DIRECTこのサイトで買うと全品 3%OFF購入手続きで自動値引き・クーポン不要
SILVER WOLF GUITARSエレキギター・ベース専門店
読みもの

YOSHIKI(X JAPAN)の曲とギター・ベースの音|作曲した名曲10選と、hide・PATA・TAIJI・HEATH・SUGIZOの弾き方を公式映像で解説

更新日:2026-10-15 文:SILVER WOLF GUITARS 森 将大

※この記事にはプロモーション(サウンドハウスへの広告リンク)が含まれます。

先に結論
  • YOSHIKIはX JAPANのリーダーで、ドラム・ピアノ・作詞・作曲の担当。「紅」「ENDLESS RAIN」「Rusty Nail」「Forever Love」など、X JAPANの曲のほとんどを作曲している。
  • YOSHIKIの曲は「とても速い曲」と「ピアノやオーケストラのバラード」の2本立て。ギター2本(hide・PATA、のちにSUGIZO)とベース(TAIJI、のちにHEATH)は、その中で役割を分けて弾いてきた。
  • 本人の楽器は、TAMAのドラム(透明なアクリルのセット、シグネチャー・スネアXY146)、Zildjianのシンバル、カワイの透明な「クリスタル・グランドピアノ」。当店はギター・ベースの店なので、YOSHIKIの曲をギター・ベースで弾くための機材を紹介する。

X JAPANのリーダー、YOSHIKI。

ドラムを叩き、ピアノを弾き、曲を書く。速くて激しい「紅」も、静かなバラード「Forever Love」も、YOSHIKIの曲です。

この記事では、中古ギター・ベース店を営んでいる私が、YOSHIKIの曲と、X JAPANのギター・ベースの音を、公式映像と自作の図でまとめました。hide・PATA・TAIJI・HEATH・SUGIZOがYOSHIKIの曲の中でどう弾いてきたか、ギターやベースで弾くときのポイント、いま揃えるなら何を買えばいいかも紹介します。

この記事で分かること
  • YOSHIKIがどんな人か(年表・エピソードつき)
  • 公式映像と、YOSHIKIが作曲した名曲10選
  • YOSHIKIとギター・ベースの5人のつながりと、役割分担
  • YOSHIKIの曲をギター・ベースで弾くポイント
  • 本人のドラム・ピアノと、いま揃えられる機材
森
この記事を書いた人:森
中古エレキギター・ベースを整備して販売しているシルバーウルフの店主(古物商)。ネックや弦高を調整してから送り出しています。ドラムやピアノは扱っていませんが、X JAPANの曲を弾くギター・ベースの相談と買取はおまかせください。

YOSHIKIってどんな人?

本名林 佳樹(はやし よしき)
生まれ1965年11月20日/千葉県(館山市と紹介されています)
担当ドラム・ピアノ・作詞・作曲(X JAPANのリーダー)
主な活動X JAPAN、ソロ(クラシック)、THE LAST ROCKSTARS

幼いころからピアノを習い、クラシックの中で育ちました(習いはじめた年は、資料によって4歳・5歳と違います)。そのYOSHIKIをロックに引き込んだのが、アメリカのバンドKISSです。

1982年、高校時代に幼なじみのToshlとXを結成。1986年4月に自分のレーベル「エクスタシーレコード」を作り、その年の終わりにTAIJI、1987年にhideとPATAが加わって、1989年の『BLUE BLOOD』でメジャーデビューしました。1992年にHEATHが加わって「X JAPAN」に改名。1997年に解散し、2007年に再結成、2009年にSUGIZOが正式に加わっています。

YOSHIKI 年表 1965千葉県で生まれる(11月20日) 1982高校時代、ToshlとXを結成 1986エクスタシーレコードを作る年末にTAIJIが加入 1987hide・PATAが加入 1988インディーズで『Vanishing Vision』 1989『BLUE BLOOD』でメジャーデビュー 1991『Jealousy』がオリコン1位 1992HEATHが加入、X JAPANに改名 1993『ART OF LIFE』『Eternal Melody』 1997解散(THE LAST LIVE) 1999奉祝曲「Anniversary」を演奏 2007X JAPAN再結成 2009SUGIZOが加入/首の手術 2012ゴールデングローブ賞のテーマ曲 2022THE LAST ROCKSTARSを結成 20243度目の首の手術

人柄が分かるエピソード7つ

X JAPANの顔ぶれは、YOSHIKIが声をかけて集めたもの。だからYOSHIKIの話には、ギターやベースのメンバーがよく出てきます。

  1. 自分でレーベルを作った
    1986年4月に作った「エクスタシーレコード」の最初の作品は、Xのシングル「Orgasm」。のちにLUNA SEAやGLAYもこのレーベルから世に出ました。新しいバンドを探す係はhideでした。
  2. PATAのバンドの助っ人
    PATAのバンドJudyにドラマーがいなくなったとき、手伝いに来たのがYOSHIKI。PATAの「Judyに入って」という頼みは断りましたが、のちに逆にPATAがXに入ります。
  3. hideに「もう一度やってみない?」
    バンドが解散し、美容師になるつもりだったhide。その話を電話で聞いたYOSHIKIが「Xでもう一度やってみない?」と誘ったのが、hide加入のきっかけです。
  4. TAIJIを熱意で口説いた
    音楽の方向の違いで迷っていたTAIJIは、YOSHIKIの熱意と人をひきつける力に動かされて、Xに入ることを決めました。
  5. 「YOSHIKI殺し」
    Xでいちばん速い曲「Stab Me In The Back」を、hideは「YOSHIKI殺し」と呼んでいました。作ったのも、いちばん大変なのも、ドラムのYOSHIKI本人です。
  6. 解散ライブを説得したのはhide
    1997年、「ファンへのけじめとしてライブをやろう」とYOSHIKIを説得したのはhide。それが12月31日、東京ドームの「THE LAST LIVE」です。
  7. KISSと紅白で共演、首の手術は3回
    2019年の大みそかには、NHK紅白歌合戦で憧れのKISSと共演。一方で首の病気(頸椎椎間孔狭窄症)のため、2009年・2017年・2024年と3回、首の手術を受け、そのたびにステージに戻ってきています。

公式映像で聴くYOSHIKIの曲

どれもYOSHIKIの作曲です。ドラムやピアノだけでなく、ギターとベースが何をしているかにも耳を向けてみてください。まずは1989年、日比谷野外音楽堂での「紅」。静かに始まって一気に速くなる、YOSHIKIの「速い曲」の代表です。

X JAPAN「紅」1989年 日比谷野外音楽堂(X Japan Official)

聴きどころ:速くなってからの刻みを、ギター2本とベースがドラムにぴったり合わせて弾いています。ドラムが速さを決め、その上に弦楽器の「壁」が乗る。これがYOSHIKIの速い曲の基本の形です。

同じ日比谷から「X」。サビで跳ぶ「Xジャンプ」は、1988年の仙台のライブでhideがこの曲で跳んだのが始まりです。

X JAPAN「X」1989年 日比谷野外音楽堂(X Japan Official)

もう1本の柱がバラード。1990年の日本武道館での「ENDLESS RAIN」では、歌を支えるTAIJIのベースが聴けます。

X JAPAN「ENDLESS RAIN」1990年 日本武道館(X Japan Official)

1991年の『Jealousy』から「Silent Jealousy」。ロサンゼルスで録音したこのアルバムは、オリコン1位・100万枚超えのヒットになりました。

X JAPAN「Silent Jealousy」(X Japan Official)

1997年12月31日の解散ライブから「Rusty Nail」。Xとして初めてオリコン1位になったシングルで、2017年のロンドン・ウェンブリー公演もこの曲から始まりました。ベースはHEATHです。

X JAPAN「Rusty Nail」THE LAST LIVE(Yoshiki 公式チャンネル)

代表的なバラード「Forever Love」の公式ミュージックビデオ。静かな曲ほど、ギターやベースの一音一音が目立ちます。

X JAPAN「Forever Love」公式ミュージックビデオ(Yoshiki 公式チャンネル)

再結成後の「Born To Be Free」。2015年に配信された曲を、2010年に日産スタジアムで初めて演奏したときの映像です(歌詞や編曲は配信版と一部違います)。ギターはSUGIZOとPATAの2本です。

X JAPAN「Born To Be Free」日産スタジアム(Yoshiki 公式チャンネル)

ほかの公式映像:Say Anything/Tears

YOSHIKIが作曲した名曲10選

X JAPANの曲はほとんどがYOSHIKIの作曲ですが、hide・TAIJI・PATA・HEATHが作った曲もあります。アルバムごとに並べると、こうなります。

作曲した曲とアルバム BLUE BLOOD1989紅・X・ENDLESS RAINCELEBRATION(hide) Jealousy1991Silent JealousyStab Me In The BackMiscast・Love Replica・Joker(hide)Desperate Angel・VoicelessScreaming(TAIJI)・White Wind(PATA) ART OF LIFE1993ART OF LIFE(30分近い1曲)ギターソロはhide シングル1993〜1994Tears・Rusty NailHEATHが加わってからの曲 DAHLIA1996DAHLIA・Rusty Nail・Forever LoveSCARS・DRAIN(hide)WRIGGLE(HEATH・PATA) 再結成後2008〜I.V.・Born To Be FreeSUGIZOが加わる(2009年) 赤い字:YOSHIKIの作曲 灰色の字:メンバーの作曲

アルバムの中心にはいつもYOSHIKIの曲があり、その間にメンバーの曲が入る形です。ここから、YOSHIKIの曲を、ギター・ベースの聴きどころと一緒に10曲選びました。

1紅
X/1989年『BLUE BLOOD』/作曲:YOSHIKI

Xの代表曲。2本のギターが同じ刻みをそろえる迫力は、まさに「壁」。聴きどころ:速くなってから、ギターとベースがドラムに遅れないところ。

2X
X/1989年『BLUE BLOOD』/作曲:YOSHIKI

ライブの定番。2010年にTAIJIが18年ぶりにX JAPANと共演したのもこの曲でした。聴きどころ:跳ぶサビでもゆるまない刻み。

3ENDLESS RAIN
X/1989年『BLUE BLOOD』/作曲:YOSHIKI

TAIJIがいたころのXを代表するバラード。聴きどころ:歌の下で静かに動くベース。

4Silent Jealousy
X/1991年『Jealousy』/作詞・作曲:YOSHIKI

このアルバムの録音でアメリカにいたとき、PATAは59年製のレスポール「1号」と出会いました。聴きどころ:hideとPATA、2本のギターの音の違い。

5Stab Me In The Back
X/1991年『Jealousy』/作曲:YOSHIKI

Xでいちばん速い曲。ライブでは途中にhideのアドリブのスキャットが入るのがお決まりでした。聴きどころ:この速さで最後まで続く、ギターとベースの刻み。

6ART OF LIFE
X JAPAN/1993年/作曲:YOSHIKI

30分近い大曲。hideが作ったソロのフレーズをYOSHIKIが譜面にして、オーケストラと絡めました。hideが録音で初めてサスティナー付きのギターを使った曲です。聴きどころ:オーケストラの中で歌うhideのギター。

7Rusty Nail
X JAPAN/1994年7月/作詞・作曲:YOSHIKI/オリコン1位

解散ライブでも、再結成後の海外公演でも演奏されてきた曲。聴きどころ:速い刻みの下で曲を支える、HEATHのピック弾きのベース。

8DAHLIA
X JAPAN/1996年2月/作曲:YOSHIKI/オリコン1位

速さと重さのある、HEATH期を代表する1曲。聴きどころ:ギターとベースが重なった音の厚み。

9Forever Love
X JAPAN/1996年7月/作曲:YOSHIKI

アルバム『DAHLIA』には、歌と弦楽器だけの版も入っています。聴きどころ:ギターもベースも弾きすぎず、歌とピアノを生かすところ。

10Born To Be Free
X JAPAN/2015年・配信/作曲:YOSHIKI

SUGIZOが正式に加入してからのX JAPANの曲。聴きどころ:hideのパートを受け持つSUGIZOと、PATAの2本のギター。

CDは当店では扱っていないので、Amazonで探すのが早いです。

X JAPANのCDをAmazonで見る Eternal Melody

YOSHIKIとギター・ベースの5人

X JAPANのギターとベースを弾いてきた5人は、どの人もYOSHIKIとのつながりからバンドに入っています。

YOSHIKI Toshl(歌)幼なじみ・1982年に結成 hide(ギター)電話で誘う・1987年 PATA(ギター)Judyの助っ人・1987年 TAIJI(ベース)熱意で誘う・1986年末 HEATH(ベース)hideの誘い・1992年 SUGIZO(ギター)2009年に加入 SUGIZOとはTHE LAST ROCKSTARSでも一緒(2022年〜)
メンバーYOSHIKIの曲での役目くわしくは
hide(ギター・1987〜1997年)リードギター。太い歪みに飛び道具hideの記事
PATA(ギター・1987年〜)もう1本のギター。古いレスポールとマーシャルPATAの記事
TAIJI(ベース・〜1992年)『BLUE BLOOD』『Jealousy』のベース。スラップも得意TAIJIの記事
HEATH(ベース・1992年〜)Rusty Nail・DAHLIAのころのベース。主にピック弾きHEATHの記事
SUGIZO(ギター・2009年〜)hideが担っていたリードギターとバイオリンSUGIZOの記事

1992年1月の東京ドームを最後にTAIJIが離れ、hideの誘いでHEATHが加入。最初のシングルが1993年11月の「Tears」です。hideが1998年5月2日に33歳で亡くなったあと、2008年の復活ライブでhideのパートを受け持ったのがSUGIZOでした。HEATHは2023年10月29日に55歳で、TAIJIは2011年7月17日に45歳で亡くなっています。

ギター2本とベースの役割分担

YOSHIKIの曲を、楽器ごとの役目に分けるとこうなります。

歌Toshlメロディ。曲のいちばん前ほかの楽器は、歌をじゃましない ギター1hide → SUGIZOリードギター(ソロ)刻みにも入り、音の色を足す ギター2PATAもう1本の刻み2本重ねて、分厚い「壁」に ベースTAIJI → HEATHドラムと一緒に低音の土台バラードでは歌の下を支える ドラムYOSHIKI曲の速さと勢いを決める全員がここに合わせる ピアノYOSHIKIバラードの土台オーケストラとも組み合わせる ※店主のまとめです。曲によって役目は入れ替わります

土台は速い刻みをギター2本で重ねること。hideはモッキンバード型にワーミーなどの「飛び道具」、PATAは古いレスポールとマーシャルの素の音と、2人の音作りはほとんど正反対でした。違う2本が同じ刻みを重ねるから、厚みが出ます。

ベースは、YOSHIKIのドラムと一緒に低音の土台を作る役目。スラップも得意なTAIJIのころと、主にピックで弾くHEATHのころを聴き比べると、ベースの音の違いが分かります。

YOSHIKIの曲の特徴3つ

① とても速い曲

「紅」「Stab Me In The Back」「DAHLIA」。ドラムの速さに、ギターとベースが全員で付いていく作りです。hideはX加入までこうした速い曲をほとんど弾いたことがなく、必死に練習したと言われています。

② ピアノとオーケストラのバラード

「ENDLESS RAIN」「Tears」「Forever Love」。クラシックのピアノで育ったYOSHIKIらしく、オーケストラと組み合わせた曲も多くあります。

③ 譜面で曲を書く

オリコンの特集のインタビューで、YOSHIKIは、曲はドラム譜・ギター譜・コード譜まで含めて譜面に全部書くので、楽器がなくても飛行機の中で書ける、と話しています。ギターやベースの人にとっては、作った人が決めている部分が多い曲だということ。だからこそメンバーは「どんな音で弾くか」で個性を出してきたとも言えます。

速い曲 バラード 紅・Stab Me In The BackRusty Nail・DAHLIA ENDLESS RAIN・TearsForever Love ギター歪ませて細かく刻む音を短く切ってそろえる2本で同じ刻みを重ねる ギター歪みは控えめに音を長く伸ばすピアノとぶつけない ベースピックで粒をそろえるドラムに音の頭を合わせる ベース長い音で歌を支える弾く音を減らす ※店主のまとめです。本人たちの弾き方の記録ではありません

ソロとクラシック、ほかのバンド

年できごと
1993年クラシックのアルバム『Eternal Melody』。ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティンのプロデュースで、ロンドンで録音
1999年天皇陛下の御即位10年をお祝いする国民祭典で、奉祝曲「Anniversary」を演奏
2008年再結成後の最初の新曲「I.V.」を配信。アメリカ映画『ソウ4』のテーマ曲
2012年ゴールデングローブ賞の授賞式のテーマ曲を作曲
2014年初めてのクラシックのワールドツアー
2017年ニューヨークのカーネギーホールで、東京フィルハーモニー交響楽団と公演
2022年〜HYDE・SUGIZO・MIYAVIとTHE LAST ROCKSTARS
2025年東京ドームの大リーグ開幕戦で、日米の国歌を演奏

ロックのドラマーと、クラシックの作曲家・ピアニスト。X JAPANのバラードにオーケストラが入るのも、YOSHIKIにとっては自然なことなのです。

ほかの公式映像:Red Swan(YOSHIKI feat. HYDE & SUGIZO)

本人のドラムとピアノ

2つ以上の資料で確かめられたものだけを書きます。

楽器どんなものか
ドラム:TAMA2014年の本人の寄稿では、透明なアクリルの胴のセット。ペダルもTAMA
スネア:TAMA XY146シグネチャー・モデル。鏡のように光るステンレスの胴で、透明なドラムセットに合う銀色のスネアとして作られたと、楽器店で紹介されている
シンバル:Zildjianハイハットなど(2014年の寄稿)
ピアノ:カワイ透明な「クリスタル・グランドピアノ」。2024年1月、約10年愛用したCR-40Nをチャリティー・オークションに出し、能登半島地震の支援に寄付した

※本人の公式な機材リストは確かめられませんでした。時期によって変わります。

透明なドラムに、透明なピアノ。ステージでの見え方まで考えて楽器を選ぶ人だと分かります。ここからは、YOSHIKIの曲をギターやベースで弾くための話です。

ギター・ベースでYOSHIKIの曲を弾くポイント

店主として、X JAPANの曲を練習する人によくお伝えしていることです(本人たちの弾き方の記録ではありません)。

ギターで弾くなら

ベースで弾くなら

1人で練習するとき:X JAPANの曲はギター2本が重なってできているので、1人だと音が薄く感じて当たり前。録音できるなら、自分の刻みを2回録って重ねてみると「壁」の感じが分かります。チューニングは曲や時期で違うことがあるので、バンドスコアで確かめましょう。

どのギター・ベースで弾く?

「誰のパートを弾きたいか」で選ぶのが近道です。各記事では、当店にある同じ形のギター・ベースも紹介しています(売れている場合もあります)。

パート本人の主な楽器
hideFERNANDES/Burnyのモッキンバード型「MGシリーズ」
PATA古いギブソンのレスポール
SUGIZOESPの特注モデル(ECLIPSE・HORIZON・PR)
TAIJIKillerのインパルス(ブラックローズほか)
HEATHイーグル型(市販版EB-95X)、ジャズベース型FJB(市販版FJB-115H)

本人モデルにこだわらないなら、ギターはハムバッカーの付いたギターがおすすめ。hideもPATAも、ハムバッカーの太い歪みが音の土台でした。ベースはピックで弾きやすいものを。ジャズベース型は数が多く、中古でも選ぶ幅があります。なお、フェルナンデス(Burnyを含む)は2024年に事業を停止し、2025年7月に破産手続に入ったので、hideやHEATHのモデルはこれから中古が中心です。

中古のギター・ベースを買うときに見るところ7つ

X JAPANの曲を弾く1本を中古で選ぶとき、店主として毎回確かめているところです。

① ネックの反り

トラスロッドに余裕があり、まっすぐに調整できるか。反ったままだと、速い刻みで音がビリつきます。

② フレットの残り

減っていると音程が合いにくくなります。当店では残りを%で書いています。

③ 弦高

高すぎると、速い曲で指が付いていきません。当店では12フレットの弦高を数字で書いています。

④ つまみのガリとスイッチ

回したときの「ガリガリ」という雑音や、切り替えの接触不良。全部動かして確かめてあるかを見ます。

⑤ アーム付きのブリッジ

SUGIZOのモデルのようなフロイドローズ付きは、ブリッジが浮きすぎていないか、刃の部分が減っていないかを確かめます。

⑥ 重さ

ベースなら4kgを超えるものも珍しくありません。長く立って弾くなら、実測の重さを見ておきましょう。

⑦ 型番とロゴ、ケース

アーティストモデルは型番で中身も相場も違います。モッキンバード型やイーグル型は、専用のケースが付いているかも大事です。

当店の在庫ページでは、傷の場所・実測の重さ・ネックの数字・付属品を、写真と説明で確認できるようにしています。

いま揃える「X JAPANのギター・ベースの音」

メンバーが使った古いアンプやラックの機材は揃えにくいので、いま新品で買えて、同じ役割を果たす機材に置き換えました。

ギター ベース ギターハムバッカー付き→ 本人モデルは中古で 歪み(ブースター)刻みに芯を足す→ 例:BOSS OD-1X ディレイソロに余韻を足す→ 例:BOSS DD-8 アンプマーシャル系の歪みクリーンはJC-120 ベース+ピックピックで粒をそろえる→ ジャズベース型など プリアンプ太さと少しの歪み→ 例:SansAmp BDDI V2 アンプAmpeg系の太い低音家ならMICRO-VR ※音作りの一例です。メンバー本人の配線ではありません hide・PATAのマーシャル、HEATHのAmpegの代わりです

そろえる順番(費用の小さい順)

① まずヘッドホンアンプVOX amPlug3 High Gain/Bass ② マルチエフェクターZOOM G1X FOUR/B1X FOUR ③ 歪み・プリアンプBOSS OD-1X/SansAmp BDDI V2 ※棒の長さは費用の大小の目安。値段はリンク先で確認を

最初は①のヘッドホンアンプで十分。家で毎日、刻みをそろえる練習ができます。バンドで合わせるようになったら、③の歪みやプリアンプを足すと、スタジオのアンプでも太さが出ます。

BOSS OD-1X(オーバードライブ)
hideも使ったOD-1の流れをくむ現行モデル。アンプの前に置くと、ハムバッカーの歪みに芯が出て、刻みの粒がはっきりします。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

BOSS DD-8(ディレイ)
ソロやバラードに余韻を足すディレイ。PATAのように、ソロのときだけ踏む使い方にも。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

Marshall SV20H/Roland JC-120(アンプ)
SV20Hは、hideとPATAが使ったマーシャルの昔の音を20Wにまとめたヘッド。JC-120は、hideもクリーン用に使ったスタジオの定番です。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

SV20Hを見る JC-120を見る

TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI V2(ベース用プリアンプ)
ピック弾きの音に、太さと少しの歪みを足す定番。ライブハウスの卓に直接送るDIにもなります。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

AMPEG MICRO-VR HEAD(ベースアンプヘッド)
再結成後のHEATHが使ったAmpegの小型ヘッド。太い低音を家やスタジオで。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

サウンドハウスで見る

家で練習するなら

VOX amPlug3 High Gain/amPlug3 Bass(ヘッドホンアンプ)
楽器に直接挿してヘッドホンで聴く小さなアンプ。High Gainはギター用、Bassはベース用。夜でもXの刻みが練習できます。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

High Gainを見る Bassを見る

ZOOM G1X FOUR/B1X FOUR(マルチエフェクター)
歪み・ディレイ・アンプの音などが1台に。リズムマシン入りで、ドラムに合わせて刻みの練習ができます。G1X FOURはギター用、B1X FOURはベース用です。
価格・在庫はリンク先でご確認ください

G1X FOURを見る B1X FOURを見る

練習する曲の順番の例

  1. Forever Love:一音一音を長く、きれいに伸ばす練習に。
  2. Rusty Nail:ピックのダウンとアップを、同じ強さでそろえる練習に。
  3. 紅:静かな始まりから一気に速くなるところで遅れないように。
  4. Stab Me In The Back:Xでいちばん速い曲。最後の目標に。
バンドスコア・ピアノの楽譜・メトロノーム・弦
譜面で曲を書くYOSHIKIの曲は、こちらも楽譜で確かめるのが近道。ピアノの楽譜を見ると、バラードで避けたい音も分かります。

X JAPANのスコア ピアノの楽譜 メトロノーム ギター弦 ベース弦

用語ミニ辞典

刻み
同じ音やコードを細かく続けて弾くこと。Xの速い曲の土台。
ツインギター
ギター2人の編成。X JAPANではhideとPATA、のちにSUGIZOとPATA。
リードギター
ソロやメロディを受け持つギター。
ブリッジミュート
右手を弦に軽く当てて弾き、音を短く切る弾き方。
ハムバッカー
コイルを2つ並べたピックアップ。太くてノイズの少ない音。
スラップ
親指で弦をたたき、指で引っぱってはじく弾き方。TAIJIが得意とした。
プリアンプ
アンプの前で音を整え、太さや歪みを足す機材。
スネア
ドラムセットの真ん中の「パン」と鳴る太鼓。

X JAPANのメンバー

このブログでは、X JAPANのメンバーを1人ずつ取り上げていきます。記事ができたら、ここからリンクします。

YOSHIKIドラム・ピアノ・作曲。リーダー
この記事
Toshlボーカル
記事を読む
hideギター(1987〜1997年)。1998年5月2日、33歳で死去
記事を読む
PATAギター(1987年〜)
記事を読む
HEATHベース(1992年〜)。2023年10月29日、55歳で死去
記事を読む
TAIJIベース(〜1992年)。2011年7月17日、45歳で死去
記事を読む
SUGIZOギター・バイオリン(2009年〜)
記事を読む

61人を一覧で比べる:アーティストモデル早見表(本人の機材と当店の在庫)

ほかの記事:Toshl(X JAPAN)/hide(X JAPAN)/PATA(X JAPAN)/HEATH(X JAPAN)/TAIJI(X)/SUGIZO(LUNA SEA・X JAPAN)/KIYOSHI(hide with Spread Beaver)/J(LUNA SEA)/Toshiya(DIR EN GREY)/松本孝弘(B'z)/布袋寅泰(BOØWY)/ka-yu(Janne Da Arc)/KAZUMA(SIAM SHADE)/GISHO(PENICILLIN)/tetsuya(L'Arc〜en〜Ciel)/ken(L'Arc〜en〜Ciel)/HISASHI(GLAY)/TAKURO(GLAY)/JIRO(GLAY)/INORAN(LUNA SEA)/you(Janne Da Arc)/DAITA(SIAM SHADE)/NATCHIN(SIAM SHADE)/鮎川誠(シーナ&ロケッツ)/高中正義(ギタリスト)/Char(ギタリスト)/青木智仁(ベーシスト)/亀田誠治(東京事変)/平沢進(P-MODEL)/千聖(PENICILLIN)/アッコ(GO!GO!7188)/フルカワミキ(SUPERCAR)/アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/ルーク篁(聖飢魔II)/hyde(L'Arc〜en〜Ciel)/松井常松(BOØWY)/ユウ(GO!GO!7188)/ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/薫(DIR EN GREY)/中村弘二(SUPERCAR)/長岡亮介(東京事変)/Die(DIR EN GREY)/いしわたり淳治(SUPERCAR)/椎名林檎(東京事変)/チバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)/稲葉浩志(B'z)/TERU(GLAY)/I.N.A.(hide with Spread Beaver)/氷室京介(BOØWY)/向井秀徳(NUMBER GIRL・ZAZEN BOYS)/田渕ひさ子(NUMBER GIRL)/RYUICHI(LUNA SEA)/真矢(LUNA SEA)/中尾憲太郎(NUMBER GIRL)/今井寿(BUCK-TICK)/三輪テツヤ(スピッツ)/EMMA(THE YELLOW MONKEY)/生形真一(ELLEGARDEN)/田原健一(Mr.Children)/横山健(Hi-STANDARD)

まとめ

YOSHIKIは、X JAPANのドラムとピアノを受け持ち、曲のほとんどを書いてきたリーダーです。とても速い曲と、ピアノとオーケストラのバラード。その2本の柱の中で、hide・PATA・SUGIZOのギターと、TAIJI・HEATHのベースが、それぞれの音で役目を果たしてきました。

YOSHIKIのドラムやピアノは手が届かなくても、ギターやベースなら今日からX JAPANの曲の中に入っていけます。まずはヘッドホンアンプとメトロノームで、速い刻みをそろえるところから始めてみてください。

X JAPANの曲を弾くギター・ベースを探している方へ

当店では、ネック・弦高・オクターブを調整してからお送りしています。メンバーごとの楽器と当店の在庫は、hide・PATA・HEATH・TAIJI・SUGIZOの各記事で紹介しています。

在庫一覧を見る

弾かなくなったギター・ベース、ありませんか?

当店はhideモデルやHEATHモデルなどのアーティストモデルをはじめ、エレキギター・ベースを買い取っています。ネックが反っている、つまみにガリがある、といった状態でもご相談ください。

買取について見る

参考にした資料

よくある質問

YOSHIKIはX JAPANで何を担当していますか?

リーダーで、ドラム・ピアノ・作詞・作曲の担当です。「紅」「ENDLESS RAIN」「Rusty Nail」「Forever Love」など、X JAPANの曲のほとんどを作曲しています。

YOSHIKIが使っているドラムは何ですか?

TAMAのドラムです。2014年の本人の寄稿によると、透明なアクリルの胴のセットです。スネアはTAMAのシグネチャー・モデル「XY146」、シンバルはZildjianです。

YOSHIKIのピアノは何ですか?

カワイの透明な「クリスタル・グランドピアノ」です。2024年1月には、約10年愛用したCR-40Nをチャリティー・オークションに出し、能登半島地震の支援に寄付しました。

X JAPANの曲は全部YOSHIKIの作曲ですか?

ほとんどはYOSHIKIですが、hide(CELEBRATION・Joker・SCARSなど)、TAIJI(Desperate Angel・Voiceless Screamingなど)、PATA(White Wind from Mr. Martin)、HEATH(WRIGGLE、PATAと共作)が作った曲もあります。

YOSHIKIの曲をギターで弾くコツは?

速い曲は、一音一音の大きさと長さをそろえるのが先です。メトロノームでゆっくりから始め、ブリッジミュートで音を短く切ります。バラードは歪みを控えめにして、音を長く伸ばします。

YOSHIKIの曲をベースで弾くコツは?

速い曲はピックで弾き、ドラムに音の始まりを合わせます。バラードは弾く音を減らし、長い音で歌を支えます。HEATHは主にピックで弾き、TAIJIはスラップも得意でした。

YOSHIKIのクラシックの作品には何がありますか?

1993年の『Eternal Melody』は、ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティンのプロデュースです。奉祝曲「Anniversary」(1999年)、ゴールデングローブ賞のテーマ曲(2012年)も作曲しています。

シルバーウルフでYOSHIKIの楽器は買えますか?

当店はギター・ベースの店なので、ドラムやピアノは扱っていません。X JAPANのギター・ベースのパートを弾く楽器は、在庫一覧と、hide・PATA・HEATH・TAIJI・SUGIZOの各記事で紹介しています。

在庫一覧をすべて見る →