界で最も売れたアーティストモデルベース」と言われています。2019年からはフェンダーと契約し、シグネチャーの「J Precision Bass」を使っています。
- Jの音は、ピックで弾く「ゴリゴリの低音」。派手なソロより、シンプルで耳に残るフレーズ。そして「ROSIER」「TRUE BLUE」「STORM」など、LUNA SEAのヒット曲の多くはJが原曲を作っています。
- 当店の在庫はEDWARDS(ESPのブランド)のJモデル、E-J-78TV。赤いボディにハムバッカー2基です。Jっぽい音の第一歩は、ピックとベース用プリアンプから。
LUNA SEAのベーシスト、J。
ステージの前に出てピックで弾きまくり、マイクスタンドを放り投げる。「ベースは目立たない楽器」というイメージを、ひっくり返してきた人です。それだけではありません。「ROSIER」「TRUE BLUE」「STORM」など、LUNA SEAの代表曲の多くは、Jが持ち込んだ原曲から生まれています。
この記事では、中古ギター店を営んでいる私が、店にあるJモデル(EDWARDS E-J-78TV)の実機を写真で見せながら、Jのベースと音作りを、公式映像と一緒にまとめました。
- Jがどんなベーシストか(年表・エピソードつき)
- ESPのJ-TVBから、フェンダーのJ Precision Bassまで
- 公式映像で見るJのベースと、J原曲の名曲10選
- 当店にあるE-J-78TVと、本人のベースとの違い
- 中古のJモデルを買うときに見るところ7つ
- Jっぽい音を、いま新品で揃えるなら
Jってどんな人?
| 名前 | J(ジェイ)/本名:小野瀬 潤 |
|---|---|
| 生まれ | 1970年8月12日/神奈川県秦野市出身 |
| 担当 | LUNA SEAではベース。ソロではボーカル・ベース・ギター |
| 主なバンド | LUNA SEA、ソロ。hideのバンド「zilch」にも参加 |
| 代表的なベース | ESP J-TVB(〜2019年)、Fender J Precision Bass(2019年〜) |
中学でINORANと出会って音楽を始め、高校の軽音楽部でINORANと「LUNACY」を結成。1989年に今の5人がそろい、のちにバンド名を「LUNA SEA」に変えます。この名前を考えたのはJでした。
1992年にメジャーデビューし、1994年の「TRUE BLUE」でバンド初のオリコン1位。2000年の「終幕」のあと、2001年からはソロ活動を本格化させ、2010年にLUNA SEAが活動を再開してからは、バンドとソロの両方で走り続けています。2025年の55歳の誕生日には、自伝『MY WAY』を出しました。
人柄が分かるエピソード9つ
- 姉のベースをこっそり弾いていた
5歳上でロック好きの姉がいて、姉が出かけている間に、姉のベースを見つからないように弾いていたのが始まり。高校で自分のベースを買うまでは、姉のベースを使っていたそうです。 - ベースを選んだのは「みんながギターをやりたがったから」
ギターで最初に覚えたのは、マイケル・ジャクソン「Beat It」のリフ。でも周りはみんなギターをやりたがったので、ギターとベースの違いもよく分からないままベースに。ベースで最初に通して弾けたのは、セックス・ピストルズの曲だったそうです。 - INORANとの出会いはレコードの貸し借り
自伝によると、中学でINORANにハワード・ジョーンズのアルバムを借りたのがきっかけ。2人はわざわざ軽音楽部のある高校を選びましたが、入ってみたら先輩より自分たちのほうが上手くて、がっかりしたそうです。 - 「J」という呼び名
本名の「潤」から。同じバンドに「純」という名前の仲間がもう一人いたので、区別するために「J」と呼ばれるようになりました。 - 10代で先輩バンドのローディー
10代のころ、先輩バンドAIONのローディー(機材係)をしていました。会場のおさえ方や機材の運び込み、チケットの売り方を学んだ「もう一つの学校」だったと振り返っています。この縁がきっかけで、LUNA SEAは関西で初めてのライブをすることになります。 - バンド名「LUNA SEA」はJの案
インディーズのころの名前は「狂気」を意味する「LUNACY」。メジャーを見すえて、「月のように変化があって、海のように深く」という思いを込めて「LUNA SEA」に変えました。これを提案したのがJです。アルバム名『STYLE』を考えたのもJでした。 - hideを兄のように慕った
X JAPANのhideとはおそろいのタトゥーを入れ、実の兄のように慕っていました。hideのバンド「zilch」にも参加しています。 - ステージが倒れても「楽器さえあれば」
1999年、東京ビッグサイトでの10周年ライブ「NEVER SOLD OUT」。3日前の突風でステージのセットが倒れ、メンバーの意見も割れましたが、Jは強く決行を求めました。そのときの言葉が「俺たちはステージと楽器さえあればパーフェクトでいれる」。ライブは予定どおり開かれ、10万人が集まりました。 - サッカー少年で、今も浦和レッズのファン
中学ではサッカー部。今も浦和レッズのファンです。J原曲の「TONIGHT」は、サッカー欧州選手権(EURO2000)の中継のイメージソングになりました。
公式映像で見るJのベース
まずはJ原曲の「ROSIER」。このMVでJが弾いているのは、バイオリンのような形のESP「J-VB」で、ベース好きの間で話題になりました。MVは1994年の日本レコード大賞で最優秀プロモーションビデオ賞を受けています。
LUNA SEA「ROSIER」MV(LUNA SEA 公式)
バンド初のオリコン1位になった「TRUE BLUE」。これもJ原曲で、タイアップなしで1位をとりました。
LUNA SEA「TRUE BLUE」MV(LUNA SEA 公式)
約1年の休止明け、最初のシングル「STORM」。72万枚を売り上げ、LUNA SEAのシングルで一番売れた曲です。
LUNA SEA「STORM」MV(LUNA SEA 公式)
「IN MY DREAM (WITH SHIVER)」。トラックダウン(仕上げの音のまとめ)の直前に、Jがベースラインを変えたくて弾き直した曲です。
LUNA SEA「IN MY DREAM (WITH SHIVER)」MV(LUNA SEA 公式)
「G.」は、Jが「スピード感に溢れたグルーヴをやっと出せる様になった」と話した曲。ピック弾きのドライブ感がよく分かります。
LUNA SEA「G.」MV(LUNA SEA 公式)
そして1997年のソロデビュー曲「BURN OUT」。ソロでは自分で歌い、ベースもギターも弾きます。
J「BURN OUT」Music Video(J 公式)
ほかの公式映像:TONIGHT/SHINE/The End of the Dream/Limit
J原曲の名曲10選
LUNA SEAの曲は、メンバーの1人が「原曲」を持ち込み、5人でジャム・セッションをしながら仕上げていきます。シングルの表題曲には、SUGIZOとJの原曲が多く選ばれてきました。ここではJが原曲を作った曲から10曲を選びました。
Jが生まれて初めて作った曲がもとになった、LUNA SEAとして初めてのオリジナル曲。今もライブの定番です。
「皆が歌えるよう一曲まるごとサビみたいな曲が作りたかった」というJの曲。ライブの締めの定番で、2000年の終幕ライブの最後の曲もこれでした。
仕上げ直前にベースを弾き直した曲。カップリングの「SLAVE」もJ原曲で、のちにファンクラブの名前にもなりました。
間奏の英語の詞は、スランプだったそれまでの自分に向けてJが書いたもの。ライブではJがベースを弾きながら英詞を読み、マイクスタンドを後ろへ投げるのが名場面です。2025年11月からは、地元・小田急の秦野駅の接近メロディになっています。
バンド初の1位。SUGIZOは「今までの俺等とファンの子たちが正しかったことの証明」と表現しました。カップリングの「FALLOUT」もJ原曲です。
スピード感のあるグルーヴの曲。1999年には、ル・マン24時間レースのテレビ中継のテーマ曲にも使われました。
10分を超えるバラードで、途中にJの英語の語りが入ります。LUNA SEAで初めて生のストリングスを使った曲。Jいわく「私の人生始まって以来の優しい曲」。
休止明けの最初のシングルで、LUNA SEAのシングルで一番の72万枚。
明るい曲調だったため、ボーカルの河村隆一の留守番電話に「まるっきり河村隆一の曲じゃないか!」といういたずら電話が入ったという曲。でも作ったのはJです。
約3分で、LUNA SEAのシングルで一番短い曲。PVの原案もJで、出演者は「10代のJ」という設定です。Jの言葉は「この曲聴いて何も感じなかったらそれでいいや」。
ほかにも、2026年5月のシングル「FOREVER」(オリコン4位)もJ原曲です。
LUNA SEAのCDをAmazonで見る 自伝『MY WAY』
ソロのJ:歌って、ベースもギターも弾く
LUNA SEAが1年間活動を休んだ1997年、Jはソロデビューします。シングル「BURN OUT」はオリコン6位、1作目のアルバム『PYROMANIA』は9位。アルバムはロサンゼルスで録音し、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、ザ・カルトのビリー・ダフィー、そしてLUNA SEAの真矢がゲストで参加しました。
2000年の終幕のあと、2001年からソロを本格化。バンドのメンバー選びにもJらしさが出ています。ザ・カルトの大ファンだったので、ドラムにはザ・カルトのスコット・ギャレットを。重いリフを弾けるギタリストと組みたくて、DOOMの藤田タカシを迎えました。
2003年1月4日には、ソロで初めての日本武道館。英語版Wikipediaによると、武道館の歴史で初めての、全席スタンディングのライブでした。ライブハウスのSHIBUYA-AXには一番多く出演したアーティストで、2014年に会場が閉まるときには、スタッフに頼まれて最後のライブを開いています。2020年には西川貴教と組んだ「REAL×EYEZ」が、仮面ライダーゼロワンの主題歌になりました。
Jのベースの特徴3つ
① ピックで弾く「ゴリゴリの低音」
Jは基本的にピックで弾きます。派手なプレイではないけれど、シンプルで耳に残る「ゴリゴリの低音」が持ち味。ピックで弾くと、音の立ち上がりがはっきりして、歪んだギターの中でもベースが埋もれません。一方で「MOTHER」「I for You」「BREATHE」「Crazy About You」など、ゆったりした曲では指で弾いています。以前は指弾きが嫌いだったものの、2018年には、ミディアムやスローの曲では指で欲しい音が出せるようになった、と話しています。
② 誰でも弾けるフレーズを、誰よりもカッコよく
目立つためだけのソロや、ベースばかり大きい音楽には興味がない、というのがJの考え方です。ほかのベーシストのまねはせず、ベースライン、立ち姿、見た目まで「自分のスタイル」を必死に探してきました。バンドの主役はボーカルかギター、というイメージを変えたかったそうです。
③ 曲を作るベーシスト
名曲10選のとおり、LUNA SEAのヒット曲の多くはJの原曲です。おもしろいのは、作曲のときにベースは最後に考える、ということ。曲全体のカッコよさが先にあって、ベースはそのあと。だからこそ、フレーズが曲の邪魔をせず、まっすぐ届きます。
J-TVBと、Jのベース・機材
| ベース・機材 | ポイント |
|---|---|
| ESP J-TVB(メイン) | 結成初期から使ったシグネチャー。I〜Vまで代があり、初期のIはミディアムスケール、IIからロングスケール。J-TVB-IVでピックアップをハムバッカー1基に変えた |
| ESP J-VB | バイオリンのような形。「ROSIER」のMVで話題に |
| ESP J-RJB | 左利き用ジャズベースの形をまねたモデル(BLADE、PYRO BABYなど) |
| ESP J-MF-I | LUNA SEA後期から終幕後に使ったモデル |
| Fender J Precision Bass | 2019年5月にフェンダーと契約。2020年にシグネチャー(Black Gold)、2022年に日本製のChampagne Goldも発売。逆向きのヘッドが目印 |
| Ampeg Micro-VR J model | 2021年、日本人で初めてのAmpegのシグネチャーアンプ。長年使うSVT-810Eがもとで、赤いボディにマリアの絵 |
| レコーディング | ヴィンテージのフェンダー・ジャズベース、サドウスキー、スペクターなど、いろいろなベースを使い分け |
ESPとの付き合いは約28年。Jのベースはどれも、ボディの裏の太ももが当たるところを削った「バックカット」が入っています。アンプのスピーカーの網に描いたマリアの絵は、アメ車好きのJらしく、ローライダー(車の改造文化)でよく見る絵柄から来ているそうです。
当店のE-J-78TVを写真でじっくり
ここからは、いま当店にある実機です。写真はすべて当店で撮影したものです。

EDWARDSのE-J-78TV。Jのシグネチャーモデルをもとにした、LUNA SEAのJモデルです。左右の角がぴんと立った形に、黒いハムバッカーが2つ。ヘッドの裏には「PRODUCED BY ESP」の文字が入っています。当時の定価は78,000円(税別)でした。
| 項目 | 当店のE-J-78TV | 本人のJ-TVB |
|---|---|---|
| ブランド | EDWARDS(ESPのブランド) | ESP |
| ピックアップ | ハムバッカー×2 | J-TVB-IVではハムバッカー1基に変更 |
| ネック・指板 | メイプル・ローズウッド | 代によってボルトオン/スルーネック |
| コントロール | ノブ3つ | — |
| 弦 | 45-105 | — |
| 重さ(実測) | 4.390kg | — |
| 定価 | 78,000円(税別) | — |
※本人機と市販モデルは、ピックアップの数など中身が違います。在庫ページでは、当店の個体の仕様を写真と一緒に書いています。
E-J-78TVのピックアップとコントロール(当店撮影)







EDWARDS E-J-78TV(当店のYouTube)
※中古品で、年式なりの傷や使用感があります。傷の場所は在庫ページの写真と説明にすべて書いています。当店でネック・弦高・オクターブ・ピックアップの高さを調整済みです。
Jモデルの選び方(ESP・EDWARDS・GrassRoots・Fender)
「Jのベースがほしい」と思ったとき、選び方は大きく4つあります。店主として、それぞれの向き・不向きをまとめました。
| 選び方 | こんな人に | 気をつけること |
|---|---|---|
| ESPのJモデル(中古) | 本人と同じブランドにこだわりたい人 | 限定品は数が少なく、値段も高め。仕様は代によって違う |
| EDWARDSのJモデル(中古) | 形とイメージを手ごろな値段で手に入れたい人 | ピックアップの数など、中身は本人機と違うことが多い |
| GrassRootsのJモデル(中古) | まず形から入りたい、はじめての1本 | パーツの錆や電装の状態を、写真でよく見る |
| Fender J Precision Bass(新品) | 今のJと同じベースがほしい人 | 新品なので値段は高め。逆向きのヘッドに慣れが要る |
EDWARDSのJモデルのいいところは、見た目のインパクトと、弾きやすさのバランスです。左右に角が立った形は、ステージで遠くから見てもすぐ「Jのベース」と分かります。ネックはボルトオンなので、もし将来ネックの調整が必要になっても、手を入れやすい作りです。
当店のE-J-78TVは、ハムバッカーを2つ積んでいるので、ネック側だけ・ブリッジ側だけ・両方と、音の太さを切り替えて使えます。本人のJ-TVB-IVのようにハムバッカー1基の音に近づけたいなら、片方のピックアップだけを鳴らしてみるのも一つの手です。



中古のJモデルを買うときに見るところ7つ
ESP・EDWARDS・GrassRootsのJモデルは、年代も仕様もさまざまです。店主として毎回確かめているところをまとめました。
ヘッドの表は、ロゴのまわりにシミや変色が出ることがあります。当店のE-J-78TVにも、ロゴ付近に白いシミのような変色があります。
黒いペグは、つまみのメッキがはがれやすい部品です。チューニングがスムーズにできるかと一緒に見ておきましょう。

ブリッジは汗がたまりやすく、ネジが錆びやすいところ。弦高やオクターブを調整するネジが回るかどうかが大事です。

ピックで弾きまくるJモデルは、ベルトのバックルやスタンドで、ボディの裏に擦り傷がつきやすいベースです。赤い塗装は傷が目立ちやすいので、写真でよく見ておきましょう。

当店のE-J-78TVは実測4.390kg。ベースとしてふつうの重さですが、立って長く弾くなら、幅の広いストラップがおすすめです。当店では、すべての在庫の重さを実測して書いています。
当店では、12フレットの弦高(4弦2.5mm・1弦2.0mm)、フレットの残り(%)、トラスロッドが締める・ゆるめる両方向に回るかを確かめて書いています。このE-J-78TVのフレットは80〜90%残っていて、トラスロッドは±60°まで動作を確認済みです。

古いベースは、ノブを回したときに「ガリッ」と雑音が出ることがあります。音出しの確認と、ノブのぐらつきを確かめましょう。当店のE-J-78TVは音出し確認済みです。

当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字を、写真と説明で確認できるようにしています。
いま揃える「Jっぽい音」
Jの音は、ピックで弾く芯のある低音に、Ampegのアンプ。いちばん大事なのはピックで弾くことです。手持ちのベースでも、ピックとプリアンプでぐっと近づきます。
そろえる順番(費用の小さい順)
※商品の値段は日々変わるため、リンク先のサウンドハウスでご確認ください。
家で練習するなら
Jのベースは、音符だけ見ると難しくない曲が多いのに、弾いてみると「あの感じ」が出ない。理由は、ピックの当て方とリズムのそろえ方です。店主としておすすめする練習は、次の3つです。
- 8分音符をダウンピッキングだけで
メトロノームを遅めにして、同じ音を8分音符でずっと弾きます。全部ダウン(上から下)で、音の大きさと長さをそろえるのが目標です。 - ドラムに合わせる
リズムマシンやドラムの音源に合わせて、バスドラムと同時にピックが当たるように。LUNA SEAのリズム隊の「ノリ」は、ここから生まれます。 - ブリッジ寄り・ネック寄りを弾き分ける
同じフレーズを、弾く位置を変えて弾いてみます。硬い音と太い音を、曲に合わせて選べるようになります。
用語ミニ辞典
- 原曲
- メンバーが持ち込む曲のもと。LUNA SEAは原曲を5人で仕上げる。
- ピック弾き
- ピックで弦をはじく弾き方。音の立ち上がりがはっきりする。
- 指弾き
- 指で弦をはじく弾き方。やわらかく太い音になる。
- ハムバッカー
- コイルを2つ並べたピックアップ。ノイズに強く、太い音。
- ミディアムスケール
- ふつう(ロングスケール)より弦の長さが短いベース。手の小さい人でも弾きやすい。
- スルーネック
- ネックがボディの端まで1本でつながった作り。
- バックカット
- ボディの裏の、体に当たるところを削った加工。
- プリアンプ/DI
- ベースの音を整えて、アンプやミキサーに送る機械。
- ローディー
- バンドの機材を運んだり準備したりする係。
- トラスロッド
- ネックの中に入っている、反りを直すための金属の棒。
15人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)
ほかの記事:Toshiya(DIR EN GREY)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/hide(X JAPAN)/HEATH(X JAPAN)/TAIJI(X)/PATA(X JAPAN)/KAZUMA(SIAM SHADE)/ka-yu(Janne Da Arc)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/松本孝弘(B'z)/布袋寅泰(BOØWY)/GISHO(PENICILLIN)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)
LUNA SEAのメンバーとJ
| メンバー | 担当 | Jとの関係 |
|---|---|---|
| RYUICHI(河村隆一) | ボーカル | 「WISH」の作詞はRYUICHIとJの共作 |
| SUGIZO | ギター・バイオリン | シングルの表題曲は、SUGIZOとJの原曲が多い |
| INORAN | ギター | 中学からの仲間。高校でLUNACYを結成 |
| J | ベース | バンド名「LUNA SEA」を考えた |
| 真矢 | ドラム | Jとリズム隊を組んだ。2026年2月17日に亡くなりました |
LUNA SEAにはリーダーがいません。Jはその理由を「全員が局面局面でイニシアチブを取れるから、責任を押し付けるようなリーダーはいらない」と話しています。「他のバンドさんの前に、5人がライバルだ」という言葉もあります。5人が原曲を持ち寄り、ぶつかり合いながら1つの曲にしていく。その中で、Jのベースはいつも、まっすぐ前に出てきました。
まとめ
Jは、姉のベースをこっそり弾くところから始めて、「ベースは目立たない」というイメージを変えてきたベーシストです。ピックで弾くゴリゴリの低音と、「ROSIER」「TRUE BLUE」「STORM」のような、まっすぐ届く曲。その両方がJの魅力です。
本家のESPのJモデルも、普及版のEDWARDSやGrassRootsのJモデルも、これから手に入れるなら中古が中心。まずはピック1枚と、ベース用のプリアンプから、Jの音に近づいてみてください。
Jモデルを探している方へ
当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。在庫はその時々で変わります。
弾かなくなったJモデル、ありませんか?
当店はJモデルをはじめ、エレキベース・ギターを買い取っています。塗装に傷がある、パーツが錆びている、といった状態でもご相談ください。
参考にした資料
- Wikipedia「J (ミュージシャン)」「LUNA SEA」「LUNA SEA (アルバム)」「IMAGE (LUNA SEAのアルバム)」「EDEN (LUNA SEAのアルバム)」「STYLE (LUNA SEAのアルバム)」「ROSIER」「TRUE BLUE (LUNA SEAの曲)」「STORM (LUNA SEAの曲)」「SHINE (LUNA SEAの曲)」「TONIGHT (LUNA SEAの曲)」「IN MY DREAM (WITH SHIVER)」「FOREVER (LUNA SEAの曲)」「イーエスピー」
- 英語版Wikipedia「J (musician)」(自伝『MY WAY』からの引用を含む)
- 価格:サウンドハウス各商品ページ(2026年10月1日・2日に確認)
- 在庫の仕様・重さ:当店の実測と確認
よくある質問
Jが使っているベースは何ですか?
LUNA SEAの結成初期から2019年まではESPで、メインはシグネチャーのJ-TVBシリーズです。2019年5月からはフェンダーと契約し、シグネチャーのJ Precision Bassを使っています。
J-TVBはどんなベースですか?
Jのシグネチャーで、I〜Vまで代があります。初期のIはミディアムスケール、IIからロングスケールで、J-TVB-IVではピックアップをハムバッカー1基に変えました。本家と普及版を合わせて「世界で最も売れたアーティストモデルベース」と言われています。
EDWARDSのJモデルは本人のベースと同じですか?
EDWARDSはESPのブランドで、手ごろな価格のJモデルを作っていました。形は同じ系統ですが、ピックアップの数など中身は本人機と違います。
Jはピック弾きですか?
基本はピック弾きです。MOTHER、I for You、BREATHE、Crazy About Youなど、ゆったりした曲では指で弾いています。
Jっぽい音を出すには何を買えばいいですか?
まず厚めのピックで弾くこと。そのうえで、ゴリゴリした太さを足すベース用プリアンプ(SansAmp BASS DRIVER DIなど)と、Jが長年使うAmpegのアンプがおすすめです。
LUNA SEAでJが作った曲は?
ROSIER、TRUE BLUE、STORM、SHINE、TONIGHT、IN MY DREAM (WITH SHIVER)、G.、WISH、TIME IS DEADなどがJの原曲です。
Jのシグネチャーアンプはありますか?
2021年、日本人で初めてAmpegのシグネチャーアンプ「Micro-VR Limited Edition J model」が出ました。長年使っているSVT-810Eがもとで、赤いボディにマリアの絵が入っています。